唐津市の国道202号線沿い。
鏡山のふもと。虹の階段すぐそばにある猫と人のためのお店「紬 -tsumugu-」
1階は麹を使った身体に優しいランチが食べられるカフェ。2階は保護猫と触れ合えるねこスペース。
「猫と人の幸せを願って」クラウドファンディングを行い多くの方の支援を受け、オーナー井上さんが2024年1月にオープンしました。
あえて主張しない外観
国道に面しており、ちょうどお店前の信号に止まったときには、「猫とふれあえるスペースあります」の文字を確認することができます。
ただ、大きな看板はないため、カフェがあると教えてもらわないと通り過ぎてしまうことも、あえて目立つ看板をだしていないのはオーナー井上さんのこだわり。
必要な人に気づいて、訪れてほしい、そんな隠れ家的な要素があります。
玄関で靴を脱ぐスタイルです。
玄関先には野菜やクッキーも販売されています。
もちろん、ここだけの利用もOK。商品を持って、レジまで進んでください。
座席は高いテーブルも低いテーブルもあり、お子様スペース、書籍・漫画コーナーまであります。
身体が喜ぶ麹ランチ『カフェ紬』
カフェ紬の特徴はなんといっても「麹調味料」をふんだんに使ったメニュー。
麹カレーに麹からあげ、生姜麹雑炊⋯とメニューのほとんどの味付けに「麹調味料」が使われています。
看板メニューの玉ねぎ麹を使った麹カレー
麹カレー ¥700 (画像は麹からあげ¥300をトッピング)
見た目はキーマカレーのよう。家庭のカレーともインドのカレーとも違う香り。
こちらの麹カレーには玉ねぎ麹が使われています。
玉ねぎ麹とは、麹と玉ねぎと塩で作られたもので、コンソメの代わりとしてよく使われます。
麹カレーは野菜の水分で煮込む無水調理ですので、野菜の甘さがぎゅっと詰まってお子様でも食べやすい辛さになっています。
野菜や麹が混ざり合い、今まで食べたことないような、なんとも深い味わい。
身体も発酵食品のよさを感じるのか、食べ終わるとほっと肩の力がほぐれるような気持ちになります。
麹の旨みを活かしたつむぐ御膳
つむぐ御膳 ¥1,300
こちらは麹調味料がたっぷり使われているおかずが5つと味噌汁・ごはんのセット。
今回は麹からあげがメインのおかずでした。(メインおかずは日替わりです)
麹からあげは麹の力なのか、お肉がやわらかく、あと2、3個食べたくなります。
ポテトサラダには玉ねぎ麹が使われていて、すごくおいしいんです!これも麹調味料で作れる味なのか!と麹調味料の活用の幅を感じられます。
麹調味料だから「独特の香りがするじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「麹調味料で味つけを行っています」と先に言われていなければ、私は全然「麹調味料」だと気づけないです。
カフェメニューも充実
甘酒ショコラや無添加アイスなど、食べても罪悪感がなさそうなメニューが豊富。
食事だけでなく、カフェとしても行きたいお店です。
身体のために「麹」を選択
今の時代、わざわざ麹調味料を作られる方は少ないのではないでしょうか。
便利な調味料があふれる現代に、あえて井上さんは時間をかけて麹調味料を手作りされ、料理に使われています。
そんな「手間」の価値に気づいたのは、子育てを始めてから。
子どもの体質改善のために食生活を見直そうと決め、身体に良いものを調べるなかで「麹」に出会われたそうです。
カフェでも家庭でも麹をメインに身体が喜ぶ食事作りに取り組まれています。
カフェ紬で食事をされたあと、おうちでも麹調味料を使ってみたいな、と思われた場合は玄関に麹調味料が販売されていますので、その日から麹調味料デビューができます。自分でも麹調味料を作ってみたい!と思う方には毎週、井上さんと一緒に麹調味料を作るワークショップもカフェ内で開催されています。気軽にスタッフさんにお声掛けくださいね。
保護猫スペース「MiiHOUSE」
紬 -tsumugu-の2階が保護猫スペース「MiiHOUSE」です。
2階のみの利用ももちろんOK。時間制限なし。
