佐賀の街なかで、新たな出会いと友情を育むトーク企画『トモダチ100人できるかな?』。 佐賀の地酒を酌み交わしながら繰り広げられるこの企画の第二回目のゲストは、佐賀市在住の「亀博士」こと池田摂子(いけだせつこ)さんです。 15匹の亀と生活を共にし、亀の魅力を広く伝える活動をされている池田さんと、佐賀の銘酒と地元のおつまみを味わいながら、「亀の魅力」「池田さんのユニークな人生」について深く掘り下げます。
佐賀の銘酒とこだわりのおつまみで乾杯!
まずは、とっておきのお酒をご紹介させていただきます。
まずは、この日のために用意した佐賀の地酒をご紹介。
瀬頭酒造さんの「純米吟醸 東長(アズマチョウ)」。蔵人が丹精込めて醸した逸品で、山田錦と佐賀の華を使用し、華やかな香りとふくらみのある旨味が特徴です。
どんなお料理にも合わせやすく、日本酒初心者の方でも飲みやすいお酒です。
佐賀の銘酒を彩る、こだわりのおつまみ
佐賀の銘酒を彩るおつまみには、高橋餅本舗 福屋の「蜂蜜バタどら」をご用意。香りの高い佐賀産百花蜂蜜をバターに練り込み、北海道産小豆の粒餡をふんわりとした皮で挟んだ人気商品です。
寒い日には20〜30秒ほど温めるとよりおいしさがアップするようです。ぜひお試しあれ。
「亀博士」誕生秘話 亀との出会いが人生を変えた
亀博士になったきっかけは?
- 池田さん
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最初の1匹との出会い、そして長く過ごす中で多くのことを学びました。知れば知るほど亀の魅力に引き込まれていったんです。佐賀市の生涯学習センター『アバンセ』で特技を活かした講師育成企画を知り、講座を受講。その後、県民講師として『カメトーーク』という講座を開催しました。講座を通して亀の知識を共有していくうちに自信がつき、自分でも亀博士と名乗るようになりました。
- 霍見
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カメトーーク初期の頃の参加者は何人くらいでしたか?
- 池田さん
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約20名でした。姉が心配して参加しようとしていたのですが、募集をかけたらすぐに満席になったんです。小学生から親御さん、ご年配の方まで参加してくれて、驚きました。ペットとして、亀はマイナーなイメージがあったので...
亀博士の多彩な顔 - フリーライターとタクシー運転手
亀博士本来の姿は?
- 池田さん
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フリーライターとタクシー運転手をしています。
- 霍見
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え?!すごい振り幅ですね...
- 池田さん
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予約タクシーなので、亀友達もよく乗ってくれるんですよ。
- 霍見
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亀タクシーという名前でやったら面白くないですか?
- 池田さん
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ぜひやりたい!亀のラッピングカーとか最高!!!
亀コミュニティの広がり - 全国規模のネットワーク
亀コミュニティで知り合う人はどんな人?
- 池田さん
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亀の飼育者はもちろん、首都圏で開催される亀のシンポジウムにも参加しています。
- 霍見
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・・亀の・・シンポジウム・・?
- 池田さん
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亀の有識者、生態学を学ぶ学生、爬虫類の専門家、水族館の館長など、様々な分野の方と出会いました。ウミガメの協議会会長、奄美大島の海洋センター所長、環境保護団体の方々ともお会いしました。
- 霍見
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...?!(予想以上のレベルだ...)
- 池田さん
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亀の世界は、全国的に見ても狭いのかもしれません。だからこそ、深く知ると一気に世界が広がるのかもしれませんね。
亀の魅力とおすすめポイント - 亀を飼うメリット
これから亀にハマりたい人に、おすすめポイントをプレゼンしていただきました。
- 池田さん
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• ズボラさんにおすすめ!環境づくりが簡単!
• 名前を呼ぶと反応してくれるようになる!
• 歩く姿がとても可愛い!
• ストレスを抱えている人に癒やしを!
亀はじっと目を見て話を聞いてくれるので、話しかけていると心が軽くなるんです。時間をかけて育てると懐いてくれて、とても癒やされますよ!
初心者におすすめの亀 - 飼育の注意点も解説
初心者が飼うのにおすすめの種類は?
- 池田さん
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水棲か陸棲かで大きく変わります。陸棲は大きくなる種類もいるので注意が必要です。子供の頃は小さくても、成長すると50cmくらいになることも。寿命も長く、20年、30年と飼育できるかしっかり考える必要があります。
あまり大きくならない種類がお好みなら、ニホンイシガメがおすすめです。外来種は大きくなる場合が多く、オスとメスでも大きさが異なります。オスは比較的小さいので、ニホンイシガメのオスがおすすめです。
- 霍見
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自分が無理なく育てられる子を選ぶのが大事ですね!
- 池田さん
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私がカメトーークの参加者に必ず伝えていることがあります。それは『亀を家族として迎えたなら、必ず最後まで面倒をみる』ということ。
亀を飼ったけど世話が出来ず、簡単に川に放つ人も多いんです。一度飼うと決めたら、責任を持って世話をして欲しいです。
- 霍見
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改めて、命の大切さについて考えないといけませんね。
お待ちかねの亀さんとのふれあいタイム - リオちゃん登場!
この日、池田さんが連れてきてくれたのはニホンイシガメの「リオちゃん」。池田さんが顔を近づけると、リオちゃんがニコッと笑ったのです!
- 霍見
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え?!笑ってる!!!私も顔を近づけてみてもいいですか?
- 池田さん
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もちろん。
- 霍見
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あ...口角が下がっちゃった...
- 池田さん
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撫で方にもコツがあるみたいで、優しくそっと撫でてあげるといいですよ。
亀さんの存在意義 - 池田さんにとってかけがえのない家族
- 霍見
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池田さんにとって亀はどんな存在ですか?
- 池田さん
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勇気づけられたり、癒やされたり、亀のおかげで学んだこともたくさんあります。現在では、信頼し合って一緒に暮らしている、かけがえのない家族です。
一つのことに情熱を注ぐことは、人に大きな力をもたらすのだと改めて感じました。いつか私も「亀タクシー」に乗って、この企画で出会った友達と出かけることを夢見て頑張ります!
場所提供:SAGA MADO
※SAGA MADOは、店内での飲食を禁止されています。今回の取材については特別に許可をいただいております。
高橋餅本舗 福屋の「蜂蜜バタどら」香りの高い佐賀産百花蜂蜜をバターに練り込み、北海道産小豆の粒餡をふんわりとした皮で挟んだ人気商品です。
次回予告 - 人生を変えるカフェの物語
次回のゲストは、池田さんの人生を変え、運気を上げ、亀との繋がりを増やし、仕事も順調に導いてくれたという、カフェを経営されていた方です。
- 霍見
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人生を変えるカフェの方とは、まだ出会ったことがないので、次回は私の人生も変わるかもしれません!
この企画を通して、普段私たちが気づかない佐賀の魅力や、人々の個性豊かな生き方に触れることができました。次回も「SAGA MADO」からお届けします。お楽しみに!