佐賀ん酒にも合う?体験型アートイベント『呑むアート展』陶芸家・古賀崇洋さん|六本木

佐賀ん酒にも合う?体験型アートイベント『呑むアート展』陶芸家・古賀崇洋さん|六本木

こんにちは!EDITORS SAGA 東京担当の千々岩です。

先月、都内六本木ヒルズで『呑むアート展』を開催された佐賀大卒の陶芸家・古賀崇洋さんの作品がとても素敵だったのでご紹介したいと思います。

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六本木ヒルズで陶芸家・古賀崇洋の個展「呑むアート展」が開催

『呑むアート展』とは、国内外で高い評価を受けている陶芸家・古賀崇洋さんのアート作品である20種類の器を実際に利用して、日本酒や甘酒を飲む体験型アートイベント。先月六本木ヒルズ(東京港区)にて1月13日(土)〜14日(日)の2日間にかけて640人の方が来場され、大盛況で幕を閉じました

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作品に沿ったテーマの各種お酒を楽しめる

会場に展示されている古賀崇洋さんの作品ごとにインスピレーションを受けて選ばれた各種日本酒や甘酒が楽しむことができる仕組み。金、銀、青銅といった素材を使って意匠をこらした作品で飲むお酒は美味しさも倍増です。

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古賀さんの作品はいろんな意味で"とがって"います。持つと痛い気持ちいい感覚を味わえる突起がたくさんついたぐいのみ。口元にもっていくと戦国武将になった気分になれる「頬鎧盃(ほほよろいはい)」。ユニークな作品は圧倒的なオーラを放ち、見た人を圧倒させます。

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私が選んだ器はこちら。全体にスタッズがついたプラチナ製の作品。重厚感があってかっこいい。なんと、あの音楽プロデューサーのVERBALさんもご購入されたとのこと!

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作品を実際に使って飲むスパークリング日本酒は、作品同様キレがありより一層美味しく感じました

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古賀さんの作品を使って飲むとまるで仮面をつけているかのようになります。

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古賀崇洋さんは佐賀大学出身!今注目のアーティスト

日本のみならず、世界最大規模の見本市「ミラノサローネ」や、欧州最大級のインテリア・デザインの見本市「メゾン・エ・オブジェ」など、国内外で高い評価を受ける注目の"ストリート陶芸家"古賀崇洋さん。
1987年福岡生まれで2010年に佐賀大学文化教育学部美術工芸課程を卒業後、現在は福岡と鹿児島の工房にて作陶されています。

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国税庁の統計では、清酒消費量は1989年に約1345(千㎘)あったのに対し、2015年には約556(千㎘)まで減少しているという結果が。
それでも、ここ最近、東京では表参道や青山、原宿といった若者が集まる場所でも日本酒のイベントが多く開かれており、肌感覚として日本酒ブームがきているように感じています。

イベントで古賀さんは、「今回の取り組みがきっかけで、器から日本酒に興味を持ってくれる人が増えたらうれしい。佐賀は僕が陶芸を学んだ地でもある。米どころ佐賀の酒でのコラボもぜひやってみたい」と語られていました。

佐賀にはたくさんの酒蔵があるので、佐賀ん酒とコラボも夢じゃないかもしれませんね。

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作品展の案内

王陶技

会場:OTOGI
期日:3月3日(土)- 3月18日(日)
住所:〒810-0042
   福岡県福岡市中央区赤坂3丁目8-26赤坂エクセル1F
営業時間:12:00~23:00
定休日:水曜日
電話:092-734-1113
六本木で販売されていた「ぐいのみ」や「頬鎧盃」も展示するとのこと。期間中、古賀さんも在廊されるので作品についてぜひお話を聞いてみてください。


photo by:daisuke koike

NPO SWAQ TOKYO・環境アクティビスト

千々岩 佐知子

佐賀を知る子、佐知子。佐賀市で生まれ育つ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。NPO法人SWAQ TOKYO代表理事。学生時代のヒュー...

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