3月20日に「さがすたいるフェス」が開催される武雄に行ってきました!リポーター活動にも密着! PR

3月20日に「さがすたいるフェス」が開催される武雄に行ってきました!リポーター活動にも密着!

買い物やお食事など、お出かけする際に情報を得る手段はさまざま。人づてに聞いたり、インターネットで調べたり、雑誌を読んだり......。「さがすたいる」のWebサイトはまさにお出かけのきっかけやヒントになる情報が年々充実しています。

今回はその中で活躍する「さがすたいるリポーター」に同行して、活動の様子を覗いてきました。

向かったのは、3月20日(水・祝)に「さがすたいるフェス」が行われる武雄市図書館・歴史資料館!その周辺施設の様子も一緒にお届けします。

お店のやさしいポイントを発信!さがすたいるリポーター

「さがすたいる」には、現在1200軒超の佐賀県内のお店や施設の情報が掲載されていて、トップページからジャンル別に検索することができます。

さがすたいるリポーターは、掲載店を訪れて当事者の視点で感じたことを、分かりやすく伝えるために活動。お店で感じた様々なやさしいポイントを投稿しています。

リポーターは、子育て中のパパ・ママや、障がいのある方、福祉を学ぶ学生など様々な当事者が活躍されており、今回は、車いすユーザーの知花ちなさんと、西九州大学 社会福祉学科の江田さん、溝口さんの3人に同行!

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武雄温泉駅からバスを利用

武雄温泉駅に着いて、まずは武雄市図書館へ向かうため、南口のバス乗り場へ。

JR九州バスのノンステップバス「ゆめタウン・たけお競輪場行」を利用しました。

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お出かけ好きな知花さん。運転手さんに車いすでの乗車を伝えると、車内中央のスペースを準備し、スロープを出してくれます。武雄温泉から図書館方面へのバスはすべて車いす対応のバスだそうです。

安心して本に触れられる図書館

「ゆめタウン(武雄市図書館)」のバス停に到着。武雄市図書館・歴史資料館に向かいます。

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車いすマークの駐車場は入り口の目の前にあります。さがすたいるフェス当日は臨時の身障者用駐車場も準備されるので、自家用車で来るときも安心です。

図書館内に入ると、通路はすべてフラット。ロッカー、検索機なども車いすの方が使える高さにありました。

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1階にはお子様用のトイレも準備され、子どもたちにとっても、やさしい配慮を実感!

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目移りしそうな本がいろいろあります。高い位置の本はスタッフさんにお願いし、快くとっていただきました。

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手続きはセルフの機械と対面のカウンターのどちらでも可能で、安心して好きな本を選んで借りることができます。

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次に隣の建物「武雄市こども図書館」に移動。お子さん連れでにぎわう館内。奥のスペースでは、おはなし会に親子で参加する姿も見られました。

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両館の受付でコミュニケーション支援ボードや筆談ボードなどが用意され、必要な方は気軽に利用できそうです。

快適な店内でほっと一息

「武雄市こども図書館」2階にある「九州パンケーキカフェ」へ。エレベーターは、大きめのバギー型車いすでは難しい場合もあるかもしれませんが、イベントの際は近くにスタッフを配置し、サポートを行うそうです。

3人が店内に入ると広々としたテーブルに案内され、車いすで着席しやすいように椅子を移動してもらいます。

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3人とも笑顔でおしゃべりしながらホッと一息。

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食器の返却にもスタッフさんに気軽に応じてもらえ、設備とサポートの、両方のやさしさを見つけていました。

さがすたいるフェス当日は、元々ある設備に加え、医療的ケアスペースの設置やサポートボランティアの配置により、どなたも参加しやすい環境が整っていることを確認できました。

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「ぜひ3月のイベントも、どなたも安心してお越しください」と武雄市図書館の樋渡さんと栗原さん

帰りは武雄温泉駅への祐徳バスを利用。ノンステップバスのスロープの構造もバスによって違いがあります。今回も車いすでの乗車に慣れた運転手さんで、快く応じてくださいました。

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ホテルのバリアフリールームなどを体験

次は武雄温泉南口前にある「セントラルホテル武雄温泉駅前」に着いて、バリアフリールームを体験します。

案内してくださったのは、施設の支配人・堀さん。
広い室内で、トイレとお風呂は段差がなく、車いすでもスムーズに入ることができます。それに加えて、お風呂の手すりやシャワーヘッドの位置など工夫してもらえると助かることや、「ハンガーはS字フックがあれば車いすの人は取りやすいのでは」「お茶セットやタオルのラックは届かないけれど、先に下ろしておいてもらえれば大丈夫」など当事者の視点で気づいたことも共有していきます。

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施設の1階には朝食会場があり、宿泊者の方が利用できます。こちらでも車いすで利用した場合のポイントを確認。通路の幅は一人分の通行では問題なく、奥のカウンターだと車いすの方でも楽に席につくことができそうです。

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ほかにも館内には客室最上階にある温泉大浴場、そして、1階のバリアフリートイレなどやさしい施設がたくさん。

「設備面で完全にバリアフリーではなくても、バリアフリー客室があることでやさしい印象を持ちます。何かあったらお声かけくださいと言ってくださる姿勢がとても嬉しいです。」と率直に感想を伝えていました。

振り返り会、レビュー投稿

武雄温泉駅に戻り、いよいよこの日のリポート活動も終盤です。

武雄温泉駅観光案内所」をぐるり。商品棚が目の高さにあって見やすく、3人は武雄の特産品や伝統工芸品などたくさんの商品を手に取りながら、ショッピングを楽しんでいました。

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最後は「武雄 旅 書店」に移動。

スタッフさんが優しく奥のスペースへと案内してくれて、いよいよこの日の振り返り会。知花さんがリードし、江田さん、溝口さんと今日の気づきを共有します。

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一日を振り返り、それぞれに感じた設備面やサポート面のやさしいポイントや気づきをまとめ、さがすたいるWEBサイトの、各店舗のページへレビューとして投稿していました。

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実際に投稿したレビュー

まとめ

行ったことがないお店に行く前に参考にするのは情報と口コミ。さがすたいるリポーターが、当事者目線でリアルな口コミをしてくれることで、同じような境遇の方のおでかけの参考になります。

また、リポーター活動を通して、色々な当事者が街に出て、お店の方と交流する機会にもなっていると感じました。街と人をつなぐ「さがすたいるリポーター」。こうして1軒1軒丁寧に訪ねて回ることが、佐賀らしいやさしさが広がっていく鍵となっているようです。

「さがすたいるフェス」は3月20日(水・祝)、初めて武雄市で開催されます。「さがすたいるリポーター」のレビューも参考に、お出かけしてみませんか?

関連リンク

さがすたいるレビュー 一覧 https://saga-style.jp/post/
さがすたいるフェス https://saga-style.jp/news/?id=172


文章:高橋 香歩

さがらしい、やさしさのカタチ

さがすたいる

トイレが広々としている、段差がない、お店の人がやさしく声をかけてくれる…… まちに出かけたときに、そんなやさしさに気づくことがあり...

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