【アウトドアと私】in 波戸岬キャンプ場

【アウトドアと私】in 波戸岬キャンプ場

みなさんはキャンプ体験をしたことはありますか?

私は、キャンプインストラクターの大坪紗耶(おおつぼさや)です。佐賀のキャンプ場ってどこがあるの?キャンプって実際どうなの? そんな佐賀のキャンプ事情をお知らせするべく、連載を始めることになりました。
これまで永遠のインドアと呼ばれた私がアウトドアに目覚めて1年がたち、令和元年夏!ついにキャンプインストラクターの資格を取得
そんな私が佐賀県のアウトドアスポットを回り、皆さんにアウトドアを紹介するさやキャンコラム『アウトドアと私』をお届けします。

栄えあるEDITORS SAGA 第1回コラムスポットは、佐賀県唐津市鎮西町にある「波戸岬キャンプ場」にキャンピング。

冬のキャンプって?意外とこれがいいんです!

波戸岬キャンプ場

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じゃん!こちらが波戸岬キャンプ場サイト案内板。

佐賀県唐津市にある波戸岬キャンプ場は、海と緑と歴史遺産に囲まれた自然豊かな県営のキャンプ場。

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昨年、2018年に新装オープンしフィールドを拡張しており、佐賀県で今、大注目のキャンプ場です。

それぞれのシーンや体験の好みによってエリアを選べるところが嬉しい波戸岬キャンプ場。まずは、大きくなった魅力的な4つの宿泊サイトをご紹介します。

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[波戸岬キャンプ場]https://www.hadomisaki-camp.jp/

1、 サイト内に車を乗り入れられる大型テントもなんのそのオートサイト

2、 区画が区切られていない一面芝さらにオーシャンビューのフリーサイト

3、 小さなお子様連れやカップルなどに人気な区画が区切られている一般サイト

4、 そして1日一組限定、団体貸切利用も出来るプレミアムエリア

と季節や自分のテイストに合うサイトを専用のホームページから指定して予約をすることができます。今回私が選んだのは、冬キャンプということもあり、海風は若干避けたく木々に囲まれた一般サイト(M4)をチョイス。

ちなみに夏キャンプだったらオーシャンビューでサンセットが眺められるフリーサイトがおすすめです。

今回宿泊する一般サイトM4からの眺めはこちら。炊事場とお手洗いが近い場所を選びました。(特に寒い冬はトイレが近いので......)

波戸岬キャンプDay.1

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キャンプ場についたら

サイトに着いたらまずは掃除から始めます。これは大切なキャンプグッズ(ギア)に傷がつかないようテントエリアの小石や小枝などの障害物を取り除くため松葉ボウキは必須アイテムとなります。

続いて寝室、キッチン、焚き火エリアとレイアウトを決定します。今晩の間取りが決まれば、キャンプギアを出し入れ、タープ→テント→キッチンの順で設営開始。私のテント、スノーピークのアメニティードームは初心者でも簡単に設営が出来ます。高い耐久性に防水性もあり女性でも安心して寝泊まりができる人気のテント。寝室も広く、前室にリビングスペースを作ることができるため今回はタープは張らずテントのみとしました。

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[マイテントと本日暖をとらせてくれる薪たち]

寝室(テント)、リビング(前室、焚き火エリア)、キッチンと全ての設営が終わり続いて、薪割り。今回は、自宅から状態の悪くなってしまった倒木で薪割り開始。ノコギリ、鉈、斧を用い冬とは思えない汗と筋肉疲労ですが、これもまた一興です。

冬キャンプの楽しみ

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深呼吸するテントとサンセット波戸岬]

薪割りを終え、一息ついたところでひとまずお隣のフリーサイトを散策。冬キャンプはまだまだ少数派なのか、テントの数も少なく自分だけの時間に浸るソロキャンパーさんがところどころいるだけで、フリーサイトエリアの時間は実にゆっくりとしています。

