【EDITORS SAGA おかげさまで1周年!】いつもありがとうございます。

【EDITORS SAGA おかげさまで1周年!】いつもありがとうございます。

佐賀だけでなく九州を台風が覆っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
なんだか暗雲が立ち込めていますが、本日、7月3日は丁度EDITORS SAGAが立ち上がって1周年なんです。

このサイトを見れば、きっと佐賀が好きになる」そういったメディアを目指し、みなさんに佐賀に関わる情報をお届けしてきました。

佐賀を編集するWEBマガジンとして「0」の状態からはじまり、今では佐賀だけでなく他県の方々からもみていただけるサイトとして成長することができています。
これも一重に読者様と取材に協力してくださる皆様によるものと深くお礼申し上げます

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私の仕事が"佐賀を探す"になった理由

編集長として表に出ることは今までしてきませんでしたが、私自身、佐賀生まれ佐賀育ち、100%佐賀っ子として今日は少しだけ話そうと思います。

佐賀と言えば、魅力のない県として常に下位に位置する県
そんな県に生まれ育ち、私は1度も県外で長期・短期含め生活をしたことがありません。
田舎の考え方や不便さに嫌気がさし、東京やお隣福岡みたいなショップがあったらな...... そんな都会を羨む想いもありました
もちろん、佐賀を離れる意識も......

しかし、幸い、縁があり佐賀を拠点としていても他県や海外の方と関わることも多く、色々な話を聞かせていただく中で感じたことがあります。

故郷のことを熱心に語れる人がいる場所は魅力的に見える

これです。
いざ自分はというと、撃沈です。
ほとんど、佐賀県アピールをできずに終わった経験が多々ありました
私だけでなく、思い当たる節がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

なにもないと言われているけれど、みようとしていなかったのは自分だったんです。

ずっと住んでいるからこそわかる佐賀、住んでいても知らなった佐賀、外の人から聞いて再発見した佐賀。自分自身が知るのと同時に、佐賀の方にも、その他の方にも、佐賀の魅力を発信できたらとぼんやりと思いはじめたことが、今に繋がっています。

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佐賀産トマトが教えてくれたこと

約5年前、ある佐賀県産のトマトに出会いました。糖度、酸味のバランスがよく、それはそれは美味しいトマト。こんなモノが佐賀にあったんだ!と衝撃を受けました。
川副町の「とまと屋ファームえじま」さんで作られていて、名前は「光樹とまと」と呼ばれています。聞くと、日本一の値がつくと言われている高級トマトは、佐賀県民の口にはなかなか入らないらしい

その理由は、ほとんどが東京に出荷されてしまうから......
新聞に取り上げられたこともあるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、恥ずかしながら当時私は、新聞を読まない若者でした。

佐賀でも、有数の飲食店でしか味わえない光樹とまと。そりゃあ、わからないわけです。

佐賀を探すことが仕事になった今、トマトのように「知られていないけれど、全国的に誇れる宝が佐賀にはごろごろとある」ということに皆様とお会いし、お話を聞かせていただく中で気付かされています。

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かっこいい大人達

私がまだ若いころ(もうすぐ30......)、先ほども話しましたが、佐賀を出たいと思ったことがありました。

そんな中、町で自分たちがいいと思うイベントを。ワークショップを。自分の思う仕事を。「私よりも少し上の大人たちが何かやっている!」という場面に出会いました。SNSの普及もあり、自分自身とその周りの人たちが楽しいと思うことを佐賀のこの町で企てている姿は、もんもんとしていた私の目にはとても魅力的に映ったんです。

「かっこいい!」

見た目とかそんなものではなく、芯をもってただひたむきに取り組む大人達は「佐賀(にいる自分)だからこそできること」これを楽しんでいました。

他県にいる人を否定する気持ちはさらさらないですが、どこにいても、自分の気持ち次第。それに気付かせてくれた大人たちに今となっては感謝しています。

EDITORS SAGAのエディターさん。私よりも、年下の方々もいらっしゃいますが、ほとんどが私よりも年上です。
それぞれに、佐賀に関することを発信していただいていますが、皆さん「かっこいい大人達」です。

去年、EDITORS SAGAが立ち上がる時、こちらから頼み込んでエディターとして参加していただきました。

私が、抱いた思いのように下の子たちがまたそんな背中を見て佐賀で何かやりたい。自分も発信したい。そんな声も聞こえるようになってきたことは、純粋に嬉しいことです。

「佐賀で活動されているかっこいい大人」まだまだたくさんいらっしゃると思いますが、エディターさんもそれぞれに面白い方々ばかり。ぜひ、エディターさんのページも覗いてみて下さい。

さいごに

本メディアもいよいよ2年目。
まだまだ、皆様に佐賀の魅力をお伝えするには努力が必要ですが、みなさんにたくさんのヒト・モノ・コトとの出会いをお届けできるよう台風を吹き飛ばす勢いで精進してまいります。

また、8月には1周年を記念して、読者様とエディターさん、編集部との交流も兼ねたイベントの開催も予定しています。乞うご期待ください。

長くなりましたが、本記事をご挨拶とお礼に代えさせていただきます。
今後ともEDITORS SAGAをどうぞよろしくお願い致します。

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EDITORS SAGA編集長 中村美由希

EDITORS SAGA 編集部

編集部

今までなかなか紹介されていないような佐賀の隠れた魅力や新しい情報をお届けするべく日々、奮闘中!...

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