【南吉】地元に愛されてきた心温まる手作り餃子が味わえる店

【南吉】地元に愛されてきた心温まる手作り餃子が味わえる店

日が落ち始め多くの人が帰路につく夕刻、佐賀市にある一軒の餃子屋さんに立ち寄ってみました。

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中央マーケットの入り口前にたたずむ『南吉』は平成元年にご夫婦で創業したそう。

カウンター席ではお客さんとご夫婦の賑やかな会話がなされ、長年地元の方に愛され続けていることが見てとれます。だからこそ、来店したお客さんには"いらっしゃいませ"ではなく"こんにちは"という元気な声が店内に飛び交います。

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箸が止まらない創業当時から変わらないメニュー

まずは、『南吉』名物の焼き餃子と水餃子を注文。

注文を受けると同時に餃子の皮を伸ばすところから調理が始まることに驚き。手際良くクルクルっと皮が伸ばされ、あっという間に餃子の焼かれるジューっという美味しそうな音が聞こえてきました。

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まず初めに運ばれてきたのは焼き餃子。

小皿に刻みねぎを入れ、餃子のタレにお好みでラー油、そしてここに柚子胡椒を入れるのが南吉ならではの食べ方だとか。

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餃子はひと口で食べられるサイズ。

野菜が多めの餡はあっさりとして食べやすく、柚子胡椒とラー油のぴりっとしたタレとよく合います。焼き餃子ならではの香ばしさが加わって1個、2個とお箸が止まらない美味しさです。

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続いてつるんっとした皮が美しい水餃子。

網じゃくしですくってお皿によそって食べるスタイル。こちらもタレにつけていただきます。

つるもちの皮の食感は絶品。

同じ餃子でも焼き餃子とはまたひと味違った楽しみ方ができるのがいいですよね。

どちらもぱくぱくっと完食してしまいました。

メニューに書かれた"おむれっと"という料理が気になりこちらも注文。

餃子屋さんで食べる"おむれっと"とはどんな料理なのだろうとワクワクしながら待っていると、運ばれてきたのはほんのり焼き目のついた半月型のオムレツ。

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分厚く焼かれた卵の中には炒められた餃子の餡が包まれていました。

ひと口食べてみるとどこかほっとするような美味しさ。

『南吉』での1品1品全てが店主、そしてお店の温かさが伝わってくるような味でした。

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また来たいと思わせる温かな雰囲気

食べ終わる頃には、初めて入ったお店だったはずが、なんだか落ち着く空間に感じ、また美味しい餃子を味わいや元気な店主のお2人にも会いに行きたくなるお店です。

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日が長くなり過ごしやすくなったこの季節、美味しい餃子を味わいに『南吉』へ足を運んでみるのはいかがでしょうか。

店舗情報

店舗名 南吉
住所 〒840-0825 佐賀県佐賀市中央本町8-1
詳細情報

【TEL】0952-25-1803

【OPEN】14:30~21:00

【CLOSE】木曜日

【駐車場】なし

地図

料理愛好家/ライター

彩香

1998年、佐賀生まれ、佐賀育ち。早稲田大学文学部卒業。高校時代までを佐賀で過ごし、進学とともに東京でファッション雑誌やテレビ番組...

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