うれしの茶を持って自転車旅-茶輪(ちゃりん)-

うれしの茶を持って自転車旅-茶輪(ちゃりん)-

2019年4月27日から嬉野市でTea Cycling「茶輪」がスタートしました!

これはうれしの茶を持って自転車で嬉野を回遊できるサービスで、「茶輪」は「ちゃりん」と読みます。「お茶」と「自転車」を連想させるかわいい響きですよね♪♪

お茶の産地嬉野での体験型の観光「Tea Tourism」

茶輪が始まったのは嬉野市内で取り組みが始まった「Tea Tourism(ティーツーリズム)」が関係しているんです!Tea Tourismはお茶の産地嬉野での体験型の観光。大きく5つの項目をまずは紹介します。

【Tea Experience 茶空間体験】

茶畑に点在するうれしの茶を愉しむ空間を巡る
cyarinureshino33.jpg

2019年誕生「茶塔(ちゃとう)」。この他に3か所嬉野市内にお茶を愉しむ場所が存在します。

【Tea Butler 茶泊】

ゲスト滞在中のお茶のお世話をすべて担う

「茶畑に行きたい!」「おいしいお茶が飲みたい!」など、嬉野に滞在中のゲストの望みを茶業に携わる人々がお世話をする取り組み。

「茶泊」とは「お茶」×「宿泊」を組み合わせた造語です。
何やら聞きなられない言葉ですが、それもそのはず、まだ嬉野では実施されていません。
実施に向けて計画は進行中のようですので公式発表を待ちましょう!

cyarinureshino32.jpg

「嬉野ご滞在中、お茶のお世話をいたします〇〇です」という挨拶が今後嬉野で実現するかも!

【Tea Cycling 茶輪】

「茶空間体験」と「観光スポット」を自転車で巡る

cyarinureshino2.jpg

【Walking With Tea 歩茶】

嬉野茶を持って温泉や観光地を巡る

cyarinureshino31.jpg

肥前吉田焼窯元会館で2019年1月から提供中。

cyarinureshino30.jpgテイクアウトだけでなく、イートインも可能です。

イートインの場合は、肥前吉田焼の急須や器で提供されます。

【The Tea Salon 茶話】

生産農家と会話をしながら静謐な空間で茶を愉しむ

cyarinureshino28.jpg

現在、旅館大村屋と和多屋別荘で開催中。嬉野茶時ホームページからご予約可能です。

【嬉野茶時ホームページ】

https://www.ureshinochadoki.com/

cyarinureshino29.jpg

嬉野では

「一杯のお茶を求めて旅が計画される、その旅先は嬉野。」
をテーマに準備が進められています。
Tea Tourism ホームページ

茶輪ってどんな体験ができるの?

Tea Tourismの中の一つ、茶輪の運営拠点は嬉野温泉商店街にあるシモムラサイクルズです。
cyarinureshino23.jpg
シモムラサイクルズの営業時間は11時~18時、店休日は毎週水曜日
cyarinureshino22.jpg
[店長 下村 宗史さん]

下村さんはスポーツサイクリング歴約15年、ロードバイク歴約5年。嬉野市外出身の下村さんはロードバイクで仲間と一緒に、嬉野を訪れることが度々あったそうです。嬉野にはおもしろいところ、魅力がたくさんあるけれど「自転車で来ても休める場所があまりない」と感じていたとのこと。

下村さんには、かつて自転車ショップに勤務した経験があり、大好きな自転車で仕事をしたい、自分の店を持ちたいという夢がずっとありました。「自転車愛好家のコミュニティを嬉野で作りたい!」と、シモムラサイクルズを2017年に嬉野温泉商店街にオープン。ロードバイクを主とした自転車販売、パーツ販売、修理、メンテナンスを行っています。

cyarinureshino20.jpg

[この茶輪の企画を聞いた時に、下村さんはぜひやってみたいと快諾されたそう。]

入口そばには嬉野市内13店舗の茶葉とお茶を淹れる専用の「茶輪ボトル」が設置されています。

cyarinureshino3.jpg

茶葉は500mlの水の量に合わせて約7g入っています。

茶輪ボトルは4色あり、とても持ちやすいサイズ!

