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「器」と人が出会う機会を 嬉野町吉田で「毎月陶器市」が開催!【2021年2月まで】

こんにちは!嬉野エディターの松本です。

嬉野町には肥前吉田焼うれしの茶嬉野温泉とそれぞれ数百年以上受け継がれている産業があります。今回はその中から肥前吉田焼に関するイベントをご紹介します!

今年に入ってさまざまなイベントの中止が相次ぎ、器の販売機会が減少。

器と人が出会う機会も例年に比べ少なくなっていることを受け、2020年7月から2021年2月(12月を除く)の連休を利用して「毎月陶器市」が開催されることとなりました。参加しているのは肥前吉田焼や嬉野町吉田にある窯元です!

8月の毎月陶器市

日程:2020年8月8日(土)~8月10日(月・祝)

時間:9時~17時

会場:肥前吉田焼窯元会館や各窯元のギャラリーなど

お問い合わせ:肥前吉田焼窯元協同組合 TEL 0954-43-9411

8月の参加窯元をご紹介します♪

※写真は7月開催の様子で、販売内容は変更となる場合があります。

肥前吉田焼窯元会館 駐車場には「副武製陶所」「辻与製陶所」「三根製茶」が出店しています。肥前吉田焼窯元会館も通常営業中で、販売や絵付け体験などができます。

副武製陶所

ほのぼのした絵柄や思わず笑ってしまうユニークな絵柄が特徴の副武製陶所。

器の中に描かれた動物たち。子どもたちも喜びそう!

お相撲さんがユニークな動きをする絵柄も人気です。

辻与製陶所

染付、赤絵などの伝統技術を大切にしながら自由なものづくりにも挑む辻与製陶所。

手描きの絵は懐かしさを感じつつモダンな雰囲気も。

先日、辻与製陶所の工場におじゃましました!

この日は「みじん唐草」「蛸唐草」の絵付けが行われていました。

小さな香合に筆で絵付け。とても繊細な作業です!!!

職人の繊細で美しい技術が施された器をぜひ会場でご覧ください。

三根製茶(茶葉販売)

三根製茶は嬉野温泉街から少し離れた場所に「お茶ちゃ村」を展開しています。毎月陶器市にも茶葉販売で参加をされています。

こちらは茶葉とフレーバーを組み合わせた「JAPANESE TEA BOX」。全60種類あります!

器と一緒にうれしの茶のお買い物もお楽しみください♪

店舗名 肥前吉田焼窯元会館
住所 嬉野市嬉野町大字吉田丁4525-1  ※駐車場あり
公式サイト https://www.yoshidayaki.jp/
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江口製陶所

2020年7月は参加されていなかったので、過去撮影した写真でご紹介します!

▲写真は2018年1月20日撮影。

江口製陶所には2018年1月にリノベーションしたギャラリーがあります。(現在、窯元市に向けてレイアウトを変更しています)

▲写真は2018年1月20日撮影

工場内には時々、猫の「ショコラ」も現れます。最近では「猫用食器」の販売もスタートしているんですよ。毎月陶器市でも販売されます。

▲写真は2019年5月18日撮影

江口製陶所は湯飲みやマグカップ、お皿などの日用食器以外にもさまざまなアイテムがあります。カラフルでかわいいですよね。江口製陶所のホームページ内にオンラインショップもオープンしていますので、どんな商品があるのかチェックしてくださいね。

店舗名 江口製陶所
住所

嬉野市嬉野町大字吉田丁4753  ※駐車場あり

公式SNS

Facebook  https://www.facebook.com/eguchiporcelain/

Instagram https://www.instagram.com/eguchiseitoh_2/

公式サイト https://eguchiseitosho.jp/
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憲真窯

肥前吉田焼窯元会館から歩いて1分ほどの場所にあります。

憲真窯は25年前に始まった窯元で、有田陶器市などにも出店されています。

華やかな器は「和紙」を貼って作られているんです!

茶わんのサイズは大・中・小があるので親子で一緒に使えますね。内と外で色を変えてあり、こだわりやアイディアが光ります。

「ハート」の形をしたカップ。とてもキュート♪

食卓が明るく華やかに彩る器がたくさんありますよ。

店舗名 憲真窯
住所 嬉野市嬉野町大字吉田丁4512  ※駐車スペースあり
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副正製陶所

肥前吉田焼窯元会館から歩いて3分ほどの場所にあります。

工場の入り口そばで器が販売されています。

副正製陶所では「水玉彫り」の技術を使った「雲」の器がありました!

