連載『もっとワタシを好きになる』では、新社会人になった私が、自分自身をアップデートするために過ごす時間をご紹介。
第10回は、嬉野市塩田町にある"爪を育てるネイルサロン"へ。
日頃の家事や乾燥で痛んでいた爪周りをケア。シンプルなジェルネイルまで体験した。
プレハブに紺色の看板が目印
MICO NAIL (ミコネイル)
嬉野市塩田町役場から嬉野温泉街方面へ車で2分。
駐車場の一角に小さなプレハブの店舗を構えている。
外観の印象より広く感じる店内は、白を基調とした清潔感のある空間。
「爪を育てる」ケアが中心のネイルサロン
一般的なネイルサロンといえば、単色カラーコースやパーツ乗せ放題コース等、デザインネイルを前提としたサービスがほとんどだが、『MICO NAIL』では、お客様のうち半分は"甘皮の除去"や"保湿"といったネイルケアのみを目的に来店。
「爪が短くて丸いのがコンプレックス」「爪を酷使しすぎて形がボロボロに......」などの悩みを抱える人が、継続的なケアを行うことで理想の爪に育てていく。
中には、医療関係者のような爪をあまり華美にできないような職種の方が、保湿ケアやシンプルでマットな質感のネイルで爪を綺麗に見せたいという理由で来店する。
ネイリスト 中村英菜(えな)さん
カウンセリングでダメージの原因を探る
今までどのようなネイル経験があるのか、日頃どのような家事をしているのか、カウンセリングで爪の悩みを聞き出していく。
ピンクの部分が縦長がじゃないのが嫌で、ある程度伸ばして単色マニキュアを塗り、爪を長く見せるのがこれまでの私の定番。
根元の甘皮と、所々の縦ジワが目立っている。
右手中指は、この日の1週間ほど前に折れてしまって短いため、1本だけ付け爪を装着することに。
爪のダメージの大きな原因は乾燥。
実は縦繊維→横繊維→縦繊維と、三層構造になっている爪。
硬いものにぶつけるなど"爪に衝撃を与える行為"や、洗剤や除光液の多用による"乾燥"で繊維が傷つけられ、層が剥がれてしまうと二枚爪になってしまう。
ケアから施術スタート
まずは根元の甘皮と逆剥けを除去。
家庭ではなかなか見ないピンセットのような形の爪切りや甘皮を削る器具を使って、細かい部分まで余計なものを取り除いていく。
ヤスリで爪の白い部分の丸さや凹凸を整える。
付け爪装着
ジェルの塗布
カラージェルを塗ったあと、LEDライトを当てて硬化。その繰り返し。
光を当てて1〜2秒後、「硬化熱」言われるピリッと来る痛みがあるが、その時は機械から爪を出してそばに置いておくだけでOK。テーブルに溢れている青い光の下でも十分効果は得られるので我慢無用だ。
『MICO NAIL』のインスタグラムにイメージ通りのネイル画像が掲載されていたため、そのままオーダー。
デザインを施す指はこちらで指定できる。
シンプルなベースに数種類のラメを施してもらう。
完成!
ホワイトベースにラメとゴールドのデザイン。
ホワイトベースは薄くグリーンがかっており透明感をアップさせている。
初のジェルネイル体験。保湿ケアからしっかりと受けたことで指先の輝きがグンと増した!
Before / After
爪の表面が可愛いのはもちろん、爪と指の境目が潤うことで指先が綺麗に見えるのだと気付かされる。
自宅でもできる「育爪」習慣
サロンで販売されているハンドクリームはどちらもプロ用に作られたもの。
テスターがあるので好みのテクスチャーのものを選べる。
ミニボトルに入っているのはケアオイル。
爪の内側に入るようにオイルを垂らすことで爪周り全体に行き渡る。
保湿ケアをすることでハイポニキウムを伸ばすことも可能。
ハンドパックは特に大切な日の前日ケアに。
同じプレハブ内で脱毛サロンも経営。
ワックス脱毛のようなオーガニック100%のシュガーリング脱毛のほか、6月ごろから光脱毛も導入。男女問わず体験できるので必見!
インスタグラムでは、爪についてのあらゆる情報がチェックできる
店舗名 | MICO NAIL |
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住所 | 〒849-1411 佐賀県嬉野市塩田町大字馬場下甲4298 |
電話 | 080-3966-7470 |
営業時間 |
10:00〜17:00 |
定休日 | 土日祝 |
公式サイト | https://www.instagram.com/mico__nail/ |
地図 |
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