「銀座に志かわ 佐賀中央店」オープン! 水にこだわる高級食パンが拓く可能性とは?

「銀座に志かわ 佐賀中央店」オープン! 水にこだわる高級食パンが拓く可能性とは?

耳までやわらかく、ほんのり甘い。クオリティの高さで日本各地を驚かせてきた「銀座に志かわ」の食パンが、佐賀で購入できるようになりました。佐賀市新中町に5月25日(火)オープンするのは、全国で104店舗目の「佐賀中央店」です。

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上の写真では写っていませんが、オープンに合わせて、店先にはなんと恵比寿さんのお姿が! 「佐賀中央店」ならではです。手には鯛ではなく食パンという、遊び心も。

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「銀座に志かわ」でしか味わえないおいしさの秘密、そして全店舗で高いクオリティを提供できる秘密とは? オープン直前にお話をうかがいました。

パンのプロ×水のプロで開発! 素材のおいしさを引き出すアルカリイオン水を使った食パン

「銀座に志かわ」の食パンのおいしさの秘密は、水を含めたすべての素材へのこだわりにあります。

小麦粉100に対し水を60使う食パン作りにおいて、水もまた重要な素材なのです。ここで使用する水は、他で例を見ないアルカリイオン水!

なぜアルカリイオン水なのでしょう? 素材の旨味を引き出す力があるからです。

下の写真をご覧ください。茶葉をビーカーに入れ、左がアルカリイオン水を、右が水道水を注いだ結果です。

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一目瞭然ですね。茶葉の旨味を引き出しているのはアルカリイオン水のほうです。高級料亭ではアルカリイオン水を使って出汁をとるというのも納得です。

でも、パン作りでは仕込み水は弱酸性の水を使うのが常識。アルカリイオン水を使うとパンがうまく膨らまないのです。

髙橋仁志代表取締役社長は、アルカリイオン水を使った食パン作りという、常識を破る挑戦を始めました。それは今から5年ちかく前のことです。

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浄水器・アルカリイオン整水器を製造する「水のプロ」OSGグループと共に研究を重ね、試行錯誤の末、完成させたのが「銀座に志かわ」の食パンです。2018年9月、銀座1丁目で「銀座本店」をオープンさせると、味・香り・口どけの良さが驚きと感動をもって迎えられました。

全国展開していく中で守っているのが、本店と同じクオリティ。アルカリイオン水は地域の水の特徴に合わせてチューニングし、専用のオーブンや型枠を使用する。「どこで作ってもおいしい」を努力と工夫で実践しています。

「銀座に志かわ」の商品には、上質な食パンの証し「ホワイトライン」がはっきり出ています。フォルムの美しさにもこだわった、見た目にもおいしい食パンです。

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そのまま食べて美味な食パンには、こんな楽しみ方も。

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予約を取ることが東京で一番難しいといわれる日本料理の名店「くろぎ」が「銀座に志かわ」と共に「銀座に志かわ」の食パンのために開発した「抹茶みつ」です! みつのような濃厚な甘みに醤油の隠し味で、甘みの中にほどよい塩味が立ち、抹茶の渋みが全体のバランスを調和させています。

6月中旬から佐賀中央店でも発売される予定なので、楽しみにお待ちください。

食パンの無限の可能性! 朝も昼も晩も、そしてお酒のお供に♡

取材中に食パンを試食させていただきました。

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何の抵抗もなく口の中でほどける食パンのほのかな甘み・優しい香り。ひとことで言って「最高!」。食パンという存在を認識しなおすような、新鮮な喜びを感じました。

でも、食べ方はこれだけではないのです。

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呼子名物・いかの塩辛にきんぴらごぼう。これが意外なほど合うのです!

食パンを噛んだときに広がる風味がご飯の甘さと似ているから、和の惣菜との相性が抜群。ジャムやバターを塗る・サンドイッチにする......そんな食べ方しか知らなかった食パンの、新しい可能性が見えてきます。

食パンといえば朝食というイメージを持っている人も多いでしょう。「銀座に志かわ」が提案するのは、昼食や夕食、はたまたお酒と一緒に楽しむ食パンです。

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おうち時間の長い現代では、料理の負担が大きくなりがち。献立のマンネリ化に悩むとき、プチ贅沢として高級食パンを買うのがおすすめです。いつもの食卓がきっと輝くはず。

「銀座に志かわ」の公式Instagramでは食パンレシピが公開されています。眺めているうちにごくりと喉が鳴るような、華やかなレシピ満載です。過去に2回、「食パンアレンジコンテスト」も行われています。新レシピが浮かんだら、ぜひ次回コンテストに応募しましょう!

和モダンなエクステリアとインテリア。小物にもこだわりが光る

「銀座に志かわ」では外観や内観を和モダンなイメージで統一しています。

存在感あるのれんは、京都の老舗「一澤信三郎帆布」が手がけたもの。

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スタッフのエプロンも同じく「一澤信三郎帆布」製です。洗練されたデザインで機能面もばっちり。

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高級料亭のおもたせのような手提げ紙袋には、やわらかな食パンの型崩れを防ぐ配慮が。リユースも可能な優れものです。水へのこだわりがデザインされている点にも注目

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もらったら絶対に嬉しい! 愛らしい風呂敷に包まれた高級食パン。手ぬぐいの老舗「かまわぬ」との共同制作の風呂敷は4色展開です。

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6日間で予約2,000本! 佐賀出店を待っていた人々の喜び

「銀座に志かわ 佐賀中央店」では5月15日から電話・WEBでの予約を受け付けていました。取材日までの6日間で、実に2,000本もの予約が入ったそうです。

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「やっと佐賀に来てくれた! 今までずっと福岡に買いに行ってたから」。

そんな声が多いとか。「銀座に志かわ」の食パンとブランドのファンはこの佐賀の地で既に根付いていました。その輪は、これからいよいよ広がっていくことでしょう。

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店舗情報

店舗名 銀座に志かわ 佐賀中央店
住所 〒849-0924 佐賀県佐賀市新中町9-12
公式サイト https://www.ginza-nishikawa.co.jp/
Instagram https://www.instagram.com/ginza_nishikawa/
Twitter https://twitter.com/gnk0362632400
Facebook https://www.facebook.com/gnk0362632400/
詳細情報 営業時間 10:00~18:00(売り切れ次第終了)
店休日 不定休
駐車場 有
地図

開成作文堂

伊藤 恵子

佐賀県佐賀市在住のライター。平成の大合併後に佐賀市となった、山中の集落で自然物と戯れながら育ちました。学生時代を除いてずっと佐賀に...

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