【唐津くんち】地元の人が本当におすすめする唐津くんちの見どころ・スポットに行ってみた。|11/22~11/24写真展開催中!

【唐津くんち】地元の人が本当におすすめする唐津くんちの見どころ・スポットに行ってみた。|11/22~11/24写真展開催中!

唐津くんちの魅力は唐津っ子に聞け!

唐津くんちの魅力を一番知っているのはやはり唐津っ子でしょう。今回は唐津にお住いの方に唐津くんちの見どころやおすすめスポットをリサーチし、実際に見てまわってきました。地元住民ならではの目の付け所を皆さんにもご紹介します。

目次

唐津くんちってこんなお祭り!

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唐津くんちは毎年11月2・3・4日に開催される唐津神社の秋季例大祭。

2日の宵曳山(よいやま)で曳山は各町から唐津神社へ向かい、3日の御旅所神幸(おたびしょしんこう)で御神輿が曳山を伴って御旅所である西の浜へ、4日の翌日祭では曳山が町廻りをして帰っていきます。

有名な14台の曳山は御神輿(おみこし)のお供をしているいわば神様の護衛です。そう考えるとあの迫力にもうなずけますね。

11月2日 宵曳山 (19:30~22:00)

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提灯のあかりが夜闇に曳山を浮かび上がらせる特別な一夜。唐津っ子にとって1年の中で最も熱い3日間が始まります。

11月3日 御旅所神幸 (9:30~16:30)

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唐津くんちの最大の見どころは2日目におこなわれる西の浜御旅所への曳き込み。

重さが2~3トンもある曳山の車輪が砂地に食い込み、曳子たちが力いっぱいに曳山を動かす姿はまさに圧巻。秋晴れの澄んだ空に響く「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声も盛り上がって見物客を魅了します。

11月4日 翌日祭 (10:00~17:30)

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最終日の翌日祭(町廻り)は曳き納め。曳子の掛け声と見物客の声援が一体となって盛り上がり、曳山は唐津神社横の曳山展示場へ納められます。

地元の人が本当におススメする唐津くんちの見どころ・スポットはココ!

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唐津くんちの見どころをたくさん知っているのはやはり唐津の人たち。

そんな唐津くんちをこよなく愛する唐津っ子代表の方々に「ココを見てほしい!」というおすすめの見どころ・スポットを聞き、実際に行ってきました。

町屋が並ぶ旧街道(魚屋町~大石町や坊主町~江川町)

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まず伺ったのは唐津でゲストハウス鳩麦荘を営む、エディターのムギちゃん。彼女がおすすめする1つ目のスポットは、魚屋町~大石町や坊主町~江川町などの旧街道。風情の残る町屋が並んでいて道幅も狭いので迫力も倍増です。

宮島醤油前のVカーブ

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2つ目のスポットは宮島醤油前のVカーブ。巡行コースの中でもっとも鋭角なカーブを曳子たちが息を合わせて勢いよく曲がります。

よくよく見ていると曳子の中たちに合図を出している人がいたり、曳山の方向転換をする「梶棒」を操る人達がいたりとさまざまな役割の人達を発見。お囃子を奏でる囃子方と合わせて、曳子たちにも注目です。

ふるさと会館アルピノ~唐津天満宮方面へ渡る橋

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唐津くんちの曳山を何年も撮っているというカメラマンに話を聞くと、ふるさと会館アルピノから東新興町交差点へ渡る橋を教えてくれました。宵曳山の時、奥に見える橋を渡る曳山が川の水面に反射してとても幻想的な写真が撮れるここは意外に知られていない穴場スポットなんだとか。

ちょっぴりマニアック!?こんなところにも注目すべし!

大手口バスターミナル2階

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タクシーの運転手さんに教えてもらったおすすめスポットは大手口バスターミナルビルの2階。刀町から唐津市役所前の通りを巡行する曳山を見ることができます。下からでは見えない曳山の細やかな装飾や上に乗っている人の表情まで楽しめる人気スポットです。

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取材をしていると、ちょっぴりマニアックな楽しみ方をしている人の話も聞けました。見物客の中で泳ぐ小さな鯛曳山(たいやま)を見つけるとかわいくてついつい写真を撮ってしまうそうです。

曳山だけじゃない!知られざる唐津くんちの魅力

唐津くんちを見に来た人はだれでも華やかな曳山に目を引かれます。しかし、唐津くんちの魅力はそれだけではありません。

神田カブカブ獅子

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御旅所神幸のある唐津くんちの中日、11月3日の朝5:00から唐津神社で奉納される「神田カブカブ獅子」は口元をカブカブ動かしながら舞う獅子舞です。舞が終わった後は神田地区の公民館を回って無病息災を願いながら主に子どもたちの頭を噛みます。

宵曳山が終わった翌日の早朝なのでかなり眠たい時間帯。しかし、神田地区の若者による躍動感ある獅子舞は一見の価値ありです。早起きして見に行ってみてはいかがでしょうか?

夜のお囃子練習

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素敵な見どころは唐津くんちが始まる前にも。10月に入ると唐津の町は一気に唐津くんちモードに入り、夜19:00頃からお囃子の練習が始まります。各町ごとに子どもたちがそろって練習をしているお囃子が響く中、それを聞きながら夜の唐津を歩くのもまた乙なものです。

笛と太鼓の音が聞こえてくる中、唐津駅高架下の屋台(正確には屋台ではありませんが屋台と呼ばれています)でお酒を飲むしあわせ。ちなみに屋台のシャッターには曳山が描かれていてお店が閉まっているときもここを訪れる人は多いそうです。

まとめ

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唐津くんちの魅力はまだまだたくさん語り切れないほどあるようです。曳山の巡行ルートは唐津観光協会のホームページに掲載されているので自分ならではの唐津くんち満喫コースを計画してみてはいかがでしょうか?

【11月22日~24日開催】唐津くんち写真展開催!

呉服元町商店街に新しくできた複合商業施設「KARAE(カラエ)」(2019年10月オープン)の前で佐賀新聞社による唐津くんち写真展が開催されます。プロのカメラマンが撮った迫力満点の写真が300枚以上展示され、希望者には写真の販売も。「唐津くんちに行きそびれた!」という方は必見です。

日程 2019年11月22日(金)~11月24日(日)
時間 10:00~17:00(初日は正午から)
場所 呉服元町商店街KARAE(カラエ)前

一部写真提供:唐津観光協会
EDITORS SAGA編集部 中島ちひろ

EDITORS SAGA 編集部

編集部

今までなかなか紹介されていないような佐賀の隠れた魅力や新しい情報をお届けするべく日々、奮闘中!...

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