嬉野温泉に泊まってみた!極上の旅行プランを編集部がレポート【後編】

嬉野温泉に泊まってみた!極上の旅行プランを編集部がレポート【後編】

こんにちは!編集部の中島です。
嬉野市にある人気のお宿「和多屋別荘」が"新しい特別体験ツアー"をはじめたとのことで、ご招待いただき宿泊してきました!

1日目は「知る」「整う」をテーマに、嬉野ならではの温泉・お茶・文化を全身で感じられる体験をし、心身ともに癒されました。(前編はこちらから)
そして2日目はいよいよお待ちかね、「食べる」にフォーカスをあててご紹介したいと思います!

【食】嬉野の上質なお茶を堪能!

この日のスタートは「茶考」体験。
案内されたお部屋の暖簾をくぐると、そこにはまるで高級なBARのような空間が!黒のロングテーブルを照らすオシャレな間接照明。従来のお茶の「和」のイメージとはまるで違う、シックでモダンなつくりに驚きです。

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体験前は"茶"を"考える"との言葉から、うれしの茶のことを学ぶ座学なのだろうか......と考えていましたが、ここでは、茶師によって一杯一杯丁寧に淹れられたうれしの茶を、コース仕立てで味わう特別な体験ができます

そしてカウンターの向こうにはバーテンダーのような男性が。実はこの方がうれしの茶の茶師。

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まるでワインを注ぐようにうれしの茶をサーブしてくれます。さぁ、純粋にうれしの茶を嗜むティーコースのスタートです。
そのお味は......といきたいところですが、ここで体験できる茶考プログラムの詳細は、体験した方だけが知ることのできる特別なものとなっています。訪れる方へ、驚きと感動を取っておきますね!

一言だけお伝えするとしたら、"体験後はお茶の考え方が変わります!"ということ。うれしの茶を一口一口大切に味わうことで、今まで意識していなかった味の深みを感じ取ることができ、普段どれほど食べ物や飲み物をしっかりと堪能せずに口にしていただろう......と考え直すきっかけとなりました。

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ティーコースの内容や淹れ方、食材との合わせ方などは時期によって変わることもあるそうです。
気になる方はぜひ予約して、うれしの茶の世界へ没入してみてください!

茶考

開催日 水、金、土曜日(定員8名) ※事前予約制
営業時間 14:00〜15:20 (約80分)
体験料金 一人 5,500円

【食】おにぎりとうれしの茶のペアリングを愉しむ『おにぎり神谷』

嬉野の自然や食、温泉を堪能し尽くしたひとり旅もいよいよ終盤です!
2日間の旅を締めくくる最後のプログラムは、「おにぎり神谷」。その名前からきっと美味しいおにぎりが食べられるのだろうなと軽く考えていましたが、おにぎりの概念が覆されるような体験でした!

館内のレストラン「おにぎり神谷」の店内へ入ると大きな調理台を囲むようにカウンター席が用意され、割烹着姿の女性が笑顔で出迎えてくださいました。この方が、"にぎりびと"の肩書きを持つ神谷よしえさんです。

見るからに美味しいおにぎりを握ってくれそう!食事前から期待値が上がりますね。

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おみそ汁

まずはおみそ汁から。あえて具材を入れず、出汁とみそだけで勝負するみそ汁は、みその奥深さを感じられるお味です。お腹が温まりほっとしたところで、早速おにぎりをいただきます。

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手から手へと渡されるおにぎり

ごはん窯の蓋を開けるとほわっと湯気が上がり、お米の甘い香りが広がりました。
これぞ"お米の粒が立っている"という状態ですね!つやつやです。

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早速熱々のごはんを素手でにぎりはじめる神谷さん。

あっという間に丸くなったと思ったら、すぐさま手渡しでおにぎりを差し出してくれます!

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受け取る私ももちろん素手でキャッチ。

神谷さんが簡単ににぎっていたのがまるで嘘かのような熱さに驚きつつ、ほかほかの湯気ごといただきます!

