あんこで土用の丑の日！？激レアな「土用餅」を食べてみた！7月のあんこ会

あんこ生活

2023.07.26

皆さん暑い夏をいかがお過ごしですか？
「あんこで楽しいことをしたい！」の思いのもと集まった謎の集団『あんこ生活』！

毎回メンバーが「あんこでどんな楽しいことをやろう」と企画を練って活動しています。今回の集まりは7月下旬ということで「土用の丑の日にちなんだ活動がしたい！」というところからスタートしました。

「土用」に食べるあんころ餅「土用餅」

「土用の丑の日」＝うなぎを食べて暑い夏を乗り切るというイメージが強いですが、もともとは「う」のつく食べ物を食べる風習があり、古くはうどんや梅干しなども夏場に力のつく食べ物として親しまれていたそうです。

さらに調べていくうちに行き着いたのが、「土用餅（どようもち）」の存在。土用の期間にあんころ餅を食べる風習があることがわかりました。

あんこ生活メンバーの中でも特にあんこの変態として知られるがっきーとゆーみんも知らなかった「土用餅」。これは食べてみなければ！ということで、

7月の活動内容は

に決定！

さっそく「土用餅」を入手すべく、佐賀市内の主要な和菓子屋さんにリサーチをかけました。
しかし、6軒ほど問い合わせてみると「土用餅を売っているお店がない！！」ということが判明しました。

これはもう自分達で作って食べるしかないのか......

それでも諦めないがっきーのリサーチにより、「菓心まるいち」さんで「土用餅」が7/20〜7/30の期間限定で、店舗で「土用餅」が販売されることになるという情報をGET！！

佐賀ではおそらく「土用餅」は「まるいち」さんでしか手に入らないのでは？というレア度。（あんこ生活調べ）

ちなみに東京からの参加者である私いずが「土用餅」を都内でも探してみましたが、なかなか見つからず......「虎屋」は土用の入りに合わせた7/18〜7/20の3日間のみの販売で、あんこ会とタイミングが合わず、いくつもの和菓子屋を探して入手できたのが滋賀本店の「たねや」の「土用餅」でした。

「土用餅」はもはや、佐賀だけでなく世の中的にも入手するのが難しいようです。

そして7月のあんこ会当日。
会場には佐賀の「まるいち」と滋賀の「たねや」の「土用餅」が。

まずは「まるいち」の「土用餅」。

甘さ控えめのあんこの中にやわらかいもちっとしたお餅が包まれていて、優しい味わいとペロリと食べられる食感は暑い夏にぴったり。

「おいしい......！」と感嘆の声。
あんこ生活メンバーで唯一あんこが食べられないコダックから「これなら食べれる......！」と奇跡の一言があがりました。

続いて、「たねや」の「土用餅」。

蓋を開けるとあずきの皮が入った小さなコロコロとした餅の下段に、あんこが入ったパックが封入されており、食べる前にあんこを餅にかけて食べるタイプでした。

「なるほど......こういうタイプの作り方なのか」と唸る声が会場に上がりました。

食べてみると、塩気のある弾力のある餅とツヤのあるしっかりとした甘さのあんこの組み合わせが美味しく、見て楽しい食べて楽しいあんころ餅でした。

そしてもう一つのテーマ「う」のつく食べ物。
探してみるとちょうど良い食べ物をなかなか見つけるのが難しく、それぞれの個性溢れる食べ物が集まりました。

「う」のつく食べ物を「せ〜の！」で机に出すと......

集まったのはこちら！

うれしの茶は「土用餅」によく合い、うに豆、うずらの卵あたりはあんこを食べた後のちょっと塩気がほしい気分にピッタリでした。

そして〆のうまかっちゃんを食べて「ごちそうさま！」
あ〜！健康な夏を過ごせそう‼

うなぎは不漁、価格高騰が問題となっている昨今。

気軽に楽しめる「土用の丑の日」の食文化としてぜひ「土用餅」はおすすめです。今年の「土用の丑の日」は「土用餅」「うがつく食べ物」にチャレンジしてみては？

次回は9月に秋らしい企画をお届け予定です。お楽しみに。

店舗名	菓心まるいち
公式サイトより	https://www.kashinmaruichi.co.jp/product.php?product=1230 ※「土用餅」情報

今回の会場も「ノギ」コーヒー無料の作業場にお世話になりました。
クラウドファンディング実施中！

店舗名	「ノギ」コーヒー無料の作業場
公式サイト	https://camp-fire.jp/projects/view/686001

文責：いず