2022.06.21 更新
こんにちは。
キャンプインストラクターの大坪紗耶です。
前回の投稿から少し間が空いてしまいました。新型コロナウイルス感染防止の自粛期間中はお家の敷地にテントを張り、バーベキューをしたり、野草採取したり、自宅アクティビティを楽しんでいました。
さて、今回久しぶりの宿泊キャンプへ行ってきましたのでご紹介いたします。
今回の宿泊サイトは......?
佐賀県小城市芦刈(あしかり)町にありますキャンプ場へ訪れました。
ここに決めたのも新型コロナウイルスの感染予防は念頭に置きながらも、自宅キャンプとは違うキャンプがしたくなりなり「外に出よう!!キャンプしよう」と突如思ったから。早速、自宅のある佐賀市から近いキャンプ場を探し、当日予約完了。
その名も
『海遊ふれあいパークオートキャンプ場』
ここが本日の宿泊サイトです!
そうと決まったら、コンテナバッグに荷物を詰めて思い立ってから30分足らずで出発。
今回はノープランキャンプということで、キャンプの醍醐味炭おこしやBBQはせず、荷物は最小限に抑え、持ち物は飲料水と簡単な食べ物、そしてお酒☆
またワーケーションとしても利用を考えていたので、ノートパソコンを持っていきました。
荷物は最小限で、いざ出発!
海遊ふれあいパークオートキャンプ場は、国道444号線沿いに建っているムツゴロウの広告塔から1つ目の曲がり角を右折。その後、しばらく直進すると左手にムツゴロウの形をしたトイレが見えてきたら突き当りを左折。
ムツゴロウの形をしたトイレがこちら。
キャンプ利用者もこちらのトイレを使用します。
※ムツゴロウとはハゼ科に属する魚の一種で潮が引いた干潟の上で生活する魚として知られ、有明海のシンボル的な存在です。オスはメスにプロポーズするため盛んにジャンプを繰り返し、その瞬間がシャッターチャンスらしいです。確かにネットで調べると大抵のムツゴロウの写真がジャンプ姿でした。ほうほう。
ペアのムツゴロウを左折すると駐車場入口に案内板を発見!
海遊ふれあいパーク 施設案内掲示板
ここ海遊ふれあいパーク内の干潟体験場では、干潟の泥に触れたり、ムツゴロウなどの干潟の希少動物を間近でウォッチングできるそうです。世界唯一のムツゴロウ・シオマネキ保護区なのだそう。そんなたくさんのムツゴロウセクションに囲まれた中にオートキャンプ場はあるようで、ムツゴロウに後ろ髪を引かれつつも、ムツゴロウ体験はまたの機会に......。
いよいよキャンプスタート!
ピョンタという小ぶりな直売所で受付を済ませ、たまたま到着したトラック市場さんで夏バテ防止のキュウリや果物を購入し、いよいよキャンプスタート!
※現在『ピョンタ』は閉店しています。(2022.06.21)
私は炊事場に近い、オートキャンプ場B-7をチョイス。
初マイカーお披露目。キャンプにこんな小さい車で?って思った方も多いかと思いますが、女子キャンプ、ソロキャンこちらで充分です。
気温は34度。通常20分ぐらいでできるテント張りを、水分取りながらゆっくりと倍の時間をかけて。
お馴染み『スノーピーク アメニティドームM』を設営し完成。
こちらの海遊ふれあいパークオートキャンプ場は平地のため、真夏キャンプは少し過酷かもしれません。
けれど、きれいに整地された一面グリーンの芝と夏の青空で過ごすキャンプは生きている喜びといいますか、体内のいろんなパワーがみなぎります。
フロントパネルを跳ね上げて、前室の前にリビングスペースを作りワーケーションキャンプスタート!!
ちょいと一息。早い......。
外で過ごすなら、飲まずにはいられませんね。
今回のテントの中をご紹介!
こちらは今夜の寝室となります。
とはいっても、夏キャンプなのでサーマレストと寝袋のみをセットし、夜風を浴びる内幕メッシュで夜は過ごします。
※サーマレストとは、快適な睡眠ができるスリーピングマットレスでキャンパーにとっての必需品です。芸人ヒロシさんも使用していますね。
またこちらのテント『スノーピークアメニティードームM』は、設営が簡単ということで、初心者向けのエントリーモデルではあるのですが、なんと春・夏・秋・冬と4シーズン対応できるテントで、初心者に限らず安定した支持を得られているテントです。
また近年、激甚災害と言われる自然災害が多く、さらに世界に猛威を振るった新型コロナウイルスにより新しい生活様式が求められる中、このような耐久性と快適性を兼ね備えたテントはご家庭に一つはもって置くのもオススメしますね。
サーマレスト黄色が裏かもしれません......。5人まで収容できるテントに1人......。キャンプに正解はありません。これが私の夏キャンプです。
次回は秋・冬キャンプに備えて、コット(簡易ベット)スタイルも紹介しますね!!
夜空の下で贅沢時間。
さてさて夜の姿はこんな感じです。途中子どもが遊びに来たり、はるばる武雄から仕事仲間が来たり、夜空の下でのびのびとした会話ができました。(椅子を多く持ってきていたので良かったです)
ランタンに灯されたテントシルエットってなんてきれいなんでしょう。
仲間も帰り、ひとり晩酌タイム。
先日一つのプロジェクトが終わったのでそのお祝いで頂いたウイスキーです。今回は気持ち高ぶる火起こし、焚火はしなかったので、お酒でちょっぴり贅沢なキャンプを演出してみました。
おやすみなさい。
そして朝!
6時 朝でーす。
キャンプの朝は早いです。
カエルがテントに這い上がり競争をしてました。
自宅でカエルを見ると「ぎゃっ」と悲鳴をあげカエル以上に逃げ回る程、虫や爬虫類が苦手な私ですが、キャンプ中に見るカエルは写真を撮る余裕すらできる現象が起きます。
どうしても自宅にいると殿様(姫様)気分となるのか、自然を支配してしまっているかのように、虫などを毛嫌いしてしまう癖があります。
そう思うと、私にとってキャンプは「自然」と人間が同じ土俵で暮らせることが最大の魅力と感じます。つまり人間が「自然」と同化することで、このカエルたちも「おはよう」と言いに元気にやって来たのかな......。
「虫たちの気持ちになれる」ソトアソビしながら自然にカエル(笑)
夏は涼しい、山・川キャンプもいいけれど、このように平地キャンプもたくさんの自然を向き合うことができて今回のキャンプも大満足となりました。
次回は肌寒い秋キャンプをご紹介します。
【関連情報】
店舗名 | 海遊ふれあいパークオートキャンプ場 |
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住所 | 〒849-0313 佐賀県小城市芦刈町永田2753 |
公式サイト | https://ogicamp.rsvsys.jp/ |
詳細情報 |
ムツゴロウ・シオマネキ保護区に指定されている芦刈海岸の近くに立地するオートキャンプ場です。 オートキャンプサイト21区画、フリーキャンプサイト、炊事場完備。 ※必ず事前にご予約をお願いします。 利用可能期間:通年 予約電話番号:0952-37-9030 予約受付:小城市観光協会牛津観光案内所 |
地図 |
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