夕日を眺めるグリーンのテントから深い深呼吸が聞こえてくるかのような、一張りのテントは沈む夕日に身を置き佇んでいました。

焚き火の準備

日の沈みが早い冬キャンプなので太陽が沈む前に焚き火の準備に取りかかります。

ここ波戸岬キャンプ場はクロマツの木がありそのため松ぼっくりが沢山落ちているのがポイント。なぜ松ぼっくりかと言うと、松ぼっくりには着火力の高い松脂(マツヤニ)が含まれていることでキャンパーさんにとっては天然の着火材として好まれています。(※種子の無いきちんと傘が開いている松ぼっくりにしてくださいね。)

今回は、ウェーバーのファイヤーチムニースターターという道具を使って着火スタート。(チムニー=煙突)煙突効果により新聞紙一枚であっという間に火が起こせるため火起しに苦労する方にとっては非情に便利な道具です。もちろん原始的な火起し経験もありますが、私のように女子には気の遠くなる作業なので、利便性のある道具を推奨します。

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底の方に新聞紙、筒の中に松ぼっくりを入れること

15分後......

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火がついたので薪に移し、もうこの状態。

「薪水之労」自宅の薪が大活躍。家から持ってきた薪によって、今晩はしっかり暖が取れる空間になりました。

ここから夕ご飯の準備に取りかかります。今晩のキャンプご飯は、波戸岬の海にちなんで海鮮メインにしました。まずはユニフレームのツーバナーガスコンロにコールマンのたこ焼きプレートでたこ焼き作り。

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余談ではありますが、たこ焼きをキャンプご飯に選んだ理由は、先日佐賀市内のたこ焼き屋さんに並んでいるときに、焼き方をじっくり見ていて、実際にやってみたくなったからです。私のたこ焼きクッキングデビューが野外なんて夜店の気持ちに近づいたかのよう......。これもまたアウトドアでしか感じることのできない贅沢な感覚です。その他は、たっぷり生姜の鴨鍋を作りました。

気温10度以下の冬キャンの一品には鍋やスープは決まり事なのかもしれません。

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[前菜的なキャンプ飯]

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続いてのキャンプご飯は焼き魚キンキです。しかし、炭で焼かれた網の上には原型を留めていないキンキの姿が。

高級な魚として存在するキンキが炭の火力が強すぎたせいで表面が焦げ、まるでエイリアンのようにグロテスクな風貌。私はキャンプインストラクター取得後すぐにバーベキューインストラクターの資格を取り、そこでの講習で炭火の温度は学んだはずですが......

寒い冬は、止まることの無い薪投入。結果、箸のすすまない始末となってしまいました。

私のキャンプご飯は雑誌やインスタグラムで見られる豪儀なキャンプ飯とはほど遠いかもしれませんが、これはこれでよし。次回の教訓として貴重な夕飯となりました。

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夜さんぽ

日没前に散策したオーシャンビューのフリーサイトと180度方向を変えオートサイトへ夜散歩にいってきました。

こちらではまるでフェスティバルが開催されているかのように、家族連れやグループキャンプで賑わいをみせ、キラキラと光るイルミネーションやランタンに灯された各テントの壮麗さは圧巻でした。そこには静寂な海が一望できるフリーサイトとは真逆の空間が施され、寒いということで腰が重くなりがちな冬キャンプでもこれほどまでの賑わいを魅せる冬の波戸岬。夏の波戸岬のさらなる壮麗さを想像しながら、既に夏キャン in 波戸岬が私の中で決定していました。

自分の好みによってテントサイトを選べるキャンプ場は全国には多くありますが、1つのキャンプ場の各サイトでこんなにも賑わい方に楽しみ方と五感をくすぐるキャンプ場は全国でも少ないのではないだろうか。キャンプは誰と来るかによってもその人たちの思い出の価値観が変わってくるのかもしれません。

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[ユートピアオートサイト]

ハンモックエリア

私が宿泊している一般サイトとオートサイトの中間に中央広場というエリアがあり、ハンモックが常時設置されています。ハンモックの常設はここ波戸岬キャンプ場の魅力の一つ。多くの宿泊者がハンモックに身を委ね、大人も子供昼夜問わずくつろいでいました。

私も同様ハンモックにチェックインすることに......(無料です)

