鳥栖市弥生が丘駅ちかくにあるブルーの看板が目印の洋菓子店「Blue Champs（ブルーシャン）」。
オーナーパティシエの青野さんは佐賀県でただ1人の『一級菓子製造技能士』。そして九州で5人だけという『厚生労働省ものづくりマイスター』でもあり、その一流の技術を県内外の人たちに伝えています。
"1級の技能士が増え刺激し合い、異業種の方とも交流し新しい菓子を生み出したい"。
それが青野さんの夢。そんな彼が生み出すスウィーツを紹介します。
音楽をテーマにした華やかなケーキの数々
テーマ性を大事にしているこちらはケーキに世界の名曲が付けられています。クラシック、カントリー、歌謡曲など音楽に詳しいオーナーが曲の世界観をスウィーツで表現。曲とのマッチングも楽しめます。常に約25種類のケーキやプリンなどの生菓子が並び、中でも好評なのが「ロッホ・ローモンド」と「アダージェット」です。
オープン当時から不動の人気を誇る「ロッホ・ローモンド」は、フレッシュな苺がふんだんに使われておりアーモンドのタルト生地がサクサク！
また「アダージェット」はホワイトチョコのババロアが滑らかでふわふわ...... お客さんのあまりの熱望にクリスマス限定でホールを作ると約束したんだとか。嬉しいニュース！
焼き菓子は約30～40種ほど揃い、品切れすることも度々。ギフトにピッタリなのでぜひチェックしてみてください。
『グッドスキルマーク』は一級品の証
突然ですが『グッドスキルマーク』をご存知ですか？
一級技能士の高度な技能を駆使した製品を示すマークで、付加価値の高い製品であることを国内外の消費者に向けてアピールするために作られました。
その厳しい基準をクリアしたスウィーツがここブルーシャンにはあるんです。これは佐賀県初、さらに食で表示が認められたのは全国でも初めてというからスゴイ！
そのスイーツの名は「セーデルブレンドティーケーキ」。使用されている「セーデルブレンドティー」はスウェーデン王室御用達で、ノーベル賞授賞式後の晩餐会で飲まれるほど格式のある紅茶。口に入れた瞬間絶妙なしっとり感のスポンジがほろほろと崩れ、香り高い紅茶の甘い余韻に浸れます。
また初夏にお目見えするジュレも『グッドスキルマーク』の表示認定がされました。紅茶、筑後の地酒、抹茶など、どれも最高級の品を使った美しいジュレは青野さん渾身の作。
これからも"グッドスキル"なスウィーツが続々登場予定ですのでお楽しみに！
取材を終えて...
2019年でオープンして15周年になる「ブルーシャン」。10年近く前に通い始めた頃にはなかったイートインスペース（限定8席）もでき、サービスでコーヒーなども飲めるように。
店内は少しずつ変わっていくものの、青野さん夫妻の優しさは変わらずそのままでした。今回時季の関係で紹介できなかった生チョコ。あの生チョコで私はこちらにハマってしまったという思い出深いお店です。秋ごろから春先までの限定商品なので来店の際にはぜひ生チョコも確認してみてください。
店舗情報
テーマパティシエール ブルーシャン
所在地：佐賀県鳥栖市弥生が丘6-103
営業時間：10時～20時
定休日：無
駐車場：あり
TEL：0942-87-9415
WEB：https://www.bleu-champs.com/
