明太子の名産地といえば?「福岡」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は鳥栖市にも全国に誇れる明太子メーカーがあります。
創業は昭和60年。創業者・古川氏が生まれ故郷である鳥栖市から"美味しいものを発信したい"という熱意のもと「蔵出しめんたい本舗」が誕生しました。屋号の「蔵出し」は工場を蔵に例えたもので、"新鮮な美味しさをいち早く届けたい"という想いが込められています。
「正味一粒」。上品な味、弾ける卵!
明太子といえども様々な種類があり、各メーカーで味が全く違います。「蔵出しめんたい本舗」では、創業当初から受け継がれているという秘伝の調味液に明太子の原料となるスケトウダラの卵を漬け込み低温熟成させています。職人が一腹一腹丁寧に仕込んでいるという明太子は、辛さよりも卵本来の旨味、驚くほど卵のつぶつぶ感を舌で感じられます。この上品な味わいと弾ける粒子感を出せるのは、上質な卵の証。創業当初から何よりも大切にしていることです。
福岡の明太子との差別化「日々の生活に寄り添ったモノを届けたい」
社長をはじめ、社員の大半が女性というのも「蔵出しめんたい本舗」の特徴、そして強みです。
女性ならではの心配りを大切に、現代の食生活に寄り添った"新しい明太子"を次々に開発しています。
「新商品は年に2回ほど出しています。商品によっては発案から商品化されるまで長期間かかるものもあります」。そう話すのは、創業者・古川氏の娘・千夏さんです。
福岡の明太子との差別化を意識しながら、様々な商品を生み出しています。そんな約80種類ほどある商品の中からオススメの3つを紹介します。
まずは、"常温で持ち歩ける明太子"という画期的な商品『めんたいアヒージョ』。特殊な加熱法を施した明太子をスペイン産のピュアオリーブオイルに漬け込み粒感とスパイスの香りを閉じ込めているのだそうです。
そのまま明太子を食べても美味しいのですが、オイルにも旨味たっぷり!パンにつけたり、パスタや焼き飯にしてもGOODです。
次に、女性のリピート率が高いという『バターめんたい』。私もハマり中です。明太子×上質なバターのクリーミーさがすごく合っていて、そのまま食べても美味しい!明太子のつぶつぶ感も活きています。
アツアツのご飯に生卵と一緒にのせてしょうゆをかければ、バターが溶け出し濃厚で美味しい卵かけご飯になりました。
そして最後は最新作の『めんたいサラミ』。 "いつでも気軽に"そんな想いから誕生したこちらは、明太子を特殊な乾燥機で長時間掛けて水分量を調整し、さらに遠赤外線で焼くことで、旨味を最大限に凝縮させているそうです。
まさにサラミのような食感で、噛めば噛むほどに明太子の味わいが広がり、ジャーキーのような存在感。少し細かくして、パスタやサラダにふりかけるとパンチが効いてよい仕事をしてくれます。
築100年以上の古民家で明太子ランチ!?
鳥栖プレミアム・アウトレット近くにある弥生が丘店では、ランチやカフェも楽しめます。築100年以上の古民家を移築改装したという店舗は、和の趣が溢れ、ほっと和める雰囲気。
明太子を使った御膳からパスタ、オムライスまで和洋の料理が味わえます。明太子が主役のランチをぜひ堪能してみてください。
蔵出しめんたい本舗 店舗情報
本店
営業時間 | 10:00~18:00 |
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定休日 | 水曜日 ※「量り売りの日(5日・15日・25日)」は営業、翌日休み |
TEL | 0942-82-3339 |
住所 | 佐賀県鳥栖市藤木町若桜4-9 |
地図 |
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弥生が丘店
営業時間 | 10:00~19:00 |
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定休日 | 火曜日(祝日の場合は営業) |
TEL | 0942-87-9330 |
住所 | 佐賀県鳥栖市弥生が丘5-1-1 |
地図 |
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ホームページ・SNS
公式サイト | https://www.kuradashi-mentai.com/ |
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