佐賀で学べる本格中華料理の体験教室!|ちゃおずの水餃子教室

佐賀で学べる本格中華料理の体験教室!|ちゃおずの水餃子教室

最近、餃子が巷で再熱していることを皆さんはご存知ですか?

佐賀市にも続々と餃子専門店も増え、これからの季節、ビールやハイボールのお供に餃子......、最THE高の組み合わせですよね!

日本では"焼き餃子"が主流ですが、本場中国で主に食べられるのは"水餃子"や"蒸し餃子"なのを知っていますか?

そんな"本場の水餃子"作りが体験できるという料理教室へ体験取材してきました!

本場の水餃子を楽しく学べる料理教室

お邪魔したのは佐賀駅北口から徒歩1分の場所にある「佐賀中国語教室ちゃおず」さん。

昨年8月にスタートした「ちゃおずの水餃子料理教室」は、本場の水餃子作りが体験できると女性だけでなく男性の参加者も少なくないそう。

ユニークで親しみやすい餃子先生

水餃子作りを教えてくれるのは、中国出身の両親を持ち、5歳から水餃子を作っていたという範東洋彦先生。

小さい頃に受けた経験などから、日本人に中国の魅力や中国カルチャー、中国を知ってほしいと、大学4年時に「東洋プロダクト株式会社」を立ち上げ、水餃子教室だけでなく、中国語教室、輸入貿易などのさまざまな方向から日本と中国を繋ぐ活動をされています。

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そんな範先生の魅力は持ち前の明るさ!

時折、中国語を交えながらの料理教室は、緊張した雰囲気もあっという間に笑顔の絶えない場となります。

早速、水餃子づくりを体験開始!

今回作るのは、豚肉と白菜、エビの餡で作る「三鮮餃子」。三鮮は3つの具材(肉・野菜・海鮮)を使ったという意味なのだそう。

4月は「春たけのこ、椎茸、豚肉」の水餃子、3月は「卵とニラ、木耳の水餃子」と、作る水餃子は月ごとに中国のお祭りや節句、季節のイベントに沿ったテーマで替わります。ハロウィンの時期にはオレンジ色と紫色をした水餃子も作ったのだとか。

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まずは生地をこねる作業から。

寝かされた生地は始めは硬いですが、こね始めると段々柔らかくなっていきます。

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柔らかくなったら、細く棒状に。

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棒状にしたら、一口サイズにちぎって、丸めて......

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手の腹で押し伸ばした後、麺棒で薄く伸ばします。

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市販で売られている餃子の皮との違いは、何と言っても生地の伸び! 出来上がった時の皮のもちもち感が格段に違うのだそう。

その後、適量の餡を入れて、包みます。

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包み方も餃子の種類や家庭で様々あり、「日本のThis is 餃子」のイメージと異なります!

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包み終えたら、沸騰したお湯に、水餃子が鍋の底に付かないように軽くかき回しながら投入します。

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しばらくすると、再度沸騰するので、差し水をするとさらに皮のもちもち感が増すのだとか。

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茹で終わったら、いざ実食!

手作り水餃子と併せて、今回特別に干豆腐のサラダと花椒油(ホアジャオユ)がけ茶碗蒸し、エリンギの豆板醤炒めもいただきました!

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はじめて作った水餃子は皮がもちもちで、エビの食感がアクセントとなりGOOD!

何も付けなくても美味しくいただけます。

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干豆腐のサラダは麺とも豆腐とも言えない不思議な食感であっさり系。

茶碗蒸しは出汁の効いた日本の茶碗蒸しとは違う、チキンスープと花椒油が香る玉子感たっぷりのもの。

エリンギの豆板醤炒めは、エリンギの独特の食感に独特の辛みがあって、ビールのお供で食べたい一品。

想像以上の量の多さに、食べきれなかったのですが、それも中国のカルチャーの1つ。中国の食のマナーは一般的に「全部食べずに少し残す」のだそう。

残さず食べてしまうと、"足りなかった"と捉えられてしまうため、少し残すことで、残してしまうくらいたっぷりもてなしてもらって満足!というサインになるのだとか。

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中国カルチャーをもっと身近に

本場の中華料理を堪能したところで、範先生に「ちゃおずの水餃子」を始めた経緯と「ちゃおず」のこれからについてお伺いしました。

20210528_hs_33.jpg範先生

料理教室を始めたきっかけは、水餃子の工場を運営していた時は水餃子を作って卸すばかりで、直接"誰か"に水餃子という中国の一文化を提供できていないなと感じたから。

工場と並行して運営していた中国語教室のように「教室」という場だったら、生徒と触れ合いながら中国の良さを知ってもらえるということをヒントに「水餃子の料理教室」を始めました。

「ちゃおずの水餃子」の魅力は体験して中華料理を食べられるというところ。

店で食べる中華料理とは違い、食べるだけでなく、食材に触れるという体験をして、自身の印象として残ってくれたらという想いが込められています。

20210528_hs_33.jpg範先生

現在、少しずつ中国のカルチャー情報は日本に入ってきていますが、まだまだほんの一部。色々な中国カルチャーをたくさんの人に知ってもらうため、将来は佐賀で「ちゃおず カルチャーセンター」を建てたいです。

同じ意志を持つ有志と助け合いながら、中国のメインカルチャー、サブカルチャーを体験できる施設を造り、もっと多くの人に身近に中国を感じてほしいですね!

まとめ

気軽に出来る異国の文化体験。

生地から作る水餃子を楽しみながら、本場の、今の中国を知るきっかけになるのではないでしょうか。

ちゃおずでは、中国語教室も開催中!中国カルチャーと言葉に触れてみるのも、新たな発見につながるかも?

成長の止まらない「ちゃおず」にも注目です!

イベント情報

今回、佐賀インターナショナルゲストハウス HAGAKUREにて、範先生による「ちゃおずの水餃子」が食べられるイベントを開催されるそう!

体験の前に本場中国の味を味わってみるのもあり??

中国のビール「青島ビール」のご用意されているとか!多国籍交流もできるかも!

詳しくは下記の Facebookイベントページ をご覧ください。

イベント名 ちゃおずの水餃子
日程 6月13日(日) 17:00~22:00
場所 〒840-0804 佐賀県佐賀市神野東2-4-12
イベント情報 Facebook イベントページ:https://www.facebook.com/events/189943383010041/

店舗情報

店舗名 ちゃおずの水餃子教室
住所 〒840-0801 佐賀県佐賀市駅前中央2-1-1 4F 4-B
公式サイト

WEB:https://chaozu.jp/suigyoza

Facebook:https://www.facebook.com/chaozujp/

Instagram:https://www.instagram.com/chaozujp/

詳細情報

開催日:毎月第2日曜日 11:00~14:00

献立:月替り水餃子、小料理、中国茶

料金:3,500円

用意するもの:エプロン、スリッパ

※事前予約払い・先着6名

※予約はWEBサイトのLINEよりお申し込みください。

地図

EDITORS SAGA編集部 相馬千恵子

EDITORS SAGA 編集部

編集部

今までなかなか紹介されていないような佐賀の隠れた魅力や新しい情報をお届けするべく日々、奮闘中!...

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