※西部会場の開催場所が変更になりました。
私たちが暮らすまちは、その土地の文化、歴史、産業、そしてそこで暮らす人々によって形成されています。
佐賀県には『ローカリスト』と呼ばれる多くのプレイヤーたちが正解の無い地域づくりに挑戦しています。
どんな人たちがどんな未来を目指して取り組んでいるのでしょう。
そんな彼らに出会い、共に地域づくりの楽しさを学べる『SAGAローカリストアカデミー』が今年も開催されます。
EDITORS SAGAでは、そんな『SAGAローカリストアカデミー』の事業の紹介や『ローカリスト』の活動とそれぞれが暮らす地域の魅力について綴っていきます。
SAGAローカリストアカデミーって?
2018年に始まった、佐賀県 さが創生推進課の事業『SAGAローカリストアカデミー』。
地域での活動を通じ、まちの新しい魅力や価値を発信しているプレイヤーを『ローカリスト』と呼び、『ローカリスト』と『ネクストローカリスト(参加者)』が交流できるイベントを企画しています。
『SAGAローカリストアカデミー』では、『ローカリスト』の活動を知ると共に、一緒にイベント企画やワークショップを行う『お試し地域づくり活動』の体験ができることも魅力の一つです。
写真は2020年度の活動です。
これまでに延べ31人の『ローカリスト』が佐賀県から選出され、彼らと『ネクストローカリスト』が共に作った『お試し地域づくり活動』が31種類生まれました。
4年目を迎えた今回は、佐賀市をはじめとする県内9市町から10名の『ローカリスト』をお呼びし、ご自身の活動内容や地域づくりの魅力、やりがいなどをお話ししていただきます。
写真は2020年度の活動です。
ワークショップでは、ローカリストが考える『お試し地域づくり活動』の企画に、『ネクストローカリスト』一人ひとりのアイデアを掛け合わせ、ブラッシュアップ!
ブラッシュアップしたアイデアを後日、一つの『地域づくり活動』として実践します。
写真は2020年度の活動です。
写真は2020年度の活動です。
【『SAGAローカリストアカデミー』の3つのポイント 】
①地域づくりに挑戦している『ローカリスト』と出会える
②『ローカリスト』と一緒にイベント企画やワークショップに取り組める
③『ローカリスト』や『ネクストローカリスト』のさまざまなアイデアに触れることができる
今回の『SAGAローカリストアカデミー』は4部構成。
『SAGAローカリストアカデミー』は『ローカリスト』と『ネクストローカリスト』の出会いの場。
3つのステップで、より『地域づくり』について"深掘り"ができます。
①2会場各5名のローカリストによる活動紹介
『ローカリスト』が行われている『まちづくり』の活動紹介を始め、活動を始めたきっかけや、地域への想いを語って頂きます。
②ワークショップ
事前受付で希望した『ローカリスト』と共にワークショップを行います。
テーマは『お試し地域づくり活動』について。『ローカリスト』の想いを聞きながら、実際に形にするにはどうしたらいいか、などの意見を出し合います。『ローカリスト』や他の『参加者(ネクストローカリスト)』と交流し、様々な角度のアイデアに触れることができます。
③お試し地域づくり活動(後日開催)
ワークショップで出来上がった『お試し地域づくり活動』を実践!
実際にイベントを行う『ローカリスト』と共にイベント運営をしたり、地域の魅力や価値を見つけ、形にしたり、『ローカリスト』が行っている『まちづくり』を体験できる、などなど。10名のローカリストによる10種類の『お試し地域づくり活動』が生まれます。
自身が参加したチームの『お試し地域づくり活動』の参加はもちろん、興味のある『ローカリスト』や『お試し地域づくり活動』に参加することも可能です!
気になる今年のローカリストは?
東部会場と西部会場に分かれて開催される『SAGAローカリストアカデミー』には、各会場につき5名のローカリストが登壇されます。
毎年、個性豊かなメンバーが揃う『ローカリスト』。今年はどんな方々が登壇されるのでしょうか。
8月上旬から9月上旬にかけて、10名のローカリストの活動や想いについて取材した記事を随時連載していきます!
