最近、Instagramの人気もあって「インスタ映え」という言葉を耳にするようになりました。Instagramに写真を公開した際にひときわ映える、見栄えがよいという意味で使われる表現で、いわゆるフォトジェニックということ。
そんな流行している言葉にあやかって、EDITORS SAGA編集部が見つけた佐賀のインスタ映えする魅力的なスポット、「壁」に焦点をあてて佐賀の魅力をお届け。
前編は、伊万里・有田エリアをご紹介しました。今回は、大町・多久・佐賀市エリアの「フォトジェニックな壁」をご紹介します。
おとぎ話風のスポット
1.喫茶シャロ―ム(佐賀市)
ツタがはったこの景観はまるで絵本の世界。おとぎの国に入り込んだような写真を撮ることができます。ここは、佐賀市にある「喫茶シャローム」という場所。年月をかけて伸びたこのツタは作ろうと思っても簡単に作れるものではありません。「植物と人工物との融合」それが神秘的な雰囲気になるのかも。
ちなみに、この喫茶店は清涼麺(ちんりゃんめん)というメニューが有名。コーヒーも美味しいですよ。
(※許可を得て撮影しています。)
佐賀の赤レンガ倉庫?!洋風レトロなスポット
2.杵島炭鉱 変電所跡 「大町煉瓦館」(大町町)
次にご紹介するのは大町の変電所跡。民家をぬけていかなければなりませんが、一際目立つレトロな雰囲気の建物があります。
昭和40年代にタイムスリップしたような佇まい。杵島炭鉱は明治42年に操業開始した、北方町、江北町、大町町と3町にまたがる大規模な炭鉱。今はもうないのですが、そんな杵島炭鉱の遺構として、唯一残った炭鉱関連の建物がこの変電所跡。現在は、昔の大町町の写真が展示してあり、イベント等に活用されたりしているそうです。
レンガ作りの洋風な建物はヨーロッパのおとぎ話に出てきそうな雰囲気。レトロ感あふれる写真を撮ることができます。
オレンジ色の陽が差し込む、夕暮れ時がおススメ。
アートと一体化できるスポット
3.多久ウォールアート街(多久市)
佐賀県多久市に行くと、いたるところに壁画が!!まちなかに明るさと賑わいをつくろうと2015年から始まった「ウォールアートプロジェクト」という取り組み。市内外から様々なジャンルのアーティスト(画家)を招聘し、描かれています。誰でもいつでも自由に観覧できるパブリックアート。絵の前で撮るだけで、日常とは違ったインスタ映えする写真を撮ることができます。
「Bar ばらーど」 作家名︰早川 康司
「Art Studio ボンドバ」 作家名:冨永ボンド
「からつや」 作家名︰Gravityfree
まさに、フォトジェニック!!多久市ウォールアート街には、他にもたくさんの作家さんが描いた作品があるので回ってみるのもいいかもしれませんよ。
4.わいわいコンテナ(佐賀市)
次に紹介するのが、佐賀市内にあるコンテナ2。最近、何かとコンテナハウスカフェやコンテナを活用したショップがフォトジェニックだとInstagram上で話題となっています。
実は、佐賀にもコンテナを活用した誰もが無料で自由に楽しむことができる「空き地リビング」があるんです。街中の方たちがBBQイベントを開催したり、作家さんが集まってマルシェをしたりその内容は様々。国内外から厳選して集めた雑誌や絵本、マンガなど、様々な種類の本を取り揃えた読書コンテナというものもあります。
そのコンテナは外装がかわいい。ということで、フォトジェニックな壁に勝手に認定!
絵は、佐賀市在住のイラストレーター megumiさん作
読書・交流コンテナ【わいわいコンテナ2】
まとめ
いかがでしたか?佐賀市・大町町・多久市エリアを紹介しました。今回は、フォトジェニックな壁に焦点を当ててお届けしましたが、佐賀にはまだまだ素敵な場所がたくさん。ぜひ、お気に入りのスポットを見つけて足を運んでみてください。
情報
喫茶シャロ―ム(佐賀市)
https://tabelog.com/saga/A4101/A410101/41002760/dtlphotolst/4/smp2/
【わいわいコンテナ2】 (佐賀市)
http://www.waiwai-saga.jp/info/
杵島炭鉱 変電所跡 「大町煉瓦館」(大町町)
多久市ウォールアート街(多久市)
http://www.wallart-project.com/
<Instagram link>
https://www.instagram.com/editors_saga/?hl=ja
model:risa sato
model:marimo tuda
photo by:keisuke shingu
EDITORS SAGA 編集部 中村美由希
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https://editors-saga.jp/editors/editorssaga/20171010_143.html