唐津焼(からつやき)とは
近世初頭から肥前国(現在の佐賀県および長崎県)に散在する諸窯で生産された陶器の総称。磁器と違い、ざっくりとした粗い土を使用することから"土もの"と呼ばれ、素朴でありながら力強さと独特の渋みがあるのが特徴だ。桃山時代から遡り、400年以上もの古い歴史を誇る伝統工芸であるが、茶碗は古くから「一楽二萩三唐津」と称されるほど全国的にも名高い。
お宝鑑定番組に登場することもしばしばあるが、数百万クラスの"いいやつ"も存在するという。
情報
古唐津 もうひとつの桃山
佐賀玉屋の2代目社長を務めた田中丸善八と、唐津藩の御用窯を務めた中里家が集めた唐津焼を紹介する展覧会
【会期】
2018年4月13日(金曜日)~5月13日(日曜日)
【開館時間】
10時~18時(入場は17時30分まで)
WEB:https://www.city.karatsu.lg.jp/kindai-toshokan/event/b-kokaratsu-h30.html