せっかくの春だというのに、今年はなかなか外出もできず。
ちょっと気分が落ち込んでしまいがち。
不要不急の外出はNGといいつつも、お散歩くらいは......とおもってしまいます。
今回は、そんなお散歩におすすめのスポットを紹介します。
お近くの方は、散歩に。遠くの方は落ち着いたらいってみようかなと思ってもらえたら。
みんなでワイワイというわけにはいきませんが、少しでも心が癒されたら幸いです。
「江北町」を通過点ではなく目的地に
突然ですが、みなさんは「江北町」にどんなイメージをお持ちですか?
よく耳にする言葉は、「特急が止まる駅があるところでしょ!寝過ごして肥前山口駅行ったことあるよ!」
これです。
しかし、地元民である私は「江北町をどこかへ向かう通過点ではなく、江北町を目的地にできないか」と常々思っていました。
そんな矢先、目的地のひとつになりそうな公園が昨年11月にオープン!
その名も「みんなの公園」。
本記事ではこの公園の魅力について紹介していきます。
「みんなの公園」は町の縮図
「みんなの公園」は少し変わった形をしています。
公園のデザインは江北町の地形をもとにしたそう。
芝生は南部に広がる平野を、そして「おたけの丘」という樹木や草花が植えられた築山は北部の山間部を表現しています。
公園が江北町の縮図になっているんですね!
公園にはアスファルトのトンネルを通って入ります。
日本庭園の箱庭を意識したという園内は、正面入り口をアスファルトの壁、そのほかを生垣が覆っています。
トンネルを通ると......
どーん!!
手前には広い芝生、奥には交流棟とカフェが入った建物があります。
交流棟にはなんと!Wi-Fiが入っているため、勉強や仕事場にもってこい。
さらにワークショップやヨガ教室などのイベントも行われています!
公園の敷地内を歩いていると......
園内にはいたるところにハートマーク♡が。
これは佐賀県の中心(ハート)に位置する江北町をイメージしたデザイナーさんの遊びごころ♡
他にもいろんなところにハートマークがあるのでどこにあるのか是非探してみてください!
江北町のとれたて野菜が味わえるおしゃれカフェ
「みんなの公園」にはカフェもあります。
その名も「37 cafe(さんななカフェ)」。
店名の由来は「みんな(37)の公園」のカフェだから!ダジャレか!
こちらでは江北町で採れた野菜やお米を使ったランチやデザートが楽しめます。
私たちはランチメニューの「クロックムッシュ」(税込950円)と「スパイスチキンカレー」(税込980円)をいただきました。
どちらも新鮮な野菜をたくさん食べることができ、大大大満足!
「クロックムッシュ」(税込950円)
「スパイスチキンカレー」(税込980円)
本当はデザートも食べたかったけどおなかのキャパオーバーでした......。
今度リベンジ!
ドリンクやソフトクリームはカフェの隣の交流棟や外のテラス席でも楽しめます。
また、情報をチェックするのにおすすめなのが「37 cafe」のインスタグラム。
素敵な写真を見るだけでも癒されますが、フォローしておけば季節のデザートやおすすめ商品の情報などをいち早く知ることができます。
「みんなの公園」だからルールはみんなで決める
「みんなの公園」にはあまり使用ルールがありません。
一見「それって大丈夫?」とも思いますが、これは「みんなの公園はみんなのものだから使い方もみんなで決めるべきだ」という強い信念から。
一人ひとりが思いやりを持って行動することで、縛られることのない楽しい公園ができるはず。
ちなみに取材時は「芝生が冬眠中のため芝生使用禁止」というルールができていました。
みんなの「これほしい!」がつまった「みんなの公園」
「みんなの公園」には住民の「これほしい!」という声をたくさん取り入れています。
「公園で生のピアノ演奏を聴きたい」という声から交流棟にはピアノが設置され「公園で野菜を育てたい」という声から農園もできました。
公園完成前から何度も住民を交えた説明会を開き「どんな公園だったらみんなが受け入れてくれるか」を第一に考えたそう。
利用者一人一人の声が公園をアップデートしていくんですね!
まとめ
公園と聞くと周辺の住民が利用するものというイメージですよね。
でも「みんなの公園」は「カフェに食事をしに来た」「交流棟で勉強をしに来た」など周辺住民以外の人でもふらっと立ち寄れるまさに「みんなの公園」。
江北町には特急の停まる「肥前山口駅」があるので町外の方でも気軽にアクセスしやすいですよ。皆さんもみんなの公園に遊びに江北町へ来てみてはいかがでしょうか?
ごあいさつ
最後までお読みいただきありがとうございます!ライターの「坂」と撮影担当の「上」からなる学生ユニット「坂の上(さかのうえ)」と申します。
出身は「坂」が佐賀県江北町、「上」は福岡県糸島市。
「EDITORS SAGA」のヘビー読者だった私「坂」が、ひょんなことから江北町を紹介する記事を同メディアで書くことになり、同じ大学の写真を撮ることが好きな「上」を「EDITORS SAGAっぽい写真撮ってよ!」と誘い、誕生したのが「坂の上」です。
今回より、みなさんに江北の魅力を発信すべく記事をお届けしました。
冒頭でもお伝えしましたが「江北町をどこかへ向かう通過点ではなく、江北町を目的地にできないか」と思っているので、これから「坂の上」の活動にご注目ください。
情報
施設名 | みんなの公園 |
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開園時間 | 6時~21時 |
交流棟会館時間 | 9時~21時 |
駐車台数 | 25台 |
公式サイト | https://www.minnanokouen.com/ |
地図 |
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店舗名 | 37 cafe |
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住所 | 佐賀県杵島郡江北町佐留志1380-1 |
営業時間 | 11時~18時、木曜定休日 |
電話番号 | 0952-86-5625 |
https://www.instagram.com/37cafe_kouhoku |
※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、交流棟の座席数を減らす、ピアノと滑り台の利用を禁止するなどの対策を行っています。来園の際は咳エチケットや手洗いなど、感染拡大防止にご協力をお願いします。