cyarinureshino9.jpg

500mlの水を2回に分けて利用できます。

cyarinureshino16.jpg茶輪は自転車利用者に限らず、どなたでも利用可能です!茶輪ボトルを持ってちょっと街歩きもOK♪

ちなみに茶輪ボトルはレンタルですので、シモムラサイクルズが閉店する18時までにご返却ください。返却時間については下村さんと相談可能ですよ。

cyarinureshino21.jpgcyarinureshino26.jpg

レンタルできる自転車は以下の通りです。
・普通車(ママチャリ) 800円
・電動アシスト者   1,300円
・クロスバイク    1,800円
・ロードバイク    2,800円
・ジュニアバイク(小学校高学年以上) 1,800円
[レンタル料金に茶輪ボトル利用料も含まれています。]
cyarinureshino7.jpg

茶輪の愉しみ方

まず、茶葉と茶輪ボトルを選びます。

cyarinureshino5.jpg

自転車をレンタルしない場合はボトル+水+茶葉で300円です。

ちなみに、ボトルのパーツはこのような感じです!

cyarinureshino8.jpg
cyarinureshino13.jpg選んだ茶葉をセットします。
cyarinureshino14.jpg
ふたをしてひっくり返し、水を注ぎます。水はボトル2回分です。
cyarinureshino15.jpgできあがり!
水から作るのでお湯に比べると茶葉の抽出に少し時間がかかります。
実はこのボトルにはある仕掛けが!!!
水を注ぐときにはこのように水の通り道を作り、茶葉をセットした網の部分まで水が流れるようにします。
cyarinureshino11.jpgボトルをグイっとひねると、穴がふさがります!
cyarinureshino12.jpgこうすることで茶葉の抽出をストップさせることができます。
お好みの濃さになったらボトルをひねる!とっても便利なボトルです♪
cyarinureshino10.jpg写真向かって右の「山」の部分が飲み口です。
cyarinureshino18.jpgキャップをきちんと閉めておけばお茶が流れ出ることはありません!
バッグにいれて持ち歩きもできます。
cyarinureshino17.jpgレンタルの自転車にはボトルゲージが!!!!!
ゲージはシモムラサイクルズでも販売されていました!

うれしの茶を持って嬉野を巡ろう!

cyarinureshino27.jpgシモムラサイクルズ以外にも嬉野市内13軒の茶商店舗でお茶のおかわり(1杯200円)ができる「茶葉ステーション」が設置されています。店舗の案内が載った地図も配布されています。
さまざまな店舗のお茶を愉しむことが可能。
嬉野を訪れる方々がうれしの茶を持って観光を楽しむことを目指し始まった取り組み。
店舗を巡りを楽しむ、嬉野市内の散策を楽しむ。
それぞれ楽しみ方はいろいろです。
嬉野を訪れる際にはぜひ「茶輪」を体験してくださいね!
cyarinureshino4.jpg

cyarinureshino1.jpg

お問合せ

シモムラサイクルズ

TEL 0954-27-7733
営業時間 11時~18時
定休日 毎週水曜日
シモムラサイクルズ ホームページ http://www.shimomuracycles.com/

【茶輪ボトル・茶葉ステーション参加店舗】

嬉野市嬉野町大字下宿甲1698-1
TEL 0954-43-1651
嬉野市嬉野町大字下宿丙2295-6
TEL 0954-42-0457
川原茶業(茶輪ボトルのみ)
嬉野市塩田町大字馬場下甲4251
TEL 0954-66-2166
嬉野市嬉野町下宿乙1938
TEL 0954-42-0560
嬉野市嬉野町大字下宿丙98-1
TEL 0954-42-0523
嬉野市嬉野町下宿乙2199
TEL 0954-42-0372
嬉野市嬉野町大字下宿乙392-1
TEL 0954-42-0514
■八幸園
嬉野市嬉野町大字下宿乙329-4
TEL 0954-42-1402
嬉野市嬉野町大字岩屋川内甲98-2
TEL 0954-43-1666
■松林製茶場
嬉野市嬉野町大字岩屋川内甲14-5
TEL 0954-43-0574
嬉野市嬉野町下野丙1013
TEL 0954-43-1329
うれしの茶交流館 チャオシル(茶葉ステーションのみ)
嬉野市嬉野町大字岩屋川内乙2707-1
TEL 0954-43-1991

ローカルフォトグラファー

松本 聡子

1984年 鹿島市出身、嬉野市在住。図書館司書、CATV、嬉野市の情報発信業務を経て「ローカルフォトグラファー」の活動を志す。主な...

このEDITORの他の記事を見る

ページの先頭に戻る