「だから私はXperia」(ソニーモバイル2016CM)に出演していた切り紙作家 矢口加奈子さん。覚えてる方はいらっしゃるでしょうか?
その時の自分の心を現す一期一会の美しい形「切り紙」。彼女のつくりだす繊細な切り紙に目を奪われる方は多いでしょう。
そんな彼女が、9月28日(土)佐賀県武雄図書館でワークショップを開催します。
作家 矢口加奈子
矢口 加奈子 yaguchi kanako
矢口さんは子供の頃、折りたたんだ紙を切って広げると放射状に美しい模様が出来る「切り紙」に夢中になり、それからずっと慣れ親しんで育ちました。当たり前にそばにあった紙と鋏(はさみ)。
女子美術大学在学中に、あらためてその魅力に気付き自分の表現方法として切り紙の作品発表を続けています。
現在、チーム嬉野として、佐賀の情報をお知らせしている私ですが、彼女に出会ったのは今から20年前。私が代々続く鎌倉の酒屋の五代目としてお店をしていた頃、作品展示をしてくれたことがきっかけでした。「酒屋で作品発表してくれる若手アーティストなんて相当洒落とんしゃ!」と思ったのを今でも覚えています。
切り紙制作を続けていく中で矢口さんが気づいたのは、切り紙の製作工程によって自分自身が癒されていることでした。
- 矢口さん
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「物心つく前から当たり前に切っていた切り紙が、大人になってふと放射状に広がるその形が自分に元気をくれることに気付きました。本の通り作る必要はありません、少しアレンジしてご自分だけの模様をぜひ生み出して欲しいと思います」
自分の経験と共に「一度しか出来ないその模様に一期一会を感じ多くの人に親しんでもらいたい」と日本のみならずフランス、ドイツなど色々な国へ切り紙の魅力を伝えています。
以前、有田町に自身がデザインした器を制作しに訪問して以来、佐賀がすきになり、何度か訪れていたという矢口さん。そんな旅好きも昂じて今回の武雄でのワークショップが実現しました。
【イベント】切り紙で彩る型染めワークショップ
武雄でのワークショップでは、切り絵をベースに半手ぬぐいに型染めします。
選んだ模様や色によって、表情豊かな半てぬぐいに......
切り紙がはじめての方でもお楽しみいただける内容となっています。
その時の自分の心を現す一期一会の美しい形に出会える切り絵。人気作家との出会いと共に、自分だけのオリジナル半てぬぐいをつくってみませんか?
切り紙作家 矢口 加奈子氏に教わる 切り紙で想いを伝えよう 文字の切り紙ワークショップ
日付 | 9月28日(土) |
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会場 | 武雄市図書館本館 共有席 |
内容 |
ワークショップは三部 ▶︎祝い文字「喜」をデザイン
①17:00〜18:30/②19:00〜20:30 定 員 : 各回8名 |
整理券配布 | 9月9日(月)~ |
整理券について |
整理券は9月9日(月)以降、本館サービスカウンターにてお受け取りいただけます。 |
お問い合わせ | 武雄市図書館・歴史資料館 0954-20-0222 |
地図 |
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矢口加奈子HP | http://www.yorokobinokatachi.com/ |
チーム嬉野 鈴木 暁子