1/26~2/11【宵の美術館〜なまずの寝床〜】日本最大規模のランタン空間作品展|嬉野

1/26~2/11【宵の美術館〜なまずの寝床〜】日本最大規模のランタン空間作品展|嬉野

19年目を迎える冬の風物詩「うれしのあったかまつり」
陽が落ちると街に灯りがともされ、人々の心を癒して来ました。

その中で行われるアートパビリオン「宵の美術館」と称した作品展は、ランタン作家 三上真輝氏と延べ500名以上の嬉野市民が共同で制作した日本最大規模のランタン空間。

3年目となる今年も、2019年1月26日(土)~2月11日(祝・月)の期間、嬉野市体育館内に出現します。

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「宵の美術館〜なまずの寝床~」

嬉野の地では、白なまず伝説が語り継がれていることから、なまずの寝床を題材とし、表現してきた宵の美術館。
川底へ続くトンネルを潜り、白なまず様や魚たちが住む川の世界へ来る人を誘います。

[白なまずの伝説]
古くから守り神として祀られてきた、海神の娘・豊玉姫。白なまずはその遣いとして嬉野川を支配し、郷の守護神である。肌の病にご利益ありと云われ、また国に大難がある時に現れて神託を告げると語り継がれている。

「宵の美術館〜なまずの寝床〜」は2017年より始まり、ランタン作家 三上正輝氏と嬉野市民が共同制作したランタンは300体以上にもなります。

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ランタン作家の三上真輝氏

三上真輝氏

1954年青森県五所川原生まれ、福岡在住。

年間120万人もの観光客が訪れる五所川原の高さ20mもの「立ちねぶた」を80年ぶりに復活させた人物

太宰府天満宮、キャナルシティー、長崎空港、2018年は東京マンダリンオリエンタルホテルの最上階のBARで鳥獣戯画のランタン作品が披露され、高い評価を受けた。伝統的なランタンだけにとらわれない自由な造形を生み出し続けている。

日本人の好きな灯りを表現出来るランタンの魅力を一人でも多くの人に伝えていきたいと制作や指導に励む。

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制作現場

2018年12月より制作が始まり、岩、蓮の花、滝、水の流れ、蟹、ヤマメ、鮎、亀といった作品を三上さん他職人が、メダカや水球を市民達がつくりあげました。

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去年に加え、笹船、羽、蓮など十数体の新作が生まれ、さらにパワーアップした展示は、なまずの寝床のストーリーをさらに感じさせてくれることでしょう。

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会場入口のトンネルに飾られた作品は、幼稚園生から嬉野高校生の子供達が中心となって制作しています。

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会場で流れる音楽表現

幻想的な会場をさらに盛り上げてくれるのは、音楽クリエイターのMarc Farey(マーク・ファーリー)さん。イギリス出身でサウンドデザイナーとしてロンドンBBC Radioにて10年以上勤めた後、嬉野へ移住されました。

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なまず様の目覚めから就寝までの1日を表現した曲は16分にも及び、様々な音で構成され想像力がかきたてられる作品。なまずが歩く足音や水の流れなど再現されていて、まるで自分がその場にいるかのような気分にさせてくれます。

会場で流れるサウンドにもぜひ、注目してみてください。

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今後の構想

「宵の美術館」は今後、嬉野温泉全域を活用し、50カ所程度のアートパビリオンを常設する予定ということ。その規模は世界最大であり、東京ドーム2,703個分に相当するなんとも壮大なプロジェクトです。

観て聴いて最高に贅沢な宵の美術館「なまずの寝床」。
年々成長するこのアート空間を嬉野でご覧ください。

Liveイベント情報

[2月1日(金)と2月11日(祝・月)に会場で特別に行われるLiveイベント紹介]

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○Jazz Live Night「Araki Maiko Trio」

 日時:2月1日(金) 20時30分start

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○宵の美術館フィナーレイベント「HAKU Special LIVE〜At the bottom of the river〜」

日時:2月11日(祝・月) 18時〜19時、20時30分〜21時30分(2回公演)

https://youtu.be/gQjeWVOXKzM

※ランタン空間内イベントは通常のなまずの寝床の入館料のみでご覧頂けます。
※ライブイベント中は通常のなまずの寝床の演出とは異なります。予めご了承下さい。

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情報

宵の美術館「なまずの寝床」

期間:2019年1月26日(土)~2月11日(祝・月)
会場:嬉野市体育館
住所:〒843-0301
   佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲2834番地
時間:[平日]開場17時 閉場22時(最終受付21時30分)
   [祝休前日]:開場15時 閉場22時(最終受付21時30分)

【入館料 】
 大 人---500円
 小中高生---100円
 幼 児---無 料
 ※入館料は製作協力金として全て作品のために生かされます。
 お問い合わせ:(一社)嬉野温泉観光協会 TEL:0954-43-0137

WEB:https://www.yoinobijutsukan.com/

■宿泊者限定の巡回バス運行
※期間中、嬉野温泉旅館組合加盟の旅館・ホテルにお泊まりの方のみご利用頂けます。
※乗車時間や場所などの詳細は決まり次第お知らせ。
https://www.facebook.com/namazunonedoko/

■ランタン空間内イベント
※詳細は決まり次第お知らせ。
https://www.facebook.com/namazunonedoko/

■宵の美術館SNSフォトコンテスト
宵の美術館開催期間中、「なまずの寝床」を撮影した写真を「#宵の美術館」のハッシュタグをつけてインスタグラム、ツイッター、フェイスブックで投稿してください。
優秀賞には嬉野温泉の旅館ホテルの宿泊券をプレゼント!
投稿期間:2019年1月26日(土)~2月13日(水)
当選者発表:後日、公式サイト及びフェイスブックページにて発表。

EDITORS SAGA 編集部

編集部

今までなかなか紹介されていないような佐賀の隠れた魅力や新しい情報をお届けするべく日々、奮闘中!...

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