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世界の映画祭で高評価!佐賀映画制作プロジェクト『つ。』 イオンシネマ佐賀大和にて劇場公開!

「地方で起こるムーブメントや創作活動を世界に届けたい」「地域で活躍する方を応援したい」。

佐賀映画制作プロジェクト『つ』は、地域の人・魅力を発掘し、発信するもの。

佐賀でしか撮り得ない風景、空気、人をふんだんに取り込み、佐賀県の魅力を作品を通じて世界に届ける映画制作プロジェクトです。

<2023年11月11日(土)12:30~の上映終了後、舞台挨拶決定!>

逃げてもいい、負けてもいい、生きづらさを抱える全ての人に贈る「曇り空」の青春映画

佐賀映画制作プロジェクトチームが製作した長編映画「つ。」(監督:Ü Inose)が、いよいよ2023年11月10日(金)よりイオンシネマ佐賀大和にて劇場公開されることが決定しました。

ぜひ、多くの方にこの映画を観てもらいたい。
そして、一人一人が抱える今の気持ちや、昔の思い出や、これからへの想いなど、多くを感じ、一瞬でも自分の世界に、浸っていただけたら嬉しいです。

この日を迎えるまで、撮影から公開まで、本当に長かったと公開を噛み締め、振り返っています。山中のシーンでは、低体温症にならないように、バケツリレーをしながらお湯を運んだり、裏話には尽きない過酷な現場でした。
そして、佐賀の美しい景色に心を奪われ、佐賀の魅力を再発見する撮影でした。

映画の完成からは、映画を知ってもらうために何ができるか毎日考え、時にスタッフがぶつかり、それでも多くの人に映画を届けたい一心で今日まで進んできました。

公開まで1ヶ月を切ってからは、多くの佐賀の方と出逢い、映画の告知をきっかけにお話しすることができました。
人の温かみを感じるのは、きっとこういう時なんじゃないかなと、公開までの目まぐるしい毎日に笑顔が溢れる瞬間でした。

タイトルの「つ。」とは佐賀の方言で「かさぶた」のこと。

ままならない日常から逃げ出した主人公が自分の居場所を求め、悩み、空っぽになって傷ついた先にできたかさぶた。そこには「傷を負うことが新しい自分をつくる」というメッセージを込めました。

上手くいかない日常や、他人との比較、将来への不安など、本作は生きづらいと感じている全ての人へ向けた、逃げることや負けることを肯定する「曇り空」の青春映画です。

私たちの想いが詰まったこの映画、ぜひ一人でも多くの皆様に届きますように。

<ストーリー>

佐賀県の片田舎に住む高校三年生、副島祐樹は大学受験を控え、上手くいかない人間関係や成績不振、出来の良い弟と比較される日々に悶々と焦りを募らせていた。そして迎えた大学入学共通テストでカンニングしたことがバレた祐樹は、全てを捨てて深い森へと逃げ込む。
そこで出会ったのは、自己責任の名の下に、押し付けられたルールのない世界で生きるために川の水を汲んで運び、山の獣を狩って自給自足の暮らしを営む数奇な人々のコミュニティ。野良妊婦のソル、コミュニティで生まれ育ち力比べだけに情熱を燃やすアキ、両親に愛されなかった心の傷を隠してセックスに逃げようとするサクなど、欠陥だらけで変人揃いの曲者たちとの共同生活を通して、祐樹に少しずつ変化が見られていく......。

【上映館】

施設名 イオンシネマ佐賀大和 (イオンモール佐賀大和 敷地内)
住所 〒840-0201 佐賀県佐賀市大和町尼寺2965番 イオンモール佐賀大和
地図

【クレジット】

タイトル「つ。」/ 87分 / カラー
脚本・監督:Ü Inose(ユウ イノセ)   
総合プロデューサー:笠原 徹 
出演:山下万希、西谷星七、山田結月、石橋征太郎
コピーライト:© 2023 佐賀映画制作プロジェクトチーム
配給:株式会社ミカタ・エンタテインメント

【最新予告編】

【Ü Inoseプロフィール】

1983年生まれ。カリフォルニア州立大学ノースブリッジ校で映画制作を学んだのち、巨匠アレクサンドロ・イニャリトゥの所属するAnonymous Content社にインターンとして採用されキャリアをスタートさせる。バイリンガル能力を活かして関わった作品には「アネット」「ブレット・トレイン」「インベージョン」「シン・ゴジラ」「海を駆ける」等があり、監督・脚本作品では地方創世大賞優秀賞を受賞した「SA GA LAND」やドラマ24「シガテラ」等がある。

【佐賀映画制作プロジェクト「つ。」とは】

 世界で活躍するプロの映画人と、業界未経験の地元学生や佐賀県ゆかりのスタッフで共同製作した、メイドイン佐賀の地域発信型ムービー

本作品は、「地域と都市のクリエイティブの垣根をなくす」ことをプロジェクト目標に、世界で活躍するプロの映画人と業界未経験の地元学生や佐賀県ゆかりのスタッフにより共同製作された長編映画です。全編佐賀県内ロケを行い、佐賀にゆかりのある人々がキャストとして出演しています。地方都市らしい日本情緒が溢れる、素朴でノスタルジックな佐賀の風景とともに織りなす日々の暮らし。その中で、主人公の繊細で痛々しい苦悩が描かれています。

「シン・ゴジラ」の助監督をはじめ国内外のCMやドラマを手がける監督・Ü Inose がメガホンを取り、指導を重ねながら学生スタッフたちと共に作り上げた映画は、今までにない佐賀の魅力が溢れる作品となり、セビリアIndie映画祭で助演女優賞とアクション映画賞をW受賞、FICIMADにて最優秀映画編集賞、ARFF Paris International Awardsで最優秀作品賞、そしてMadrid Film Awardsの最優秀脚本賞など、世界各国の映画祭で高評価を得ています。

【主な受賞】

  • セビリアIndie映画祭:助演女優賞とアクション映画賞をW受賞
  • カンヌコンチネンタル映画祭:撮影賞受賞、監督賞ノミネート
  • Vienna International Film Competition:ベストインディペンデント映画賞
  • Oz Indie FIlm Festival:Best Action Film部門 銅賞
  • FICIMAD(Madrid International Independent Film Festival):最優秀映画編集賞
  • ニース国際映画賞:6部門ノミネート
  • Ivrea Film Screening(イタリア):作品賞受賞
  • ARFF Paris International Awards:最優秀作品賞受賞
  • ボンダンス国際映画祭(佐賀県嬉野市):正式出品決定
  • トリノ映画祭:正式出品決定
  • ライジングサン国際映画祭(北九州市):正式出品決定

他多数 

製作:佐賀映画制作プロジェクトチーム
幹事会社:株式会社ハレノヒ
制作: Tokyo Colours

佐賀映画制作プロジェクト

佐賀映画制作プロジェクト「つ」

佐賀映画制作プロジェクトは、地域の人・魅力を発掘し、発信、強化。佐賀でしか撮り得ない風景、空気、人をふんだんに取り込み、佐賀県の魅...

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