2階のみの場合は猫たちの食事や日用品代のために、ワンドリンクにご協力をお願いしますとのことです。小学生以下も保護者の方と一緒にご利用可能です。
予約不要で入ることができ、カフェの利用前後でも立ち入ることができます。スタッフの方にお声掛けして、ぜひ覗かれてみてください。
「MiiHOUSE」は猫カフェではなく、保護猫スペース。
私が訪れたときには27匹の猫たちが暮らすシェアハウスにお邪魔させていただいたような不思議な気持ちがしました。
猫と暮らしたことがない私にとっては、猫と暮らすってこんな感じなのかな、と家での猫たちと暮らす様子を想像できるような場所に感じました。
猫におやつをあげたいときには猫のおやつであるチュールを1本100円で購入できます。たくさんの猫たちが食べられるように小皿に出して、食べさせてあげてくださいね。
猫たちの姿を見るだけで自然と笑顔になる不思議な心地。ぜひ、味わってほしいです。
ねこスペースは写真もSNSへの投稿もOK。ルールを守って、猫たちとの時間を楽しまれて下さい。
保護猫
ここにいる猫たちは、何かしら理由があって集まっています。
訪れたとき、猫たちはみんな元気な様子でしたが、最初来たときにはすごく弱っていた猫も多かったそうです。
病院に連れて行ったり、お世話をしたり、ただ「猫が好き」なだけではやっていけないような時間やお金もたくさんかかっているのだそう。
井上さんは、「将来的に飼い主のいない猫を減らすこと」を目的として保護猫活動をされています。
やせ細っていたり、人への問題が出てしまっている猫を引き取っては、去勢手術を受けさせたあと、地域猫として地域へ返したり、猫を飼いたいという人への縁つなぎをされています。
地域猫として地域に返される猫は去勢手術が終わっている証として、耳が切られて桜の花びらのような形になっています。このようになっている猫を「さくらねこ」と呼ぶそうです。
これから先子孫を残すことのできない猫。それを知っているか知らないかで猫への見方も変わると、井上さんとの話の中で気付かされました。
紬 -tsumugu-は、保護猫たちをぜひおうちに迎え入れたいと思われている方とのこ゚縁つなぎの場でもあります。
ご希望の場合は、スタッフの方にぜひご相談ください。
紬 -tsumugu-のこれから
カフェであり、保護猫を見守る場所でもある紬 -tsumugu-。
井上さんの想いが詰まったこの場所。必要としている人にこの情報が届いてほしいです。
私は、カフェで過ごしている時間で「身体が喜ぶ食べ物ってどんなものかな」、「地域に住む猫との共存ってこのままでいいのかな」と考えさせられました。
「今のままでいいのかな」と自分の生活を振り返られるそんな場所。
忙しいを理由に、『変えない毎日』を過ごしていたら、きっと先も変わらない日々。それか、困った日々がもしかしたら来るかもしれない。ちょっと立ち止まって考える時間を過ごすのに、紬 -tsumugu-は一役かってくれそうです。
紬 -tsumugu-は、イベントへの出店、ワークショップや保護猫譲渡会の開催とこれからも幅広く活動予定です。
おいしい野菜やお米を購入することもできますので、お知らせを受け取るために、インスタグラムをフォローして情報をキャッチしてくださいね。
| 店舗名 | 紬 -tsumugu- 1F:カフェ紬 2F:MiiHOUSE(ねこスペース)*保護猫情報も随時更新 |
|---|---|
| 住所 | 佐賀県唐津市浜玉町浜崎2432-1 |
| 営業時間 | 11:00〜18:00 (保護猫スペースは12:00〜17:00) |
| 定休日 | 月・火 |
| 駐車場 | 店舗向かって左に3台 |
| 公式サイト | https://tsumugu115.crayonsite.info |
| 公式SNS |
Instagram:【カフェ紬】@oisii.yasai 【MiiHOUSE】@miimeme2021 |
| 地図 |
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