住めば都。自分の持ち味をぜひ活かしてください!佐藤 浩二さん、容子さん|ムズムズタイムズ編集部vol.13 PR

住めば都。自分の持ち味をぜひ活かしてください!佐藤 浩二さん、容子さん|ムズムズタイムズ編集部vol.13

コロナをきっかけに都会から地方に移住する方が増えていると様々なメディアで言われていますが、実は"移住関心層"の65%はコロナ禍になる前から移住に関心があるけれど、一歩を踏み出せてない人たち!

不安要素は何だろう?移住した人はその不安要素を本当に解決できている?

実際に佐賀に移住して、生活を送る佐賀在住のエディターやEDITORS SAGAに縁がある"移住の先輩"に当時の不安を解消するために実践したことなどをインタビューし、紹介する『移住ムズムズタイムズ編集部』。

第13回目は、基山町でWebメディア『基山アレコレ』を運営・発信する 佐藤 浩二さん、容子さんをご紹介します。

自然豊かな場所でホームを築きたい。

基山町から静岡、東京、そして基山へUターンした浩二さんと神戸からバンコク、そして基山町に移住した容子さんご夫婦。

容子さんはバンコクを拠点にCAとして11年間過ごされました。フライト生活を送る中、ふとベースとなる場所が無いと思ったそうです。

「本当に言葉の通り、地に足のつかない生活で(笑)。落ち着ける場所、ホームが欲しいと思ったんです」と容子さん。今までの働き方を変えたいという思いや自然が豊かな場所で暮らしたいという思いがあり、結婚を機に帰国することを決めたそうです。

田舎でも福岡や天神などの都心部に行きやすく、容子さんのご実家である神戸にも帰りやすい環境であったことから、複数の候補の中から、浩二さんの地元である基山町を選び、移住されました。

今までのバンコクでの生活と大きく異なること、それは空気が美味しく自然が豊かであること。基山(きざん)に登ったり、まちなかを散歩したり。基山町で過ごすことで、身体も健康になったといいます。

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働き方、働き先は変えられる。自分にあったライフスタイルを。

「基山町に移住するからと言って、必ずしも基山で働かなくても大丈夫だと思います。 博多など主要都市で働くことを視野に入れると、私自身も仕事の選択肢がかなり増えました。 でも、実際に天神へ働きに出るとなると、乗り換え時間や公共交通機関の本数など、距離は近くても実際の通勤時間はイメージと違ったりしました。 初めて移住してきた人は実際に働いてみないと移動距離や所要時間が体感としてわからないです。既に住んでいる人にとっては当たり前のことが移住者にとっては当たり前ではない......。ここを見落とすと後々大変かもしれません。東京での長時間通勤が問題なくこなせる人もいれば、絶対無理!という人もいると思います。 妻も最初は余裕で天神へ働きに行っていましたが、しばらく経った時、きつそうな表情を見て心配になった時期もありました。自分には合わないかも......と思ったら、働き方を見直してもいいと思うんです。パラレルワーカーやフリーランスなど、働き方も選べる時代ですから」と浩二さん。

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自分のライフスタイルと比較してみて、 働き先や働き方を検討しても良いと言います。 現在、容子さんはご自身の経験やスキルを活かし、英語講師として活動されています。

お返しは"自分の出来るコト"で返せばいい。

「土地に合わせることはもちろん大事。しかし、完全に"染まる"というよりは、"自分の良さをその土地でどう活かして町に貢献できるか"が大事だと気づいた」佐藤さんご夫婦。

容子さんも移住当初は、それまで自分が"価値のあること"だと思っていた、 例えばCAで培ったスキルやマナーなど、「この土地ではそれほど求められていなくて、自分は何も役に立てない」そう感じた時期もあったそうです。でも、基山町で色んな人びと、団体と関わりながら過ごしていくうちに大事なことに気付いたそうです。

例えば、地域活性化団体『きやまオリーブの会』に所属しているお2人だが、特に容子さんは農作業経験がほとんどないため戦力になれない。その代わり、経験のある情報発信力を活かす広報部を担ったり、お茶汲みなどを担当することで、自分たちにも貢献できることがあると実感したとおふたりは言います。

仕事面でも、浩二さんは地域密着のWEBページの制作、容子さんは基山町民も受講する英語講師として、自身の持ち味を地域の中で発揮しています。そして、ご夫婦が基山町の魅力を発信するWebメディア「基山アレコレ」は、基山町以外の人に基山町の魅力を紹介するだけでなく、基山町民に再発見してもらう場となっています。

「移住者は、その土地の価値や魅力を再発見できるような"視点を提供"でき、自分のまちを好きになれるキッカケを作る存在になれると思うんです。まずはそのまちに興味を持って、その土地にいる人のSNSをフォローして、まちの情報を予習してみるのも良いかもしれません」。

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プロフィール:佐藤 浩二・容子(さとう こうじ・ようこ)
浩二さん:基山町出身→静岡県→東京都→基山町に移住
容子さん:兵庫県出身→タイ・バンコク→基山町に移住
2019年3月、結婚を機に基山町へ移住。浩二さんは地域密着のWEBサイト制作を行い、容子さんは英語教師として活動する。また、基山町の施設や観光スポットなどの魅力を紹介する『基山アレコレ』を発信する。

佐藤さんご夫婦が出演される『佐賀暮らスイッチ』のページはこちら


EDITORS SAGA編集部 相馬

佐賀移住促進

移住ムズムズタイムズ編集部

佐賀で暮らす先輩移住者が、移住に対する“不安”や“疑問”、また自分が“移住への一歩をどう踏み出したか”を紹介。 移住したいのにでき...

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