モチっとこしのある皮とジューシーな肉あん!みやき町名物【小平(こへい)の肉まん】

モチっとこしのある皮とジューシーな肉あん!みやき町名物【小平(こへい)の肉まん】

三養基郡みやき町で長年親しまれている肉まんがあるのをご存知でしょうか。

その名は「江見川端 小平(こへい)の肉まん」。地元の方を中心に人気を集め、佐賀県のふるさと納税の返礼品としても好評なんです。この肉まんを生み出したのは、みやき町生まれ、みやき町育ちの中山さん。兄弟で始めた中華総菜のお店が始まりでした。

みやき町の実家で中華総菜のお店をスタート

そもそもご実家は3代に渡り呉服店を営んでいたという中山さん。しかし、食べるのが大好きで料理に興味があった中山さんは呉服店を継がず、高校卒業後に中華総菜を作る会社に就職。中華料理を学び、四川料理店の料理人から四川料理を学んだそうです。

そして8年後に独立。弟さんを誘い、実家の敷地内に小さな工場(厨房)を構えます。工場で中華料理の仕込みを行い、佐賀や久留米の百貨店にテナントを構えて実演販売を行ったりしたそうです。

その中で名物となる肉まんをオリジナルのレシピで考案。

「江見川端」は地名「小平」はひいおじいさんの名前から名付けられました。

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手づくりの肉あん、手ごねの生地、手包みのこだわり

販売して30年。生地を混ぜる際に機械を少し使うようになったものの、材料・作り方は変わらず、手作業で行っています。
肉あんの材料には、地元で採れたキャベツ、たまねぎ、白ネギ、国産の豚ミンチを使用。

食べた際に肉汁が多すぎず、少なすぎないよう野菜と肉のバランスに気を付けているといいます。肉まんからジュワッと溢れる肉汁の量を材料で計算しているのです。

生地は、小麦、水、牛乳、イースト菌などを調合し、機械で混ぜ合わせた後に手でこねて仕上げます。とても力がいる作業。しかしながら、もっちり、こしのある生地を完成させるにはこの手の感覚が大事なのです。

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出来上がった生地を棒状にして、手でちぎっていきます。丸まっている生地を麺棒で伸ばし、ギョーザの皮のような円形に整えます。

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そして特製の肉あんを手で包んでいきます。

生地が乾燥するとダメになるのでスピーディーさが求められる作業。数十秒で華麗に肉あんを皮で包みます。

1回の作業で大体110個を包むという中山さん。ピーク時には1人で700~800個ほど包んだといいます。

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包み終わり肉まんを蒸すのかと思いきや、これから数時間生地を寝かせるそうです。発酵により生地が約1.5倍に!

この発酵により、ふわふわの生地になるそうです。気温により発酵時間は変わり、日によって時間を見極めるといいます。

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肉まんを蒸す時間は約15分ですが、下準備は半日がかり。

この手間暇が美味しい肉まんを生み出しているのです。

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現在は冷凍のみを販売。全国に発送

昔は工場でも蒸したてを販売していましたが、現在は人手不足のため冷凍の肉まんのみを販売しています。

出来立ての肉まんを急速冷凍しているので美味しさは変わりません。5個~販売されており、冷凍庫にストックできるという利点も!また地方発送もしてくれるので、ご近所の方からギフト用に依頼されることもあるそうです。ほかにも「汁なし担々麺」「ギョーザ」「大学いも」なども販売されているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

みやき町のイベントなどに出店されることもあるそうので、出会えたらラッキーです!

取材を終えて...

今回驚いたのが、なんと中山さんが久留米で人気の飲食店「たんめん屋のオーナーさんだったこと。

久留米市出身の私にとってたんめん屋さんはとても馴染みのあるお店で、本格的な担々麺が食べられるお店として有名です。

中山さんのお話によると、独立された数年後に、ずっとずっとやりたかった四川料理のお店をご縁があり久留米に出されたそうです。そこでも「小平の肉まん」は販売されています。私事ですが......取材終わりに「汁なし担々麺」も購入し、自宅でいただきました!

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店舗情報

店名 江見川端 小平の肉まん
営業時間

10:00 ~18:00

所在地 佐賀県三養基郡みやき町大字市武1491
TEL 0942-96-3845
店休日 なし
地図

ライター

とみこ

福岡県久留米市出身、鳥栖市在住。“モノ作り”の現場が好きで、これまで家具屋、広告代理店、印刷会社に勤務。広告代理店ではフリーペーパ...

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