器のまち伊万里のいいところ

器のまち伊万里のいいところ

どうも!伊万里でLIB coffee IMARI、bar ragazzaを経営している森永です。
2015年に同世代の面白い大人たちを集めて、「GOLD-U35」というボランティアチームを結成し、伊万里を盛り上げる活動をしています。
全国から出演オファー殺到 "ムキムキがガリガリします" でお馴染みの「筋肉かき氷」もここから生まれました。
長崎県生まれの私が、なぜ伊万里に流れ着いたのかは、また別の機会にお話ししたいと思いますが、
今回は、伊万里に住んで約10年の森永が佐賀・伊万里のいいところをご紹介します。

伊万里大川内山

趣あるまちなみ

伊万里焼は、遡ること遠く江戸時代、鍋島藩の御用窯として、その卓越した技法を守るため、大川内山に優秀な細工人や画工を集め、色鍋島など当時としては技術の粋を結集させて製陶にあたらせたのが始まりです。ここには明治の廃藩に至るまで鍋島の御用窯が置かれていましたが、陶技の秘法を漏らさないよう、大川内山の入口に関所を設け人の出入りを厳しく規制するとともに、焼成された焼物についても市販されることなく将軍家、諸大名への献上贈答品、藩庁用品として用いられ珍重されました。(FUSEより引用)
今でも大川内山の入り口には関所の名残が見られます。

みんなにとっての伊万里とは

観光客

伊万里には、観光やビジネスで国内外からたくさんの方がいらっしゃいます。お店にはじめて来店されるお客さんには、「なぜ伊万里に来られたんですか?」と質問するようにしています。
ほとんどの方は「大川内山に器を見にきましたと」とおっしゃいます。さすが秘窯の里!

高校生

伊万里の高校生はとても素直です。町ですれ違うと知らない人でも「こんにちは!」と挨拶してくれます。
私が経営するLib coffeeでは、縁あって今年初めてインターンシップを受け入れることにしました。
Libに集う面白い大人たちを見て、高校生たちが「あんな大人になりたい」と思う出会いがあればいいな。そんな思いから受け入れたのですが、面接をして履歴書を見てびっくり!志望動機に「料理を盛りつける『器』の選び方を学びたい。うわ~!高校生で器選びのセンスを磨きたいなんて伊万里ならではじゃないですか!!

インターンシップの高校生

まちの器たち

伊万里には伊万里駅を中心として、道路や路肩などあらゆるところに磁器の大きなオブジェ・陶版が点在しています。見た目も美しく高級そうな伊万里焼。それぞれに絵付けも異なり、色使いも違うので、マニアの方も初めての方もオブジェ探索だけで楽しめます。ところで、そもそもこんな道端に高級な伊万里焼を置いていても大丈夫なのでしょうか?盗まれたり、壊されたりする心配はないのかしら・・・。やっぱりそう思われますよね?

町のあらゆる所にある伊万里焼のオブジェ

いえいえ、そんなことはございません。
毎日、決まった場所で同じようにお迎えしてくれます。
少なくとも私が伊万里に住みはじめた約10年の間にはそういったことはなかったと思います。
これらが本当の伊万里の良さかもしれません。

まちの誇り「器」を大事にする人のココロ
器は人がつくる
器のまち伊万里は人がつくる

まとめ

伊万里は若い人がのびのびと過ごしやすい風土があります。
それはそこに住む人の器の大きさにあります。
ぜひ伊万里にお越しの際は、そんな人の持つ器にも触れてみてください。

7月7日七夕はLIBで「浴衣の日」

7月7日Lib coffee IMARIに浴衣でお越しの方全員に焼き菓子プレゼントします!
この日、伊万里の町は同時多発浴衣イベント実施しています。
いろんなお店で浴衣イベントやってるかも!?ぜひ、お越しください。

Lib coffee IMARI

住所:〒848-0046 佐賀県伊万里市伊万里町乙180

電話:0955-25-9849

営業時間:8:00~20:00

開催日:7月7日

駐車場:あり
リンク:https://www.facebook.com/libcoffee513/

伊万里大川内山で五感で楽しむイベント 7・22 同時開催

・地酒小路

「地酒小路」イベントの様子

http://jizakekouji.jp

ボシ灯篭祭り

ボシ灯篭祭り

http://www.imari-ookawachiyama.com/2017_furin/

LIB coffee IMARIオーナー

森永 一紀

1982年5月13日生 長崎県松浦市出身 神奈川県横浜 関東学院大学卒業後食品メーカー営業・半導体製造業を経てバー「ragazza...

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