【お店専用に育てられた牛でおもてなし】 こだわりのレストラン「kate cuore (カテ クオーレ)」

【お店専用に育てられた牛でおもてなし】 こだわりのレストラン「kate cuore (カテ クオーレ)」

伊万里市に「食材にこだわったレストラン」があるらしい。

「食材にこだわったレストラン」まあよく聞くフレーズですよね。
ただ、今回紹介するお店「kate cuore(カテ クオーレ)」「カテクオーレのお肉はやばいよね」「あそこに行ったら魚好きになった」などなど、口コミがどれも絶賛。
期待を膨らませ行ってきました。

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なんで伊万里だったのか

オーナーの湊純也さんと奥さまのまりさんは関西出身と聞き、なぜここでお店を始めることになったのか気になって聞いてみました。
「どうして伊万里でお店を開いたのですか?」
「牛を飼いたいから」 答えはとてもシンプル且つ壮大でした。

自分の料理に合う「牛」を育てたい。

牛本来の美味しさは、今美味しいといわれている牛とは違うのでは?
湊さんがシェフとしてのキャリアを積む中でずっと引っかかっていた思い。
まりさんのおじいさんが伊万里で畜産業を営んでいらっしゃったことから、「それなら自分で育ててみたらいい」冗談で言われた一言がきっかけで、伊万里で牛を育てることに。

それまで料理人として培ってきたすべてのキャリアを一旦脱ぎ、畜産業に専念したそうです。

伊万里での始まりは食肉販売。

『はらの畜産精肉店』という名で、原野畜産の直営店としてスタート。

お肉の品質や味もさることながら、料理しやすくカットするなどシェフのこだわりが地元の奥様方に人気となり、デリの販売も開始。シェフが素材にこだわって作るデリカテッセンもすぐに大人気に。※デリカテッセン=調理済みの洋風惣菜。また、それを売るお店。

その後、「出来立てが食べたい!」とのお客様の声に後押しされ2015年11月にオープンしたのが「kate cuore(カテ クオーレ)」

ここでしか味わえない、お店専用に育てられた牛

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(湊シェフがこだわる赤身のお肉)

美味しい赤身を追求し、お店専用に育てられた牛を使用
また、湊シェフは火入れにもこだわり調理されています。
注文を受け調理が始まると、炭火にかけたりおろしたり、シェフにしかわらからないタイミングで繰り返されます。その時間30分程。

完成したお肉の断面は中心まで均等に、絶妙に火が入っていることが分かります。
これが牛肉本来の美味しさか!! 赤身のやわらかさと旨味にお肉の常識がくつがえいりました。

五島列島からの鮮魚

はじめにも書きましたが、kate cuoreの常連さんが口を揃えて言う言葉が「魚が好きになった」
ここはお肉がうりのお店なのだと思っていたら、お魚料理もかなりの評判

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本日の魚料理ででてきた「かつお」。
火入れの絶妙なバランスで、外は焼き目がつき香ばしく中はレアな仕上がり。カツオの旨味が濃縮され素材本来の美味しさが最大限に引き出されています。

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コースの選べるパスタ「サバのパスタ」。

炭火でじっくり焼かれたサバはホクホク。臭みも一切なく、サバの美味しさだけが口に広がります。

お店で提供しているパスタはすべて自家製生パスタ

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さまざまな種類のパスタが用意されており、その日のソースに合うベストなパスタで料理を楽しむことができます。

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【魚介のアグー:キッタラ】

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鶏ごぼうのパスタ:フィットチーネ

パスタのソースは3種類から選ぶことがで、この日は「サバのパスタ」「魚介のアグー」「鶏ごぼうのパスタ」でした。

毎朝収穫に足を運ぶ、地元の朝採れ野菜

料理に使用されている野菜は、西有田にある川久保農園さんで育てられたもので、毎朝シェフ自ら畑に足を運び収穫されいるそうです。

その日に採れた野菜を1番美味しい状態で味わってもらうためにシェフが選ぶのはドレッシングではなく、オレンジなどのフレッシュな果汁です。とにかく野菜が美味しい!

