こんにちは。たけおんちゃんねるの山崎ゆうじろうです。
今回は武雄温泉駅の中にある「武雄 旅 書店」と「観光案内所」の魅力を伝えていきます。
西九州新幹線が開業して進化した武雄温泉駅。
新幹線の入り口の駅として、来る人行く人の「旅」を後押しします。
これを読めば武雄温泉駅まで旅に来て、武雄温泉駅から旅に出たくなること間違いなし。
休日の武雄旅を充実させる「観光案内所」
休日1日予定がない。なにしよう、どこいこう、何食べよう、こんな時はとりあえず武雄温泉駅を目的地とすることがおすすめです。
1日充実させるプランが、駅の中で決まります。
その場所は「武雄温泉駅観光案内所」。武雄温泉駅2階、在来線乗り場の向かい側にあります。
魅力的な入り口で皆さんをお出迎えする観光案内所。のれん、木の温もり、暖かい照明に包まれた空間は武雄温泉をモチーフにしています。
案内受付カウンターまでの空間には、武雄のご当地おみやげがズラリ。お菓子、おつまみ、コスメ、ご当地Tシャツといった定番の品々はもちろん、武雄ならではの武雄焼の器も豊富に揃っています。
各窯元さんの特徴的な器は、お土産として家族や友人に喜ばれること間違いなし。器は自分用のお土産に購入される方も多いようです。焼物を手に取りながら、食事やティータイムを想像すると、ついつい欲しくなりますよね。
商品だけでなく、店内は眺めるだけでも惹きつけられる仕掛けが。
お土産の並ぶ棚をよく眺めると、商品入れに風呂桶が使われており、温泉地ならではの遊び心が詰まっています。
お菓子のお土産でいちばん人気なのは「たけおどら」。味はもちろん、楼門が描かれたパッケージと紙袋がかわいく、お土産としても喜ばれそうです。
武雄観光のお供に「たけちゃり」
観光案内所のカウンターでは、武雄の観光に関する助言をもらえます。
丸1日で武雄をたのしむコース、半日だけでのおすすめコース、小さい子どもが楽しめるコース、観光スポット近くのお昼におすすめのお店......など、一人一人に合わせた観光コースを提案してもらえます。
さらに、魅力的なサービスとして、レンタサイクルの「たけちゃり」があります。
「たけちゃり」 の利用は、1日1000円。
自転車はママチャリタイプと、クロスバイクタイプの２種類から選ぶことができます。さらに、どちらも電動自転車となっており、武雄の街を楽しみながら楽に移動することができます。
「たけちゃり」を利用される方には一時手荷物預かりサービスもありますので、チェックアウト後や、荷物が多い方も安心して利用することができます。
自転車で風を感じながらサイクリング観光すると、気持ちもリフレッシュできそうです。
※貸出時間が決まっていますので、詳しくは案内所でご確認ください。
武雄観光の後は西九州の旅へ
観光案内所は武雄市内の観光をサポートしていますが、武雄温泉駅はさらに西九州の旅もサポートします。
それは、駅1階の新幹線改札向かいにある「武雄 旅 書店」。
扉のない開放感のある入り口で、誰もが気軽に立ち寄れる雰囲気のブックカフェです。
まず入り口から店内を眺めると目に止まるのは、レジまでの空間に並ぶ魅力的な品々が３箇所の棚にズラリ。これらの陳列には意味があります。
まず入り口すぐにある棚は「期間限定西九州ポップアップ」ゾーン。
2ヶ月ごとに変わり、小城、大村、鹿島、波佐見など、西九州地域を順番に期間限定でピックアップしています。
続いて、入って左側の棚は「西九州のくらし」ゾーンです。
暮らしに関する西九州にちなんだ品々を陳列しています。こちらにある波佐見焼のアクセサリーはおみやげにも自分用にも人気の商品だそうです。
ひとつひとつを眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきます...。
レジ前の棚は「西九州新幹線」ゾーン。
西九州新幹線沿線の魅力ある地域を紹介しています。長崎のカステラや嬉野茶など、西九州新幹線にはいろんな魅力の詰まるものがあるな〜と感じることができる棚となっています。
さらに、こちらの棚には日本酒やクラフトビールが置いてあり、店内で飲むこともできますし、電車に乗る時のお供としてもおすすめです！
充実したこだわりのある商品たちを眺めていると、カフェや本にたどり着くまでに時間が過ぎてしまいます。
カフェメニューにも地域PRの仕掛けがたくさん
こちらのカフェ、メニューにも武雄ならではのこだわりが感じられます。
