新しく生まれ変わる佐賀のまち。利用者をワクワクさせる取り組みが動き出す! PR

新しく生まれ変わる佐賀のまち。利用者をワクワクさせる取り組みが動き出す!

「公共空間の利活用」と言われて、皆さんは何を想像しますか?

マルシェ、キッチンカー出店などたくさんの人が絡んだイベントでの活用から、ストリートライブやまちなかにあるベンチでランチや読書など個人での活用など、その規模と種類は多岐にわたります。そんな「公共空間の利活用」が佐賀のまちのさまざまな場所にあふれる姿を想像するとなんだかワクワクしませんか?

現在、佐賀県では「歩こう。佐賀県。」をキャッチフレーズとして、徒歩や自転車、公共交通など、マイカー以外の移動手段を暮らしの中に積極的に取り入れる、歩くライフスタイルを推進するプロジェクトを進めています。

「公共空間の利活用」は歩くライフスタイルにとっても大事な取組。まちの至るところが大小様々な活動であふれているところには、自然と人が歩いているものです。まちを歩き、まちの魅力を発見したり、その魅力に共感する人々との交流が生まれたり。歩くことを通じて、まちも人も元気になっていく。そんなまちづくりを目指していきたいですね。

佐賀市に目を向けると、多くの人の往来が期待される、2024年開催の『SAGA2024 国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会』に向けて、JR佐賀駅から徒歩20分の距離にある『SAGAサンライズパーク』内の施設整備をはじめ、駅と『SAGAサンライズパーク』を繋ぐ市道三溝線では歩道の拡張工事などが行われ、JR佐賀駅周辺が目まぐるしく変化しています!

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佐賀の玄関口『JR佐賀駅』のリニューアル

JR佐賀駅も2021年5月に北口を、2022年11月に南口がリニューアルされ、新たに北口は「サンライズ口」、南口は「佐賀城口」と愛称も決定されました。

サンライズ口(北口)は東西に分かれていた車両の出入り口を1カ所にし、スクランブル交差点を導入したことで、利用者にとって使いやすくなりました。

また、2022年10月8・9日と29・30日の4日間、『佐賀バルーナーズ』と『久光スプリングス』のホーム開幕戦に合わせて、『SAGAサンライズストリートフェスタ』が開催されました。

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佐賀駅サンライズ口(北口)から『SAGAサンライズパーク』までの『サンライズストリート』には、佐賀県で話題の飲食店や雑貨店によるマルシェやキッチンカーの出店が行われ、沿道を歩く人々でまちが賑わいました。

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佐賀商業高校の校門前では、書道部によるパフォーマンスやバトン部のダンス、吹奏楽部の演奏などが行われ、開幕戦へ向かうファンを楽しませました。

公共空間を活用することで、普段からこの地域で行われている活動が外に出てきて、道行く人々との交流が生まれます。このような発表の場としての活用も素敵ですよね。

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また佐賀城口(南口)は、以前は駐車場やタクシープールといった車の場所が敷地の大半を占めていましたが、規模を半分に縮小し、人々が憩い、にぎわいを生み出す「交流広場」へと生まれ変わりました。

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屋外には特徴的な大きな屋根ができ、雨でもイベントや飲食スペースとして利用ができるようになりました。完成式典が行われた2022年11月19日と翌20日には、交流広場のお披露目に合わせて、"佐賀のうまいもの"を集めて販売する『第3回さが駅前うまいもん市場』が開催されました。

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JA佐賀女性部による物販や乳牛のオブジェをつかった乳搾り体験、佐賀県産の農作物の販売、キッチンカーが出店。また、佐賀市立図書館の自動車図書館「ブーカス号」も参加し、小さな子どもを連れたファミリーやスーツ姿の方、カップルなど多くの方が集まり、交流広場には賑わいに溢れていました。中には親子3世代でイベントを楽しむ方々の姿も。

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ガラッと姿を変えたJR佐賀駅の南北ですが、さらに今後、2023年春には、西側の高架下のエリアも全面リニューアルする計画が進んでいます。「さが発・さが初」をコンセプトに、飲食店や物販店舗が出店し、佐賀県の魅力を発信する場所として生まれ変わろうとしています。

詳細はこちら(JR九州 プレスリリース)

また、佐賀城口(南口)からつながる4車線の道路についても、県によるリニューアルの計画が進められています。以前、EDITORS SAGAでも取り上げた佐賀駅前の社会実験『佐賀駅南テラスチャレンジ』から取組が進展して、なんと、実際に4車線の道路を2車線に減らして、歩道を広げる工事を進めていくことになりました。

社会実験の時に一定期間だけ現れた、キッチンカーや青空店舗が出店し、設置されたベンチで人々が憩う まちなかの空間。あの時はまだ「こうなったらいいね」という願望だったものが、近い将来、現実の道路空間になり、佐賀の日常に変わろうとしています。

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公共空間を使ったイベントで佐賀の街を盛り上げ、歩く佐賀へ

佐賀市内では様々なイベントが土日を中心に日々行われています。

2022年5月には、佐賀県庁北側にあった『くすかぜ広場』が『ARKS(アルクス)』としてリニューアル。芝生を用いた広場では、佐賀のお酒を用いた"ほろ酔いイベント"やトークショー、野外シアターなどが開催され、多くの人を楽しませています。

佐賀県立図書館の南側にある『こころざしのもり』でも、『タイフェスティバル』やスポーツ体験イベント、『佐賀城本丸シェ』などのマルシェ、子ども向けのイベント開催など、佐賀市民だけでなく、佐賀市外、佐賀県外の方々も楽しめるイベントを日々開催されています。

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佐賀のまちを歩いて見つける佐賀の魅力

車社会と言われる佐賀県でも、近年、まちなかの複数箇所でイベントが同時開催されるなど、色々な場所に向けてまちなかを歩く人々の姿を多く見かけるようになりました。

また、まちなかを歩いてもらうようにと公共空間を使った様々な取組も積極的に行われています。

「こんな場所があったんだ!」「この場所でこんなイベントがあったら面白いかもしれない」と、色々なところに目を向けながら、佐賀のまちを歩いてみる。視点を変えれば、佐賀のまちがさらに魅力的な場所になるかもしれませんね。

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EDITORS SAGA編集部 相馬

公共空間の利活用

KIZUKIプロジェクト

”佐賀らしさを誇りに思えるまち” 佐賀に住む人たちが、佐賀が好き。その場所を大切にしている。 新しい価値を取り入れ、もっと良くして...

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