佐賀県西部の山間地域にて円盤の目撃がある、と噂が流れたのは2018年5月。
オカルトやSFなんかのイメージとはかけ離れた佐賀県で、そんな話があると教えてくれたのは嬉野市を拠点にイラストレーターとして活動する大門さんでした。
そして2018年6月末に「一緒に調査をしてくれないか」と依頼をされたのがわたし(名前を"ソー"と言います)。
きょうはあの瞬間から始まった、円盤の正体を追う日々についてお話しさせていただきます。
調査のはじまり
夏に突然舞い込んできた調査依頼。
この時点でわたしは円盤について軽く話を聞いただけで、その姿を見たことすらありませんでした。
「そもそも円盤てどんなもの...?」
こんな感じで全くの手探りから始まった円盤調査。
ジッとしていてもしょうがないので、まずは手堅く街の方に聞き込みをしたり実際に姿を見たという方々に話を伺いながら調査を進めていくことにしました。
目撃情報の数々
調査の中では数多くの目撃情報と共にいくつか資料写真を提供してもらえる機会も。
その中の数枚をご紹介しますのでご覧ください。
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円盤の名の通り、丸い形をした何かであることが裏付けられる写真の数々。
こうした資料や聞き取り調査から得られた特徴をまとめてみると...
・サイズは手のひらに収まるくらいのものが多い
・色は白いものが多い
・丸い形
・表面がザラザラしている
・水辺でよく目撃される
・熱さに強い
ということが分かってきました。
また目撃の多い地域では円盤を「ハマ」と呼んでいることも判明。
しかし一方でなぜ「ハマ」と呼ばれているのか、その真相はまだ分かっていません。
調査メンバーについて
軽くお話ししただけでも結構謎の多いことが分かる円盤「ハマ」。
今回はわたしたち2人だけでなく、もっと多くの視点を得るために、県内外のクリエイター陣にも調査協力を依頼しています。
イラストレーターや写真家、陶芸家といった様々な経歴を持つ調査員の皆さん。
それぞれ異なった視点から「ハマ」について調査を展開してくださり、その調査内容は作品という形で続々とわたしたちの元に届けられています。
調査内容(作品)をまとめたアートブックを手に入れよう
クラウドファンディング「佐賀で見つけた不思議な円盤を追いかけたい」
→https://camp-fire.jp/projects/view/106156
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これらすべての調査内容(作品)を、現在アートブックにまとめています。
そしてそのアートブックが遂に12月中に完成。
こちらを見てもらえれば正体までは分からずとも「ハマ」に少しだけ近づけるかも知れません。
現在アートブックはクラウドファンディングのリターンでのみ入手可能ですので是非チェックしてみて下さい。
数に限りがありますのでお早目に!
調査は現在も進行中
今回の調査、プロジェクト名を「PROJEKT○」と名付けました。
調査開始からまだ数ヶ月。「PROJEKT○」の活動はまだまだ続きます。
2月には嬉野での展覧会も予定していますのでお楽しみに。
また、twitter や instagramで日々の活動を報告していますので、是非一緒に楽しんでいきましょう。
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PROJEKT○
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クラウドファンディング実施期間
2018年12月5日(水)〜2019年1月5日(土)
詳しくはコチラ:https://camp-fire.jp/projects/view/106156
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展覧会
期間:2019年2月2日(土)〜2月11日(月)
場所:RIVER SIDE HOUSE
佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内字桜ノ元甲89番1
文:ソー
イラスト:大門 光