道の駅にラーメンに喫茶店。魅力たっぷりの白石町に着弾!

道の駅にラーメンに喫茶店。魅力たっぷりの白石町に着弾!

今回は、玉ねぎやレンコンが名産の白石町へ。白石町にある道の駅『道の駅しろいし』にはゾンビランドサガの愛ちゃんマンホールが設置されました。

玉ねぎとレンコンの入った段ボールで抱える愛ちゃんのイラストが何ともカワイイ!

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そんな可愛らしい愛ちゃんマンホールが設置された『道の駅しろいし』は、平日休日問わず、多くの人でにぎわう人気のスポットです。

平日でも多くの人でにぎわう人気の道の駅

平日にも駐車場を探すほど、多くの人でにぎわう『道の駅しろいし』は白石町内で生産された農産物や有明海で採れた魚介類、白石産の食材を使った加工品などを販売する産物直売所です。

中には軽食や喫茶が楽しめるスペース『キッチンつーつらつー』や2階にはレストラン『たんなかcafe360°サンロクマル』があり、白石町の野菜を使った料理が味わえます。

産物直売所の『もんごもんご市場』はレンコンや玉ねぎをはじめ白石で採れた野菜や魚介類が並びます。

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商品にはそれぞれポップが設置され、おすすめの調理法や見分け方など丁寧にわかりやすく紹介されてあります。

食材選びが楽しくなりそうですね!

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昨日より今日が美味しくなるように。スープも飲み干すおすすめラーメン店

白石と言えば、私が知り合いに絶対おすすめするラーメン屋があります。正直、記事にするか迷うレベルで個人的にドストライク。それが『秀ちゃんラーメン』。ご存知の方も多いと思いますが、今回、『EDITORS SAGA』で紹介しちゃいます!

1989年に先代の山崎秀明さんがオープンした『秀ちゃんラーメン』。

現在は息子の亮さんが引き継ぎ、以前からの常連客はもちろん、トラックの運転手や工事現場の方、土日には多くの方の腹を満たす長浜系のラーメン店です。

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こだわりのスープは、豚16頭の頭のみを20時間以上炊き込んで作るという豚骨100%スープ。

麺は先代の時と変わらない昔ながらの麺を採用し、季節や天候などに気を付け、麺の小麦の香りでスープとの一体感が増すように心掛けられています。

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「昨日より今日が美味しくなるようにと心がけてラーメンを提供している」と話す亮さんが作る『秀ちゃんラーメン』の一杯は、スープは濃厚でありながらもクドさが無くて飲みやすい!

麺も極細麺で歯切れが良く、スープとの絡みも抜群です。罪悪感で残しがちなスープも、ここのスープはついつい飲み干してしまいます。

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そんな『秀ちゃんラーメン』のもう一つの魅力、それは、お客さんの送り出し。

お客さんが帰られる際は、気持ちよく帰ってもらえるよう、また来たいと思ってもらえるように挨拶はもちろん、お客さんの目を見て送り出すようにしているそう。

「送り出した時にお客さんに振り返ってもらったらガッツポーズですね(笑)」と亮さん。そんな細やかな気配り、目配りが多くの人に愛される魅力の一つなのかもしれません。

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今後20年続くお店を目指し、これからも奥様と細く長く続けていくそう。

ラーメンはもちろん、亮さんの笑顔も魅力の『秀ちゃんラーメン』にぜひ、足を運んでみては?

ご縁が繋ぐ、昭和レトロな喫茶店

次にお邪魔したのは『秀ちゃんラーメン』から車で10分、商店街の横路地を少し歩いた先にひっそりとたたずむ『自家焙煎珈琲 goen』。

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喫茶店が好きだった店長の諸石さん。白石町に喫茶店がなかったことから友だちとゆっくりできる、ふらっと来れる、そんな喫茶店を始めようと思っていたそう。「喫茶店を始めるなら焙煎から」と佐賀市にある自家焙煎珈琲店で修業をし、イベント出店をされながら、お店を探されていました。そんな中、ご縁で今の物件と出会い、2016年にオープンされました。

「道路に面した場所が良かったんじゃない?と友人に言われたこともありましたが、この商店街の路地の雰囲気が凄く気に入って。このひっそり感がすごくいいなって」と諸石さん。

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昭和レトロともいえる、友だちの家に来たような落ち着く雰囲気の店内は、ゆったりとした音楽が流れ、諸石さんの「ハンドピック」の音がさらに心地良くしてくれます。

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「ハンドピック」とは、コーヒーの味を損なう原因となる豆を丁寧に取り除く手作業のこと。諸石さんはこの作業を2度、焙煎前後に行われています。

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今回頂いたのはブレンドコーヒーと自家製珈琲ゼリー。ほろ苦い珈琲ゼリーに程よい甘さのホイップクリームが良く合います。可愛らしいバラのかたちのクリームも諸石さんが師匠に教えてもらい身に着けた技なのだそう。注文があると丁寧にクリームでバラを作り上げていきます。

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また小瓶にはジャージー牛乳と自家製キビ砂糖シロップも。

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「せわしい日々の暮らしの中で、コーヒーを飲む時はゆっくりとした時間を過ごしてほしいなって思います。私が将来おばあちゃんになったとき、当時高校生で上京した子が懐かしがって来てくれたり、目が見えなくなったら、ハンドピックを若いお客さんにしてもらったり、そんな温かなゆっくり過ごせる場所として『goen』を続けていきたいですね」。

さいごに

地元ではないけど、いつも気持ちが穏やかになる白石町。

それは白石町特有のゆっくりと穏やかな時間の流れと広大な白石平野、そして温かな人とのふれあいが故なのでしょうか。

このゆっくりとした時間をぜひ体感してみては?

スポット情報

道の駅しろいし

住所 杵島郡白石町福富下分306-4
公式サイト https://www.michinoeki-shiroishi.jp/
公式SNS Facebook:@道の駅しろいし
Instagram:@michinoeki4614
詳細情報

【OPEN】
9:00~17:00

【CLOSE】
毎月第3水曜日、年末年始

【TEL】
0952-87-2116

地図

秀ちゃんラーメン

住所 杵島郡白石町福富4137-7
詳細情報

【OPEN】
11:00~15:00
※売り切れ次第終了

【CLOSE】
月曜
※祝日の場合は翌日

【TEL】
0952-87-2328

地図

自家焙煎珈琲 goen

住所 杵島郡白石町福田1577-2
公式SNS Facebook:@goencoffee
Instagram:@goen_coffee
詳細情報

【OPEN】
10:00~20:00
※木曜は18:00まで

【CLOSE】
土、日
※臨時休業あり

【TEL】
090-2503-3332

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編集者・ライター

相馬

みやき町出身。不動産営業から空間・照明デザイナーの職を経て、EDITORS SAGAの編集者となる。 佐賀を飛び回る中で、たくさん...

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