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空気を含んでふわふわのおにぎりを頬張ると、ほのかに甘い香りが鼻から抜け、お米本来の甘さが感じられました。普段食べているおにぎりとはまるで違う食感と味わいに感動です。

素手でおにぎりを食べるのも久しぶりで新鮮な気持ちに。童心に帰ったようにぱくぱくといただきました。

塩おにぎりと箸休め

お次はお塩をつけてにぎってもらいました。
やはりお塩が入ると味が引き締まりますね。シンプルなのに一口二口とどんどん食べ進み、やみつきになります!

コースには、ごはんのお供やちょっとした箸休めにもなるおかずも用意されています
この日のおかずは、奈良漬けやゆずごしょう、七味唐辛子、大葉などでした。こちらのおかずもお箸を使わず、素手でいただきます。

どの組み合わせで食べてもよし、タイミングにも決まりはありません。食べ方は自由です。

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そしてこのおにぎりに合わせるのはもちろんうれしの茶。やはりおにぎりと抜群に合うんです!
日本人にとって、お米とお茶はやはり欠かせないものだと実感しました。

煎茶で炊いた緑色のおにぎり

他にもこんな変わったおにぎりも。お水ではなく水出しの煎茶で炊いたご飯を使ったおにぎりです!
お櫃の中を覗くとお米がほんのりと緑色をしています。

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何もつけずにいただくと、うれしの茶の香りがふわりと広がり爽やかなお米の味を愉しむことができます。
さらに、ごはんを炊く際に使った水出しのお茶の茶葉に、しょうゆを垂らしたおかずを一緒に。お茶の葉をいただくとは驚きでしたが、苦味がまろやかでごはんともとても合っています!

止まらないおにぎりの魔力

気がつくとあっという間に釜のごはんがなくなり、なんと一人で2合分も食べていました。
一度にこんなにたくさんのお米を食べたのは人生で初めてです...!
神谷さんのおにぎりがあまりにも美味しく、食後は幸せな満腹感を感じました。

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全国を飛び回る神谷さんが、目の前でおにぎりを握ってくれる幸せな体験ができるのは、佐賀では和多屋別荘だけ。
嬉野の地で100年超続く茶農家・永尾豊裕園のうれしの茶とお米、丁寧に作られたおみそ汁やお漬物が生み出す最高のマリアージュをぜひ体験してみてください。

予約必須なので、気になる方はぜひお問い合わせを。

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おにぎり神谷

開催日

不定期 (和多屋別荘へお問い合わせください。)

問い合わせ

0954-42-0210

営業時間

[プレミアム]  11:00~12:00 14:00~15:00
[通常]     10:00~11:00 12:00~13:00
各回定員 最大6名

体験料金

[プレミアム] 11,000円  [通常] 5,500円

最後に......

和多屋別荘が提案する『嬉野WELL-BEING』を体験し尽くす今回の一泊二日ひとり旅。
特別な体験の数々に驚き、癒され、新たな嬉野の魅力を発見することができました。忙しい日常の中で見逃している小さな幸せや有り難さに気づくことができ、すべての体験を終えたあとは、まるで生まれ変わったような爽快感を覚えました!

どのプログラムも体験した後は、今までの自分とはちょっと違う新たな視点を得られること間違いなしです。
みなさんも、特別で上質な時間を過ごしに嬉野を訪れてみませんか。

なお、今回ご紹介したプログラムについては事前予約制となっていますので、気になる方はぜひ和多屋別荘にお問い合わせください。

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店舗名 和多屋別荘
住所 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738
問い合わせ 0954-42-0210
公式サイト http://www.wataya.co.jp
地図

EDITORS SAGA編集部 中島

EDITORS SAGA 編集部

編集部

今までなかなか紹介されていないような佐賀の隠れた魅力や新しい情報をお届けするべく日々、奮闘中!...

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