身が溶けていきそうな心地良い揺れと浮遊感。この日は天候も良く夜空に浮かぶ星を真上にプチグランピングな魅惑的な時間。このままテント泊ではなく朝まで過ごせるのではないかと思う程の充足感を頂きながらしぶしぶマイテントに戻り、波戸岬キャンプDay.1が終わろうとしています。

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波戸岬キャンプ場Day.2 

6時起床。この日は撤収作業もあるので火は起こさず、モーニングキャンプ飯作り。

どちらかというと、夜ご飯より、朝ご飯のキャンプ飯に力を入れるのがさやキャン流。その理由は、夜はお酒を嗜んでしまうため、料理の腕がすこぶる鈍り、ザ・キャンプ飯の王様ダッチオーブンやスキレットといった料理が少しばかり億劫になってしまうからです。(もちろんダッチオーブンで作ったキャンプ飯こそエキスパートキャンパーであることは認識済)

ダッチオーブン、スキレットを使ったキャンプ飯料理は、2020年のお楽しみとして、今回の大坪紗耶のモーニングキャンプ飯はこちら。

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[ゴロゴロポテトと鮭のクリームシチュースパイス付き]

波戸岬キャンプ場の運営陣

波戸岬キャンプ場のラストは 波戸岬キャンプ場を運営されている株式会社VILLAGE INC執行役員加納達也さんと晴天の下でツーショット。波戸岬キャンプ場で「鋭気を養い、明日の自分に向かっていければ」とメッセージを頂きました。

キャンプ場のスタッフの方はとにかく笑顔が素敵です。それは「自然」に身を置きながら日々の業務をこなしているからこそ湧き出る「自然」な笑顔なのと感じました。

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株式会社VILLAGE INC執行役員加納達也さん]

最後に、あるキャンプ雑誌の一節に「自然に身をおいた時間と自然と繋がるパイプの太さは比例する」とありました。

波戸岬キャンプ場で体感することができる真っ直ぐで静かな海の上にゆっくりと動く太陽と星。私はこの波戸岬キャンプ場で自然の喜びにたっぷりと浸り共感することができた気がします。

大坪紗耶のソトアソビとは

「自然」にどっぷり浸かる、それが明日への生きる希望

※今回は、私物のキャンプ用品を使用しましたが、「波戸岬キャンプ場」では、キャンプ用品のレンタルも可能です。キャンプサイト予約の際にあわせて予約をお願いします。

【情報】

キャンプ地 波戸岬キャンプ場
住所 〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋7324
電話番号 0955-82-2820
営業期間 通年(12/29 ~ 1/3は休み)
公式サイト https://www.hadomisaki-camp.jp/
地図

波戸岬番外編

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波戸岬キャンプ場に近くにある波戸岬サザエのつぼ焼き売店へ。

絶妙なタレで頂くサザエ3つで500円です。

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波戸岬海水浴場の入り口には唐津市と姉妹都市を結ぶ韓国 西帰浦市(ソギポ市)から姉妹都市締結20周年を記念して贈られた、済州島(チェジュ島)の守り神とされる石像(石のお爺さん)「トルハルバン」を見ることができます。

インスタ映えするスポットとして人気だそうですよ。

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帰路、道の駅桃山天下市さんに立ち寄り、唐津市鎮西町でとれた新鮮なお野菜を次なるキャンプのために調達。

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日々、自然の力を借りて進化するさやキャン。2019年も残すとこわずか皆様にとってどのような1年だったでしょうか。

令和元年、滑り込みでこのEDITORS SAGAに参入したさやキャンコラム「アウトドアと私」次回のコラムもお楽しみに。

【関連情報】

店舗名 波戸岬 サザエのつぼ焼き売店
住所 〒847-0404 佐賀県唐津市鎮西町波戸1616-1
電話 0955-82-4774
営業時間 9時00分~17時00分
地図

店舗名 道の駅 桃山天下市
住所 〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1859
電話 0955-51-1051
営業時間 9時00分~18時00分
地図

マルチタレント/ キャンプインストラクター

大坪紗耶

1982生まれ 佐賀市出身 東京女子大学卒、東京栄養食糧専門学校卒、10歳~22歳まで芸能事務所イエローキャブ等に所属し女優タレン...

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