2019年4月27日から嬉野市でTea Cycling「茶輪」がスタートしました!
これはうれしの茶を持って自転車で嬉野を回遊できるサービスで、「茶輪」は「ちゃりん」と読みます。「お茶」と「自転車」を連想させるかわいい響きですよね♪♪
お茶の産地嬉野での体験型の観光「Tea Tourism」
茶輪が始まったのは嬉野市内で取り組みが始まった「Tea Tourism(ティーツーリズム)」が関係しているんです!Tea Tourismはお茶の産地嬉野での体験型の観光。大きく5つの項目をまずは紹介します。
【Tea Experience 茶空間体験】
2019年誕生「茶塔(ちゃとう)」。この他に3か所嬉野市内にお茶を愉しむ場所が存在します。
【Tea Butler 茶泊】
ゲスト滞在中のお茶のお世話をすべて担う
「茶畑に行きたい!」「おいしいお茶が飲みたい!」など、嬉野に滞在中のゲストの望みを茶業に携わる人々がお世話をする取り組み。
「茶泊」とは「お茶」×「宿泊」を組み合わせた造語です。
何やら聞きなられない言葉ですが、それもそのはず、まだ嬉野では実施されていません。
実施に向けて計画は進行中のようですので公式発表を待ちましょう!
「嬉野ご滞在中、お茶のお世話をいたします〇〇です」という挨拶が今後嬉野で実現するかも!
【Tea Cycling 茶輪】
「茶空間体験」と「観光スポット」を自転車で巡る
【Walking With Tea 歩茶】
嬉野茶を持って温泉や観光地を巡る
肥前吉田焼窯元会館で2019年1月から提供中。
テイクアウトだけでなく、イートインも可能です。
イートインの場合は、肥前吉田焼の急須や器で提供されます。
【The Tea Salon 茶話】
生産農家と会話をしながら静謐な空間で茶を愉しむ
現在、旅館大村屋と和多屋別荘で開催中。嬉野茶時ホームページからご予約可能です。
【嬉野茶時ホームページ】
https://www.ureshinochadoki.com/
嬉野では
茶輪ってどんな体験ができるの?
下村さんはスポーツサイクリング歴約15年、ロードバイク歴約5年。嬉野市外出身の下村さんはロードバイクで仲間と一緒に、嬉野を訪れることが度々あったそうです。嬉野にはおもしろいところ、魅力がたくさんあるけれど「自転車で来ても休める場所があまりない」と感じていたとのこと。
下村さんには、かつて自転車ショップに勤務した経験があり、大好きな自転車で仕事をしたい、自分の店を持ちたいという夢がずっとありました。「自転車愛好家のコミュニティを嬉野で作りたい!」と、シモムラサイクルズを2017年に嬉野温泉商店街にオープン。ロードバイクを主とした自転車販売、パーツ販売、修理、メンテナンスを行っています。
[この茶輪の企画を聞いた時に、下村さんはぜひやってみたいと快諾されたそう。]
入口そばには嬉野市内13店舗の茶葉とお茶を淹れる専用の「茶輪ボトル」が設置されています。
茶輪ボトルは4色あり、とても持ちやすいサイズ!
500mlの水を2回に分けて利用できます。
茶輪は自転車利用者に限らず、どなたでも利用可能です!茶輪ボトルを持ってちょっと街歩きもOK♪
ちなみに茶輪ボトルはレンタルですので、シモムラサイクルズが閉店する18時までにご返却ください。返却時間については下村さんと相談可能ですよ。
茶輪の愉しみ方
まず、茶葉と茶輪ボトルを選びます。
自転車をレンタルしない場合はボトル+水+茶葉で300円です。
ちなみに、ボトルのパーツはこのような感じです!