東部会場
江藤裕子さん(基山町)
基山町でWEBサイト『大字基山』の編集長を務める江藤さん。
『大字基山』は基山町近郊の情報を"共有"するWEBサイト。"情報発信"でなく、"情報共有"とする意味や立ち上げるキッカケ、やりがいなどを伺いました。(8月2日公開予定)
笹川俊一さん(多久市)
佐賀県内の注文住宅を取り扱う『笹川工建株式会社』で、注文住宅ブランド『SCOL HOUSE』や雑貨店『SCOL SHOP』、カフェ『SCOL CAFE』などの事業のブランド化を行ってきた笹川さん。
実はドローンを使った事業に取り組む『多久市まちづくり協議会 かつやく隊』隊長という一面も。新しい空輸のカタチでもある『空の道』への想いとは?(8月5日公開予定)
石黒みさとさん(伊万里市)
伊万里市で『Guest House Ne doco?』を営む石黒さんは、2020年度からの2回目のローカリスト。
ローカリストを通して、改めて伊万里の魅力を実感したと話す石黒さんが、昨年から新たに始めたコト、そしてその原動力とは?(8月26日公開予定)
福山徹さん(吉野ヶ里町)
吉野ヶ里町で印鑑の製造業を行っている『株式会社アイテク』の3代目社長という傍ら、コーヒースタンド『OK COFFEE Saga Roastery』のオーナーを務める福山さん。
かつて賑わっていた駅前商店街に再び活気を呼ぶために、福山さんが考えるコトとは?(8月13日公開予定)
吉田誌子さん(佐賀市)
2020年度でもローカリストを務めた吉田さんは、自身が講師として勤務されている『KTCおおぞら高等学院』の子どもたちがもっと外の世界へ出ていくことができるためのきっかけ作りをしたい、と話します。
2020年度の活動での出会いやつながりから、何が生まれたのでしょうか。(8月18日公開予定)
西部会場
赤澤侑子さん(嬉野市)
嬉野温泉商店街にあるセレクトショップ『Select Fashion Asahiya』の3代目の赤澤さん。
親子3世代で楽しめるセレクトショップをお母様と経営される傍ら、嬉野温泉商店街を中心に子どもや大人が楽しめるイベントの企画や運営をされています。イベントを始めたキッカケや、これからの夢について伺いました。(8月23日公開予定)
中島直子さん(唐津市)
唐津市で地域互助力向上ネットワーク『0-100地域の輪』の代表を務める中島さんは、多世代多業種での交流の場を設けることで"誰一人として孤立しない地域づくり"を目指されています。
活動への想いや自身の経験、活動を始めたキッカケについて伺いました。(8月10日公開予定)
北原良太さん(江北町)
北原さんは、江北町を中心にマルシェやイベントを開催する、若手農家グループ『ベリーボタン』の代表です。
結婚を機に就農した北原さんが、一生農業を続けるために作ったモチベーションとは?農業を通して伝えたいこととは?(8月31日公開予定)
北御門裕一さん(鹿島市)
鹿島市で、相方と共に『ゲストハウス まる』を運営する北御門さんは、様々なメディアで紹介された『百年ピクルス』の代表でもあります。
北御門さんが発酵文化に魅せられたのは"ある人"との出会いでした。(9月3日公開予定)
村上武大さん(伊万里市)
伊万里のまちのヒト・モノ・コトの魅力を掘り起こし、商品化、販売を行う『地域商社 伊萬里百貨店』。その代表を務める村上さんは、伊万里でたくさんの人と出会い、まちに興味を持ったのだそう。
『まちづくり』に携わる中での心の変化が、今も活動にも影響しているのだそう。(9月8日公開予定)
SAGAローカリストアカデミーの開催情報
東部会場
日程 | 2021年9月25日(土) |
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会場 | 佐賀県庁 ※駐車場は県庁駐車場をご利用下さい。 |
詳細情報 |
参加対象:地域づくりに興味がある、佐賀県在住の概ね20代~40代の方 【スケジュール】 |
地図 |
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西部会場
日程 | 2021年10月9日(土) |
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会場 | 佐賀県庁 ※駐車場は県庁駐車場をご利用下さい。 ※新型コロナウイルス感染症対策の為、変更となりました。(2021.09.15) |
詳細情報 |
参加対象:地域づくりに興味がある、佐賀県在住の概ね20代~40代の方 【スケジュール】 |
地図 |
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公式サイト | https://www.sagajikan.com/sagalocalist/ |
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参加申込 | https://docs.google.com/forms/d/e/ |
申込締め切り | 2021年9月20日(月)※募集延長となりました。 |
写真:藤本幸一郎 / EDITORS SAGA編集部
文章:相馬千恵子