近年、焼き芋専門店やスーパーなどで焼き芋を目にすることも増えましたが、その甘い香りに誘われてついつい買ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
寒さが増してきたこの季節、やはり食べたくなるのがほくほくのお芋ですね!
そこで今回紹介するのは、人気の芋スイーツのお店です。
人気商品は、早い時間に売り切れになることもあるのだとか。さらに、単なる芋スイーツ専門店ではなく店主自慢のもう一品の看板商品が......!早速ご紹介します。
いもあめと鶏からあげが自慢!「いもあめごとう」
佐賀市内の閑静な住宅街の一角に2023年4月にオープンしたお店が「いもあめ ごとう」です。お店を訪れると店主の後藤さんが笑顔で出迎えてくださいます。
早速店内に入って注文を。店名の通り、メニューはプレーン・きなこ・抹茶・黒胡麻の4種類のいもあめと、まさかの鶏からあげ(プレーン・うま辛)2種類です!
いもあめ店の作る唐揚げとは、とても気になりますね。せっかくなので4種類のいもあめ詰め合わせと、からあげ2種類のどちらも注文してみます。
"唐揚げは今から揚げますので少々お待ちください"とのことだったので、店内を見ながら待ちます。
店内には大きな冷凍庫があり、冷凍で持ち帰れるいもあめが売られています。遠方から買いに来る際や、年末年始のお菓子に保存をしておきたいという方にはありがたいですね。
そして気になったのが「ミカタオニモナカ」と書かれたオニ型の商品。
こちら店主に伺ってみると、さつまいもと生クリームがたっぷりと入ったアイス風芋もなかで、最近まで期間限定で出されていたそうです。只今は中身を一新した新商品を開発中とのことでしたので、販売開始されたらぜひ行ってみたいと思います!
名物「いもあめ」を実食!
先に芋あめが出来上がりました!蓋を開けるとてりってりの4色のいもあめが入っています。
まずはプレーンをいただきます。一口食べるとあめのパリッとした食感と甘い香りが口いっぱいに広がります。そして中のお芋はさっぱりとした甘さでアメとの相性が抜群。
続いてはきなこ味。きなこの風味がいもあめをより和風テイストにしてくれています。一緒についてくる黒蜜をかけていただくと、黒糖の濃密さときなこの風味が相まって、より芋本来の甘味を引き立たせてくれています。
お次は黒ごま。黒ごまがまぶされたいもあめは、すりつぶした黒ごまを贅沢に使うことで胡麻の良い香りが鼻から抜け、その後やってくるいもあめの甘さをよりさっぱりと感じられます。
最後に抹茶をいただくと、ほろ苦い抹茶が飴の甘味とよく合っていて、お茶といただきたくなるちょっぴり大人なお味です。
いもあめに使われているさつまいもは小国シルクスイートという品種で、しっとりなめらかな口当たりが特徴とのこと。甘いあめと芋のバランスがよく考えられています。
素朴な質問ながら、なぜ"大学芋"ではなく"いもあめ"なのか店主へ伺うと、大学芋はみりんや醤油など様々な調味料を使って作るイメージがあり、それとは異なり「いもあめごとう」では砂糖と水だけであめを作り、揚げたさつまいもへ絡めているからだそう。
砂糖だけのシンプルなあめだからこそ引き立つ、さつまいも本来のすっきりとした甘さが感じられるのだと納得のお味でした。
隠れた看板商品「鶏からあげ」
続いては、二つ目の看板商品「鶏からあげ」です。その一つ一つの大きさに驚き!
大人の拳程の大きさがあり食べ応え十分です。
これには店主の思いやりが込められており、「路地裏の分かりにくい場所までわざわざ足を運んで買いに来てくださったからには、満足してもらえるようなからあげを提供したいから。」と話されていました。
早速揚げたてのプレーンを一口いただくとしっとり柔らかな肉質ながらジューシーさもあり、ついつい一つ二つとお箸が進んでしまう美味しさ。
うま辛味は、はじめフルーティな甘味と唐辛子の旨味を感じますが、ピリリときいた花椒が後を引く辛さでビールなんかと合わせても最高です!
からあげもいもあめに負けず劣らずなお味で、からあげ目当てに買いに行く価値ありな一品でした。
店主曰く、「いもあめとからあげどちらも自信があり、初めはどちらかのお店にするか迷っていた。しかしながらどちらもやってみても面白いんじゃないかと思った。」と仰っていました。
この美味しさは口コミで多くのお客さんにも伝わり、イベント等へ出店してもすぐに売り切れになってしまうほどの人気です。店頭で購入する場合は、お待たせしない予約がおすすめとのことです!(予約は電話か店頭で承っています。)
これは今のうちに一度足を運んでみることをお勧めします!
最後に......
いもあめごとうのパリッとしたいもあめ、サクッと食感のからあげを食べるとクセになること間違いなしです!おかずの一品や手土産に、いもあめごとうを訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | いもあめごとう |
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住所 | 佐賀県佐賀市東佐賀町2-12 |
電話 | 050-3479-0873 |
営業時間 | 11:00~19:00 ※1/5より 10:00~17:00 月曜定休日 |
公式SNS | Instagram: @imoame_goto |
地図 |
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EDITORS SAGA 編集部 中島