フードメニューには、武雄で人気のパン屋さん「Haru pan」のバンズに、武雄市内のハム直売所「宮地ハム」さんのハムを使用したサンドイッチがあります。
他にも武雄の特産品であるレモングラスを使用した緑茶や、佐賀の地酒や地ビールなど、ここならではのメニューが目白押しです。
店内にはWi-Fi、机にはコンセントも完備。新幹線待ち、パソコンで作業、ゆっくり読書など、それぞれの過ごし方ができそうです。
「書を持つと、旅へ出よう」な本屋
「武雄 旅 書店」さんの奥には本棚がずらりと並び、1000冊以上の本が陳列されています。
劇作家の寺山修司さんの作品に「書を捨てよ町へ出よう」という作品があります。
人生は書物の中にあるのではなく、現実の町にあるから、本を捨てて外に出ようという言葉です。
しかし、「武雄 旅 書店」は、本か町かの二択ではなく、本を持つからこそ、外に出たくなる「書を持つと、旅へ出よう」な空間となっています。その仕掛けをご紹介していきます。
まずはここから「旅のいろは」「西九州ガイド」
「武雄 旅 書店」は一般的な書店とは異なり、ここならではのオリジナルジャンルで並んでいます。
まずは、「旅はしたいけど、お金が...時間が...疲れそう...」という旅に後ろ向きな気持ちでも「旅したい！」と思える「旅のいろは」コーナーへ。そして長崎や佐賀を旅してみたいと思ったら「西九州ガイド」コーナーで実際のプランを考えていきましょう。
サウナや器...武雄を連想させる本たち
そのまま奥の本棚に進むと、温泉、大楠、サウナ、焼物といった武雄のイメージをより具体的にする本棚が続きます。
温泉やサウナの楽しみ方、焼物の作品集、自然観察など、単なる観光スポット紹介のみならず、この土地の文化についても味わえる陳列となっています。
旅行に来た方はもちろんですが、武雄に住んでいる方にとっても、日常がより楽しくなるヒントがつまっている本ばかりです。
旅から移住へ...「西九州で暮らす」
旅行や観光をしていると、ここに住みたいなと考えることがよくありますよね。でも、実際に移住をするという行動に移すことも滅多にないのも事実。
ここの本棚は「旅の感動」と「ここに住みたい」という熱量をそのまま行動に移すことができるヒントが詰まっています。
こちらのコーナーの本を眺めに来ると「これなら私も移住できるかも」と思えること間違いなし。
起業、まちづくり...どう行動するかを導く本棚へ
そして席を挟んで反対側の本棚は「実際に移住をした人向け」のコーナー。
地方に関心があり移住された方は、地域の関係、まちづくり、起業...という点をもっと知りたい方が多いと思います（かくいう自分もそうです）。この本棚は、それらの疑問に答えてくれるアイデアの詰まる本に溢れています。
旅したい気持ちにさせた後、移住後の起業まで行動に移す後押しをしてくれる書店、今まで見たことがありません。
「旅は自分には時間がない」という旅に後ろ向きな方も、「移住っていいな」とぼんやり考える行動派な方も、こちらの書店に来て本を眺めると、思わず実際に行動したくなります。
ぜひみなさんも、書を持って、旅へ出る体験をしてみてください。
たけおふ（Take Off）ができる武雄温泉駅
今回は、武雄温泉駅の中にある魅力的な２つの施設をご紹介しました。駅中には、武雄市内の観光も、武雄を入り口にした西九州の旅もできる施設があります。
1日オフの日があった際は、武雄で過ごす「たけおふ」をしに、まずは観光案内所をご利用しにお越しください！
そして旅書店さんにも足を運び、武雄から西九州への観光の計画を立てて、武雄からTake Off (出発)してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポット情報
| 店舗名 | 武雄温泉駅観光案内所 / 武雄 旅 書店 |
|---|---|
| 住所 | 武雄市武雄町大字富岡294 （武雄温泉駅内） |
| 営業時間 | 武雄温泉駅観光案内所 8：30～18：00 ※年末年始は休業 武雄 旅 書店 8：00～21：00 ※年末年始は休業 |
| 公式SNS | Instagram：@takeotravel_info_books |
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