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うれしの茶を飲み比べ!大切な人に贈るグリーンレターをよりたくさんの人達へ team 三根 お試し地域づくり活動 PR

1月14日に行われた三根さんのお試し地域づくり活動は『グリーンレター』のお茶を飲み比べ、三根さんからお茶の特徴や違いを学びながら、グリーンレターの課題や新たな展開を見つけるというもの。

三根さんたちが作るお茶を飲み比べながら様々な意見を出し合いました。

味に色味に全てが違う!12種類の『グリーンレター』を試飲

始めに『グリーンレタープロジェクト』のお茶12種類の飲み比べを行いました。

三根さんにお茶を淹れてもらいながら、お茶の種類や淹れ方や温度、製法なども教えてもらいました。

試飲は、"ただ飲む"のではなく、品評会で実際に行われている試飲方法を教わり、実践します。

まず、各自1つずつ湯呑とスプーンを持ち、淹れていただいたお茶をスプーンですくい、湯呑に注ぎます。そして空気を含ませながら吸い込むように口に入れることで、香りや後味だけでなく、そのお茶のもつ渋みなどもしっかりと感じられるというもの。

実際に飲み比べてみると同じ緑茶でも濃さや甘味などの味が違うことがしっかり伝わり、そんなお茶の奥深さに参加したネクストローカリストも興味津々でした。

12種類のお茶を一度それぞれ試飲した後は、飲み方も変えながらさらに飲み比べ。

また、現在、三根さんたちが開発中のお茶に合わせるスイーツも登場し、スイーツの試食をしつつ、どのお茶が合うかも考えながら何回も試飲を繰り返しました。

よりたくさんの人に使ってもらうために

試飲の後は、実際にグリーンレターを手に取りながら、3つの話題について意見交換を行いました。

1つ目はパッケージについて。実際にお茶を飲んでみて、グリーンレターを見て気付いたことを掘り下げていきました。例えば、お茶の種類が一目でわかるものが良い、「生産者の声」をもっと推したい、知りたいという意見や、情報を減らして、お茶の味を伝えるものを記載したらどうかといった案などが上がりました。

2つ目の話題は販売時のディスプレイの方法。「お茶の種類や味わいなどを分け、手に取る人にわかりやすくするにはどうしたらいいか」といった話に、お茶の色の濃さや味が「強い」と「優しい」などわかりやすい指標で作ったグラフやチャートのポップを作ってみると、お茶に知見がない人でもわかりやすくなるといった意見などが上がりました。

3つ目は「グリーンレターをもっと手に取りやすくするために」という話題。手紙を書くこと自体、ハードルが高いかもという意見から、「ありがとう」といった一言が書かれたステッカーを作成して選べるようにすることで、手紙を送るというハードルが低くなるといった意見が出ました。他にもお茶を蒸らす時間に読めるようなメッセージや豆知識を同封できるようにするなど、グリーンレターを受け取った人がプラスで楽しめる要素を含めても面白いといった案が出ました。

最後に

お試し地域づくり活動の最後には、実際にグリーンレターを"誰か"に贈ることに。

今回参加した河村さんは、アルバイト先の常連のお客さんにグリーンレターを送ることにしました。グリーンレターのお茶を試飲して、そのお客さんが好みそうなお茶、贈りたいお茶を真剣に選びます。

「このようにお茶を飲み比べるのはなかなか体験できないので、貴重な体験ができたと思います。今日教わった内容は、誰かに伝えたくなるものばかりで楽しかったです。ぜひまた参加したいです」と河村さん。

三根さんは「私たち茶農家ではない、消費者の視点での意見が貰えたので、新鮮でした。また開催して、色々な人の意見を取り入れていきたいですね」と笑顔。

その道の専門家だからわかること、専門家でないから気付くこと。それぞれから出るアイデアの掛け合わせがまた新たな化学反応を起こしてくれそうです。


文章・写真:相馬 千恵子
写真一部提供

EDITORS SAGA編集部

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