佐賀大学芸術地域デザイン学部生による学生編集部がEDITORS SAGAに登場!
連載『GECHIDE』では、愛称"げちで"で親しまれている芸術地域デザイン学部生の活動をお届け。
知れば知るほど面白く、奥深い。今の大学生は、どのようなことに興味を持って挑戦しているのだろうか。
交流会×ファッションショー
佐賀大学芸術地域デザイン学部生の交流会としてファッションショーが開催されるという噂を聞きつけ、イベントに参加してきた。
その名も『新!!モモイロトカゲ』。
今回は主催者のお話や当日の様子をお伝えしたい。
学部生交流会『モモイロトカゲ』とは?
始まりは1987年。今の芸術地域デザイン学部の前の特設美術科(特美)の頃に始まったもの。美術科の中に数人、綺麗な顔の男の人がいて、その人達を女装させたら面白いかも!と始めたのがきっかけであった。
当時は大学祭でバザーをしていたが、普通のバザーでは面白くない。そこで女装をした男性が店員をして、一風変わったものを作った。それが自然に受け継がれて年中行事になっていった。
主催は、学部2年生西洋画専攻の河塚彩和(かわつ・かさな)さん。
コロナ禍で減ってしまった学生同士の交流のきっかけになればと、今回のイベントを企画。
特美時代に在学されていたお父様からの思い出話で『モモイロトカゲ』に出会い、時代ごとに変化してきたという『モモイロトカゲ』を現代に合うようにリメイクした。
「変身って楽しい!!」いつもと違う自分に出会える場所に
イベントの最初にはファッションショーが行われた。
さまざまなファッションに身を包んだモデルの方達がステージをウォーキング。
各々がコンセプトである"変身"を楽しんでいた。
"マシュマロタワー"で、コースをまたいだ交流を
<p学部内には『芸術表現コース』と『地域デザインコース』がある。
しかし、同じ学部でありながら、2つのコースの繋がりはかなり薄い。
今回のイベントでは、ファッションショーの後に、コースや学年関係なく交流を深めるために、グループワークが行われた。
グループワーク内容は、マシュマロと竹ひごを使ってグループごとで高さを競う"マシュマロタワー"。
参加者たちの中にも、普段と違った自分を楽しむ姿が見られる。
マシュマロタワーを積み上げて「これはデッサンだ!」という"げちで"らしい会話も飛び交っていた。
「変身」をもっと身近に
学部内交流会としてだけではなく、学部を超えて純粋に"変身"を楽しむイベントを作りたいと河塚さんは意気込んでいる。彼女以外の運営やモデルも皆佐賀大学生である『新!!モモイロトカゲ』。今後もどんな"変身"が観られるのか注目していきたい。
次回は佐賀大学の学園祭と同時期に開催予定。
場所は未定。
(イベント開催に適した場所を探しているので情報があればぜひご連絡を!)
期日・会場詳細
イベント名 | 新!!モモイロトカゲ |
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日程 | 2022年5月25日 17:00〜20:00 |
場所 |
〒840-0826 佐賀市白山2丁目7-1 |
公式Twitter | https://mobile.twitter.com/momoiro_progect |
企画・取材・カメラマン・執筆 轟木祐衣