連載、『もっとワタシを好きになる』では、新社会人になった私が、自分自身をアップデートするために過ごす時間をご紹介。
今回は、嬉野を拠点に活動するジャズシンガー・荒木眞衣子さんが手がけたジンジャーシロップを取材した。
ジャズを連想させる言葉が織りなす「JAZZ GINGER」の魅力を存分に味わってほしい。
JAZZ GINGER(ジャズジンジャー)とは
ジャズシンガーとして数々のステージを経験してきた荒木眞衣子さんが作るジンジャーシロップ。
お湯割り、水割りはもちろん、紅茶に混ぜればフレーバーティーにも。
取材時にいただいたジンジャーシロップのお湯割り。
雨で手足が冷えていた時にいただいたジンジャーシロップのお湯割り。
取材が終わる頃にはポカポカになっていた。
商品開発のきっかけは、自身のケアのために作っていたオリジナルジンジャーシロップから。
年齢を重ねていくにつれ、腰痛や冷えといった体調の変化が気になり出したと話す眞衣子さん。
ヨガで定期的に身体を動かすほか、寝起きやライブの直前に生姜を取り入れるようにしたことで、徐々に健康を取り戻していった。
この時、長い期間生姜を取り入れる生活を続けても飽きなかった経験から、自分と同じ悩みに苦しむ方々のために手作りのジンジャーシロップを商品化しようと決意した。
メンバー(原料)選びと季節のアドリブ
販売するにあたって最も時間をかけたのが原材料選び。
他社が製造するジンジャーシロップを研究し、オーガニックスパイスや地元産の生姜や蜂蜜を取り入れ、自分用に作っていた時よりも原材料にこだわった。
特に生姜は、季節によって味が変わっていくという特徴が。
白っぽい色の新生姜はまろやかに。茶色いヒネショウガは、ピリリとした辛味を楽しめる。
旬の新鮮さを大事にするため、季節による生姜の味の変化はそのままに、その時期のベストな味わいのものを提供する。
嬉野と長崎からで育った主役となる生姜にシナモン、唐辛子、レモン、クローブを入れ煮詰めていく。
ドリンクのほか、料理やスイーツにも取り入れられる幅広いアレンジに魅了
初心者さんにおすすめ。ドレッシングアレンジ
簡単にできるアレンジは、マヨネーズとシロップを混ぜるだけのオリジナルドレッシング。
生野菜との相性抜群だ。
オリーブオイルやビネガーと合わせれば、マリネにぴったり。
ステーキソースで、子供も喜ぶ味へ。
お肉と合わせれば、まろやかな甘味がふんわり広がる。
スイーツに加えれば、大人の味に
トースト、パンケーキ、プリン、アイス......と、シナモンと蜂蜜による大人な甘さがクセになる。
勝手にストーリーが生まれ、走り出すのが商品開発の魅力
ジャズシンガーとしてステージに立っている時は、自分がその空間にいる時しかお客様にいいものを与えることができない。
しかし商品という手に残るものを作れば、自分の手から離れた時に、想像を超えた物語が生み出される。
同じ年代の女性に、と思って作ったものだけれど、若い方や男性にも楽しんでもらえたり。
「生姜やシナモンが元々苦手だったけれど、JAZZ GINGERなら美味しく飲める!」という声を聞いたりした。
おでんや煮物など、自分が考えもしなかったアレンジレシピをお客様に教わることも。
日常に、特別な時間に。JAZZ GINGERを作ったことで、人の時間に寄り添う幸せを感じた。
歳を重ねても、美しく、未来を想像していたい。
今後はスタンダードタイプのほか、スパイスより、甘めより、柑橘系よりなど、好みに合わせたシロップ開発を計画している。
ジャズシンガーとしての今までの経験、ヨガや自家製ジンジャーシロップで変わった今の身体、これからの展望。
そんな眞衣子さんの経験と想いが存分に詰まった商品だ。
和多屋別荘にて販売
商品は嬉野温泉街にある旅館『和多屋別荘』にて購入できる。
ミニボトル 1本 税込1,800円
取材協力場所 アトリエ『ラ・カーサ マリア』
自宅兼アトリエになっているこの場所で、全ての製品を作っている。
店舗名 | アトリエ ラ・カーサ マリア |
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住所 | 〒843-0304 佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内甲362 |
電話 | 0954-43-3634 |
公式サイト | https://www.instagram.com/jazzginger_official/ |
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