皆さん、いかがお過ごしでしょうか。結一です。
身体が疲れた時や、ぼーっとしたい時、リラックスしたい時、皆さんはどのように過ごしますか?
私は、自然の中に行きたくなります。太陽や月、木や川や海はいつも近くにいてくれています。その当たり前にあるものは、愛に包まれています。いつでも私やあなたを見守ってくれていますよ。
今回ご紹介するのは、私が大好きな場所「縫ノ池」。早速紹介していきますね。
田園の中にある池
白石の田んぼ道を進んでいくと、まるで島のような場所が現れます。
中央には「厳島神社」があり、パワースポット&神社好きにはたまりません。
800年前の平安時代から弁財天が祀られていましたが、明治初期の神仏分離令により祭神が市杵嶋姫命となりました。
お参りしてみると、鈴ではなく鰐口(わにぐち)になっています。
鰐口とは、仏道の正面軒先に吊り下げられた仏具の一種で、神仏習合の名残が残っています。
存在感のある木々たち
左手には広場があり、机といすが置かれて青空教室ができそうです。ヨガをしてもいいかもしれませんね。
広場にあるクスノキ。とても存在感があり、魅了されます。
左の木は、とてもエネルギーを感じるメタセコイヤの木。とっても美しいです。
40年以上の歳月をかけて復活
右手には綺麗な湧き水「金妙水」の水汲み場があります。
地元の方々は、整備された水汲み場へよく水を汲みに来て、料理に使っているそうです。
「湧水は嬉野市の轟の滝から流れてくる」という言伝えも残っています。
また、その湧水の滝の流れに乗って滝の龍神さんが縫ノ池の弁天様に逢いにきた恋物語もあり、とてもロマンティックです。
掲示板に、飲料水として適合しているという水質検査の結果も張り出されているので、安心して飲めます。
私も来るたびに飲んでいますが、とっても美味しい!!
縫ノ池は、800年以上の歴史があり、「22世紀に残す佐賀県遺産」として登録されています。
1958年(昭和33年)に農業用水を確保するために地下水を大量に使用したため、湧き水が出なくなり、40年以上も枯渇していました。
しかし、2001年(平成13年)に地下水の汲み上げがなくなると湧き水が復活‼
今では様々な生き物が住む池となりました。
お魚や大きいオタマジャクシなど色んな生き物がいます。
生き物が住むようになったのも、池の中にいる乙姫様が生き物を殺生する殿様を戒めたからという伝説もあり、ますます魅力を感じますね。
子ども達は落ちていた枝を使って釣りをしていました。
綺麗な水と鳥の鳴き声、木々が風に揺れる音などに加え、子ども達の笑い声でとても癒されます。
近くには「永代放生池」の石碑もあり、もう池が枯れないように願いが込められています。
地元の宝物
春には桜が咲き、新入生をお祝いしようとお花が置かれていたり、毎年7月15日には夏祭りが行われ、地元子ども会がペットボトルで作る1,500個のキャンドルが池の周辺に置かれます。
子ども達が「この池がいつもここにあって、見守ってくれていた」と大人になって感じてくれたらいいですね。
他にも、釣り大会や秋の茶会など様々なイベントが開催されています。
終わりに
いかがでしたか? 癒しのパワースポットへデトックス&チャージしに出掛けてみてはどうでしょうか。
行かれた際は、自分や人も大切に、自然も大切にされてくださいね。
スポット情報
スポット名 | 縫ノ池 |
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住所 | 〒849-1115 佐賀県杵島郡白石町湯崎2463-1 |
公式サイト | http://www.nuinoike.sakura.ne.jp/ |
詳細情報 |
【お問い合わせ】 【駐車場】有 |
地図 |
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