佐賀市大和町から小城市方面へ...県道48号を走っていくと、ぽつぽつと会社や施設が点在するエリアにある、「ORISHIMA Soco」。隣接する「肥前糧食株式会社」の既存の倉庫の一角で、新鮮なたまごとスイーツを販売するお店として昨年11月にオープンしました。
自社農場から直送の新鮮たまご
倉庫に馴染みつつも、白を基調に洗練された雰囲気が特徴の外観。駐車場は敷地内の入口左手にあります。その横には無人販売スペースも。
以前からこちらでたまごを販売していましたが、常設店を構えることでお客さんのニーズに対応したラインナップ、サービスのさらなる充実を実現させました。
中に入ると、まずはショーケースにたまごがずらり。色を問わず大きめサイズが12個詰まった「大きなたまご詰め合わせ」(500円)や「おいしい卵 赤」(330円)、「おいしい卵 白」(300円)などなど。たまごは全て自社農場から毎日届く新鮮なものだけ。農場は鹿島市と長崎県の島原市、佐世保市にあります。農場から運ばれてくるたまごは洗卵、殺菌、乾燥が済むと販売に向けて各検査に移るのですが、こうした設備が揃っているのは本社工場のみ。つまり、あらゆる工程を経て、商品としての品質にお墨付きをもらってすぐのたまごが並んでいるのです。
中でも最近の人気商品は「大きなたまご 20個」。リピート買いをする方は、ぜひ来店時に容器をご持参ください。再利用できる容器になっているので、そちらにセルフで詰めると30円引きになる"たまご専用のエコパック"として利用できます。
左側がスイーツコーナー。1番人気の「ふわとろプリン」(420円)や「シュークリーム」(300円)は、自社農場のたまごを使って作られた商品で冷凍販売されています。
食べる際は事前に冷蔵庫で3~4時間、冷蔵解凍を。冷凍の状態だと賞味期限まで半年ほどあるため、おやつストックとして、また来客時に備えて購入する方も多いのだとか。そのほか取り寄せた冷凍ケーキも並んでいて、「自社のたまごを使ったスイーツももっと増やしていきたい」と仰っていました。
個人的には特にシュークリームがおすすめ。もったりとしたカスタードは濃厚ながらも優しい味わいで、解凍してすぐ食べるとシューアイスのような感じ。これはストックしておきたくなる!
贈り物としても人気!日常に少し特別感を。
「たまごって、贈り物としても人気なんですよね」。お店の方にお話を聞いたところ、仕事やお出かけ帰りに立ち寄り、日々の食卓用に購入する方が多いのはもちろん、手土産用に買う方も多いそうで。従来の無人販売所では高品質ながらも不揃いなたまごをお手頃価格で販売していましたが、「手土産にぴったりなパッケージ化にも需要がある」と気づいたことも、店舗をつくるキッカケの1つにもなったのだとか。さらに手渡す際、受け取り側も何だかほっこりとした気持ちになりそうな掛け紙のラッピングが。壁にかかっている中から種類を選べるのも楽しい。
そのほか、レターセットやぽち袋などの雑貨コーナーもあるので、こちらも要チェック!いちからお店づくりに取り掛かるにあたって、以前から通っていた雑貨屋さんの雰囲気を取り入れたいと考え、資材として確保するほか、販売もすることに。お手紙やメッセージカードとして手土産のたまごに添えてみるのも良いかも。
今後も商品のブランド力の向上や、会社としての取り組みが伝わる展示をするなど、店舗としてまだまだ成長させていきたいと思いがあるそうです。
車通りは多いけれど、意外とふらっと立ち寄れるお店が少なかったこのエリア。オープンしてすぐ、前を通る際「どんなお店だろう?」と気になっていましたが、実際に入ってみるとおしゃれな空間、そして店内には"たまご"がたくさん!おでんなどが増える冬場、お弁当を作る機会が増える夏休みシーズンなど、時期によってまた需要がぐっと高まることもあるそうで。外の無人販売所と並行して、地域住民の日々の食卓を支えています。
「ORISHIMA Soco」のこだわり新鮮たまごとスイーツ、ぜひ皆さんの日常とちょっとしたご褒美にも取り入れてみてください。
店舗名 | ORISHIMA Soco |
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住所 | 佐賀県小城市三日月町織島1676 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
公式SNS |
Instagram:@orishimasoco |
公式サイト | https://hizen-r.com/ (肥前糧食株式会社 公式ホームページ) |
駐車場 | あり |
地図 |
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