佐賀キャンプ|in 有田竜門峡キャンプ場

佐賀キャンプ|in 有田竜門峡キャンプ場

秋キャンプ行ってきました。キャンプインストラクターの大坪紗耶です。

キャンプ、流行ってますね。私の周りの友人もテントを買い始めたり、おうちにウッドデッキを作ったり、新しい生活様式としてソトアソビムーブメントがやってきてます。

今回の宿泊先は有田町!

今回は有田町にあります「竜門峡キャンプ場」へ1泊して来ました。

新しいキャンプグッズ(ギア)も新調し、そちらも紹介しつつ......、

【アウトドアと私】ー竜門峡キャンプ場編ー スタート‼

佐賀市から65キロに位置します有田町。ここは磁器有田焼が誕生した町です。今年は新型コロナウイルスによりオンラインでの開催となりましたが、毎年5月のGWには、全国から100万人も訪れる「有田の陶器市」が開催されています。

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「有田の陶器市が開催される場所」

まさに戦隊ヒーローの撮影現場‼ 大坪的おすすめスポット

そしてこちらは私のオススメスポットでもあります、有田焼の原料となる陶石の採掘場「泉山磁石場」です。江戸時代初期、朝鮮人陶工・李参平により発見され、日本で初めて磁器(有田焼)が誕生しました。近くには資料館もあります。

掘り続けられた山の姿は奇観でありとてつもないパワーを感じます。そして何やら戦隊ヒーローが出てきそうなオーラもあります。私の県内ベスト観光スポットでもあるためEDITORS SAGAを借りてPRさせて頂きました。

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「泉山磁石場」

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陶工・李参平を調べたく、後日図書館で借りました。彼が居なかったら磁器(有田焼)は無かったのかも。感謝。

さてさて、歴史への知的好奇心に後ろ髪を引かれながらも本日の宿、竜門峡キャンプ場へ。

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まもなく到着。

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管理棟は、広々とした駐車場に隣接しています。

竜門峡では、鮎などの川魚も生育しており、キャンプに登山に釣りにと、自然を存分に楽しめるところです。

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竜門峡案内板

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管理棟の横にあるとても綺麗なトイレ。サイトからは少し離れていますが、女性には大切ですね。

受付を済ませ、いざキャンプ場へ!

受付には、とても親切な管理人さんがいます。休日のキャンプサイトの利用料は大人1人200円(平日は160円)と親切な料金設定、その他の施設には5名、10名、16名収容できるバンガローもあります。

※管理人さんに「大分県にある竜門キャンプ場と間違わなかったね」と、言われました。

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橋を渡らないとキャンプ場には入れません。いよいよキャンプ場へ。

こちら竜門峡キャンプ場はオートサイトはありませんので、大型テントやシェルターは運ぶのに苦労するかもしれません。軽量荷物がオススメですね。

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管理人さんに親切にサイトの場所案内をされ、駐車場から徒歩3分ほどでサイトに到着しました。今回は写真一番奥のサイト④を利用。

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竜門峡キャンプ場HPより

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ソロキャンプには区画が狭い1番がオススメですね。「離れ」な感じで緑豊かです。

テントは遅ればせながら、初めてのワンポール(モノポール、ティピー)テントを張りました。

ワンポールテント(三角テント)はおしゃれな見えた目と設営の簡単さで女性キャンパーさんに人気です。

しかし、こちら段差のある区画につき、ペグダウンに少し苦労しました。大きめテントの場合は、30センチ以上の鋳造ペグがオススメです。

ワンポールテント写真は夜のシーンにてお見せします。

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ペグ比べてみました。スノーピークソリッドステーク20センチと30センチ。

テント設営を終えて、クッキングタイム!

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テント設営が終わったら、自宅からもってきた針葉樹(ヒノキ、マツ)&広葉樹(サクラ、ケヤキ)贅沢ミックス薪で焚き火準備。着火剤としての松ぼっくりは必須アイテムですね。

こちらの焚き火台はファイアスタンドといって、焚火台がメッシュ製なので、薪を燃やしやすく、灰が出にくい、かつ本体も軽量でとても優れた焚き火台です。ゴトクが置けないのが難点ですが、トライポッドマルチスタンドなどを利用すると調理もできます。

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松ぼっくりのおかげですんなり着火

小腹が空いたのでメスティン(鍋、クッカー)で肉まん。メスティンを持っている方はきっと一度は経験しているのではないでしょうか?笑。

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そしてディナーは定番のカレー。ここでもメスティンを利用してみたのですが、火力が強すぎました。(メスティンで炊くご飯は通常ふっくらしてとても美味しく炊けます)

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カレーの材料は、白石町産の玉ねぎ、ニンジン、自家菜園のナス、お肉は佐賀牛を自宅冷蔵庫からコソっと持ってきました。

自然の空気を浴びながら食べる料理はなんでもおいしいく、こだわりをじっくりゆっくり楽しみとして得られるのがアウトドアなんです。

もう一つのクッカーで再度炊き、ようやく完成しました。

キャンプde味わう甘口カレー」。なかなかでしょう?