雲をよーく見ると「○(まる)」が並んでいます。

フリーカップは「白」だけでなく、淡く黄色がかった「アイボリー」もありました。暑い夏に冷たい飲み物をいれて使いたいですね。

副正製陶所は白い生地の器に優しい色合いの絵柄が特徴です。

店舗名 副正製陶所
住所 嬉野市嬉野町大字吉田丁4115
公式SNS Instagram https://www.instagram.com/soemasa2018/
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副千製陶所

会場は副千製陶所の工場のお隣。白いテントが張られています。肥前吉田焼窯元会館から歩いて3分ほどの場所にあります。

副千製陶所の「水玉」の湯飲みや急須など、どこかで目にした方も多いのでは。

最近はカラーバリエーションも増えています!

棚の上段に並んでいるのは、冷蔵庫に入るサイズの「水差しボトル」や「茶香炉」。「水差しボトル」は茶こしもついているので、そのまま水と茶葉を入れれば冷茶を作ることができます。「茶香炉」は上のお皿に茶葉を置いて、中にキャンドルを設置すると、ふんわりお茶のいい香りがします。

指輪やイヤリングなどのアクセサリーもありますよ~!

店舗名 副千製陶所
住所 嬉野市嬉野町大字吉田丁4116-14
公式サイト Instagram https://www.instagram.com/soesenseitousho/
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陶器問屋「ヤマダイ」

肥前吉田焼窯元会館から歩いて5分ほどの場所にあるのがヤマダイ(大渡商店)

こちらでは2016年からスタートした「吉田皿屋トレジャーハンティング」が体験できます!

中に入ると器、器、、、すごい数の器です......!ここには卸商社の歴代当主たちが買い付けた年代物の器が眠っています。宝探しの気分で器を掘り出そう!指定のカゴやバックに詰めてお持ち帰りすることができます。(梱包はセルフです)

バック(小)は5,000円コース、カゴ(大)は10,000円コースで制限時間は90分です。ロープが張られている場所は非売品ですのでご注意ください。

懐中電灯や軍手の貸し出しもありますよ。

店舗名 ヤマダイ(大渡商店)
住所 嬉野市嬉野町大字吉田丁4051
公式サイト https://owatari.com/
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谷鳳窯

会場は谷鳳窯にあるギャラリーです。駐車場もあります。

こちらには宮崎 祐輔さん、息子・宮崎 泰裕さん、娘・姉妹ユニット「ちえちひろ」の作品が展示販売されています。

宮崎 祐輔さんは1977年に谷鳳窯を開窯。かつて訪れたシルクロードに魅せられその思いを作品に込めています。

宮崎 祐輔Instagram https://www.instagram.com/tanihougama/

息子・宮崎 泰裕さんは土が持つ素材感を活かした独特な陶磁器が特徴です。

宮崎 泰裕Instagram https://www.instagram.com/miyazaki.yasuhiro/

娘・千絵さんと千尋さんの姉妹ユニット「ちえちひろ」は焼物制作やイラストレーターとして活動しています。2018年には初の絵本も出版。7月に訪れた際には絵本も販売されていました。

ちえちひろInstagram https://www.instagram.com/chiechihiro/

個人だけでなく、家族で作る作品も並んでいます。

「ねずみとラ」は宮崎 泰裕さんと奥さまのユニット。日常生活のアクセントに、という思いから食卓で使いやすい形や色の器が並んでいます。

ねずみとラInstagram https://www.instagram.com/nezumi.too_ra/

「道草」は絵付けを宮崎 祐輔さん、器の形成や釉薬の調合を泰裕さん、千絵さん・千尋さんはデザイン案を担当。各々の持ち味を生かし、家族で制作する器です。

道草Instagram https://www.instagram.com/michikusa.ceramic/

谷鳳窯は個人・夫婦・家族とそれぞれ違った個性が楽しめます。

店舗名 谷鳳窯
住所 嬉野市嬉野町大字吉田丁3861-1 ※駐車場あり
公式サイト https://www.ktknet.ne.jp/taniho/
地図

最初にご紹介した通り、「毎月陶器市」は来年の2月まで開催されます。9月の日程はこちら。

さいごに

山に囲まれ、豊かな田園風景と多くの窯元が残る嬉野市吉田。

吉田の風景に癒されながら、新しい器との出会いをお楽しみください。

ローカルフォトグラファー

松本 聡子

1984年 鹿島市出身、嬉野市在住。図書館司書、CATV、嬉野市の情報発信業務を経て「ローカルフォトグラファー」の活動を志す。主な...

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