五感で楽しみ味わうドルチェ

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【塩アイス】

口に入れた瞬間に広がる五島産の塩の旨味。
そのあとでやってくるバニラアイスの冷たくて優しい甘さがたまりません。アクセントに胡桃。どれも絶妙で最高のバランスです。

更ににくい演出が、存在感を放つゴツゴツとした黒い物体。実はこれ岩。塩と同じ五島の海で採れた本物の岩なのです。これを聞くと塩の旨味が増したような気がしました。

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【パンナコッタ】

kate cuoreのパンナコッタは、シェフがイタリアで修行中、現地のおばあちゃんから教わったレシピだそうです。なめらかな口当たりで濃厚。2種類のカラメルソースときな粉で味が変化するので4つの味を楽しめます。

ここで紹介したのはほんの一部のお料理ですが、どれも食材はもちろん器や食材の背景まで、シェフのこだわりが感じられ、1度味わったらファンになること間違いなしです。

料理ができるまでの工程はまるでショータイム

私はカウンター席でお食事されることをおススメします。
オープンキッチンなので、料理が完成するまでを見ることができ、その一つ一つの作業は一種のエンターテイメントを堪能している気分です。

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普段は穏やかなお顔の湊さんですが、キッチンに入ると、真剣なまなざしで料理に向かうシェフの顔に一変。むだのない動きとスピード。繊細な盛り付け。食い入るように見てしまいました。

ゆっくりとプライベートな時間を楽しみたい方は、こちら。

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お店の奥はテーブル席となっており、落ち着いた雰囲気で食事を楽しむことができます。

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お店のお料理とは趣の違うデリカテッセンも

レストランの一角には、デリカテッセンコーナー「カテデリ」があります。

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その日の仕入れなどでメニューは変わり、味も見た目もまさにプロの料理。素材にも味にもこだわった本格イタリアンが自宅で味わえるのは嬉しいですよね~。

カテデリは、明るい笑顔のまりさんの担当。

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まりさんの魅力にはまってリピータになるお客様もいるほどお話し上手。
話していると、自然と笑顔になります。

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クロワッサンの生地で作るフランスの洋菓子「クイニーアマン」1ヶ250円はデリコーナーでも大人気。
私もいただきましたが、今まで食べていたものと商品名が繋がりませんでした。「これがクイニーアマンか!!」これが率直な感想。湊さんいわく「お店によっていろいろなんでね」ならば、kate cuoreのクイニーアマンはぜひ食べて欲しい。

メニュー

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Launch:パスタセット1,280円 ランチコース2,300円~※要予約
Dinner:値段が異なる3つの「おまかせコース」のみ。5,800円~※要予約

赤身のお肉にとことんこだわるオーナーシェフ湊さんが腕を振るうkate cuore(カテ クオーレ)。
本当に美味しい料理とは?あなた自身で体験してみてください。

インフォメーション

〒848-0027 佐賀県伊万里市立花町3997-4
Tel:0955-23-1110
営業時間 <ランチ>11:45~14:00
    <ディナー>18:00~21:30
Instagram:https://www.instagram.com/kate_deli2525/

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最後に聞いてみた「シェフが理想とする牛はできましたか?」

まだまだ志半ばです。

目指しているのは、放牧し自然に近い形で黒毛和牛を育てること。
遺伝子的にも本来の黒毛和牛に戻していきたい。
無理だといわれるかもしれないけど、本質の部分は大事にしたいですね。
修行のみです。

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(普段の穏やかなお顔の湊さん)

伊万里で新しい黒毛和牛が誕生する日がくるかもしれない。


EDITORS SAGA編集部 松本祥子

EDITORS SAGA 編集部

編集部

今までなかなか紹介されていないような佐賀の隠れた魅力や新しい情報をお届けするべく日々、奮闘中!...

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