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食後に味わうエンタメ感満載の○○○(笑)

食べ終わったらすぐさま炊事場へ。とてもきれいな炊事場でしたが!!一つだけ面白い出来事が。

というのも、炊事をするシンクの高さが大人にはなんとも絶妙な苦痛の高さで、焦げ付いた鍋をゴリゴリ洗い続けている間に何回背伸びをしたことか。

隣にいた若者男子たちも「くーーー!」「効くーーー‼」などヒーヒー言いながら、最後は私も「絶妙な角度でしたね」っと洗い終わり、苦痛が達成感に変わったエンタメ感満載な炊事場でした。

こちらの炊事場は大人目線ではなく、子供も炊事できるようにしているからこの高さなんですよね。

ぜひ、竜門峡キャンプ場来られた際には洗い物担当をオススメします♪

人間工学が進歩する原点を感じました(笑)」

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大人には罰ゲーム?エンタメ炊事場とかまど

さてさて、炊事で痛めた腰痛治癒のお時間といきましょうか。

『アウトドアと私』お馴染みキャンプde晩酌

今回のお酒は、佐賀市にある窓乃梅酒造さんの「歴」という日本酒です。キャンプで飲む!と張り切ってしまい、この日の為にテントマークデザイン燕三条製の銅と錫メッキのぐい飲みをWILD1で購入。

良いお酒とキャンプ食器のマリアージュ。「至福なひと時、ここにあり」

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背景にソロキャンパーさんの焚き火する姿も。「今宵も夜空に乾杯」

本日のマイサイト

さてさてお待たせしました(?)マイサイトです。

カナディアンイーストのワンポールと軽量シリコン製タープ。タープは不慣れで張り方がお恥ずかしい形に。

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後ろのバンガローが外国の洋館ガーデンにテントを張っているようにも......勝手に映画の世界♪

動く・働く・移動する これがアウトドアです。子供も大人も時間を忘れてナイトキャンプ満喫中!

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キャンプの夜は空も地上も美しい。

気になるテントの中身は......?

テントの中はこちら。キャンパー仲間にコットを進められて1年が過ぎ、ようやくポチっとしました。

そもそもコットとは、一日の疲れを取るスリーピングギアキャンプ用ベッド(簡易ベッド)のことです。

軽いものから重いもの(2キロ~7キロ)があり、組み立ても簡単です。寝床が地面から離れているため、地面からの冷気や熱を受けることがありません。また生地に張りがあるため安定した寝心地を得ることができるんです。

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少しマイナーかな。ニュートピアのウッド調フレームコット、総重量7キロと少し重めですが、幅もあり70センチあり寝返りができます。お家ではソファーやテーブル代わりにも。まさに一石二鳥!

キャンプに慣れてきたら購入したくなるものらしく、まさに今の私。キャンプの流れに身を任せ2020......。

そして朝!

ということで朝がきました。時間をみるとすでに8時30分。

キャンプの朝は早いと前回の投稿で書いたのですが、今回はコットによって起きることを忘れておりました、とでもいいましょう。それはそれは快適な野外ベッド生活ができました。

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「おはようございます」こちらインスタグラムにもあげさせて頂きましてご好評いただきました。笑。

→インスタはOTBSYまで

朝ごはんは、岡山県から頂いたシャインマスカットと伊万里梨でビタミンチャージ!

余ったものはお隣のサイト、コールマンスタイルのおじさまたちにおすそ分け。大変喜んで頂きました。

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台風でもないのですが、結構な強風のため撤収は足早に。乾燥中のグランドシートがこのように。

ムササビのように広がったグランドシート。おかげですぐ乾燥しました。

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最後には若者たちとの出会いも

撤収後、若者と遭遇。取材をさせて頂くと、唐津東高校登山部の皆さまでした。

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顧問の先生に写真を撮って頂き、このように素晴らしい写真が出来上がりました。後ろにあるバンガローの屋根と学生たちのV字並び。

完璧なアングルです。それもそのはず、登山部顧問の先生、写真の先生でもありました。美しい山々の写真を沢山おさめているんでしょう。山登りと写真はセットで習得すべきと感じました。

唐津東高校登山部の学生さん&顧問の先生(カメラマンさん)ありがとうございました。

大人になったら自ずと自然と触れ合う機会が少なくなる、今しかできないことを思いっきり楽しみ、たくさんの大自然と向き合って寛大な大人になってくださいね。

登山部の学生とは、こんな会話も。

登山部員「カチカチプレスのお姉さん」「本当にキャンプしているんだ」

大坪紗耶「はい!本当にキャンパーです」

さいごに

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竜門峡キャンプ場では、サイトまで斜面を必死に登り、絶妙な高さの炊事場に、快眠コットに、唐津東高校の登山部さんとの素敵な出会いもありボリュームたっぷりのマイキャンプメモリーとなりました。

次回は番外編として佐賀県のアウトドアショップを取材します‼

レアもの新商品など盛りだくさん。どうぞお楽しみに。

キャンプ場情報

キャンプ場名 竜門峡キャンプ場
住所 〒849-4151 佐賀県西松浦郡有田町広瀬山甲2399
公式サイト https://www.town.arita.lg.jp/main/287.html
詳細情報

TEL:0955-46-4022

※申込は土日を除き、利用日の3日前までにお願いいたします。

※12月28日~1月3日は休業いたします。

地図

マルチタレント/ キャンプインストラクター

大坪紗耶

1982生まれ 佐賀市出身 東京女子大学卒、10歳~22歳まで芸能事務所イエローキャブ等に所属し女優タレント業を行う。 九州に活躍...

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