佐賀県のちょっと変わったスイーツを紹介する「佐賀県変わり種スイーツ巡り」。第5回目の今回は佐賀市三瀬村の「マルヤスりんご園」にお邪魔して、りんごを使った変わり種スイーツを取材しました。
佐賀県内では珍しいりんご狩りが楽しめる
昭和52年。この地にりんごの木を植栽したご主人の小副川さん。当時、三瀬村のこの地区に10軒ほどのりんご園があったそうです。しかし、降雨量や虫が多い九州地方では生育が難しく、多くのりんご園が閉園しました。そんな中30数年この地でりんご園を続けているのは、ここ「マルヤスりんご園」とその下にある「まるじゅんりんご園」の2園だけだそうです。
破格の食べ放題430円
今年は8月26日からスタートしたりんご狩り。自分で美味しそうなりんごを選別し、新鮮なもぎたてりんごを食べ放題できます。それで金額が大人430円、小人320円と破格の値段です。しかも、時間無制限なのでゆったりと楽しむことができます。お客様の中にはお弁当を持って来て、家族で一日中いる方もいらっしゃるとか。
マルヤスりんご園には、数種類のりんごが植えてあり、時期によって収穫するものが違うそうです。現在は酸味がなく甘いことが特徴で、子どもや女性の方に人気の「つがる」を食べることができます。(目安:9月下旬ごろまで)
本格りんごを使った変わり種スイーツ
園内には、りんご園ならではのスイーツやジャムの販売ブースがあります。さて、りんご園のりんごを使った本格的なスイーツとは一体どんなものなのでしょうか。
丸ごとアップルパイ 500円
こちらが今回の変わり種スイーツ。りんごの形をした特大アップルパイです。成人男性のこぶし程度の大きさがあり、何人かでシェアして食べることが出来そうです。このアップルパイは当園とその下にあるブルーベリー園でしか販売していないらしく、ここ三瀬村でしか食べることができないレアものです。
パカッと割ってみると、なんとりんごが丸ごと入っています。そしてりんごの間に詰まっているのは、これも珍しいピーナッツバターです。食べてみると、りんごの酸味とバターの甘さがいい具合に絡み合い、普通のアップルパイとはちょっと違った味わいです。アップルパイ好きには、ぜひ新境地開拓として食べて欲しい逸品です。砂糖に漬け込まれたりんごは柔らかく、そこにピーナッツの歯ごたえがアクセントとなっており、食感も楽しめます。
2017みつせ高原キャンペーン開催中
当店は、現在実施中の「2017みつせ高原キャンペーン」の加盟店にもなっており、11月5日までの開催期間中に加盟店でスタンプを3個以上集めると豪華賞品が当たる抽選に応募できます。ぜひ皆さんもスタンプラリー期間中に、マルヤスりんご園でりんご狩りと丸ごとアップルパイを堪能してみてください。
店舗情報
マルヤスりんご園
営業時間:9:00~17:00
店休日:営業期間内は無休
住所:佐賀県佐賀市三瀬村藤原2407
電話:0952-56-2540
ホームページ→http://www2.saganet.ne.jp/ringoyas/
EDITORS SAGA編集部 原田光