有田らしい個性的なゲストハウスを紹介します
こんにちは!有田町地域おこし協力隊の佐々木です。
有田のゲストハウス特集・前編はご覧いただけましたか?
ホテルや旅館のない有田町ですが、魅力的なゲストハウスがいくつもあるんです!
さて、後編では"有田らしさ"の詰まったゲストハウスを紹介します。
有田焼や古い町並み、棚田など、"有田らしさ"と言っても色々とありますが、さてさてどんなゲストハウスなんでしょうか?
「ハッピーラッキーゲストハウス」
有田町の丸尾地区にある有田焼の老舗窯元・幸楽窯。
この窯元の敷地内にある宿泊施設が、ハッピーラッキーゲストハウスです。
◇ゲストハウス
幸楽窯の元・女子寮だった建物をリノベーションしたゲストハウスには、素敵なお部屋が4部屋。セミダブルのお部屋が1室、2段ベッドのお部屋が3室あります。
共有リビングには大きなソファがあって、宿泊者同士が楽しくコミュニケーションが取れるようになっています。
キッチンの設備も充実していて、たくさんの幸楽窯製・有田焼がズラリ!
アーティストがたくさん宿泊されていますので、玄関やトイレにかわいらしい絵が見れるのもこのゲストハウスの魅力です。
レンタル自転車も準備OK!
観光拠点としてもピッタリですね。
◇アーティスト イン レジデンス
このゲストハウスの一番の特徴は、「アーティスト イン レジデンス」であるということ。
アーティスト イン レジデンスとは、芸術家がある土地に滞在しながら作品制作を行うことを意味します。ここに長期宿泊しつつ、自分の作品を作り上げることができるんですね。このサービスは海外の芸術家に大人気で、訪問するたびに外国人の芸術家に出会います。しかも、オーストラリア、タイ、インド、中国、フランスなど本当に世界中からゲストがいらっしゃっています。すごくローカルな場所なのに、どこよりもインターナショナルなんです。
取材した日にも、海外の芸術家が作陶されていました。
もちろん、陶芸に関する設備も完備されています。一日体験もできるので、一般の方も陶芸を楽しむことができますよ!楽しいコーディネーターたちが皆さんをお待ちしています。
「日韓友好の館~百婆仙~」
こちらは趣をガラリと変えて、純和風でとても家庭的なゲストハウス。百婆仙と書いて、「ひゃくばせん」。韓国語で「ペク・パソン」と読みます。百婆仙は、"有田焼の母"と言われる女性で、約400年前に多くの渡来人とともに有田焼を発展させた女性です。有田町内の報恩寺には、彼女の法塔が建てられています。
すぐ隣にはギャラリー・ペクパソン(Gallary Baekpasun)が併設されています。ここでは、日本と韓国で活躍する女性作家の作品をメインに展示が行われています。
たくさんのカラフルな陶磁器がたくさん展示してありまーす!
建物の雰囲気が良すぎてびっくりしました...。
奥にチラ見できる中庭も超ステキです。
また、最近カフェを始められたそう。有田駅と古い町並みが並ぶエリアのちょうど中間にあるので、ちょっと一息つくのにピッタリの立地ですね。
また、ここのゲストハウスの特徴は、女性であった百婆仙にちなみ、"女性限定(※)"だそうです。各部屋とも広くて10名まで宿泊できるので、家族や親戚と一緒に泊まったり、学生のサークル旅行で利用するのもいいですね。ちなみに、床暖房完備なので冬でも快適です!
(※男児はOKなど例外がありますので、詳細は直接お問合せください。)
もちろん、食器は有田焼がズラリ。
お好みの器を選ぶのが楽しい!
きれいなバスルーム。別にシャワールームもあります。
後編では、"有田ならでは"なゲストハウスを紹介してみましたが、いかがでしたか?
有田に泊まってみるのもおもしろそうでしょ?
ぜひ宿泊して、よりディープな有田を堪能してみてください。お待ちしてますよ!
(今日のお気に入り:磁器ロボ@Gallary Baekpasun)
有田町地域おこし協力隊 佐々木元康