【帆布バッグ CUBIE(キュビィ)】日常の中のシンプルにいろどりを|佐賀市

【帆布バッグ CUBIE(キュビィ)】日常の中のシンプルにいろどりを|佐賀市

マチノシゴトバCOTOCO215の田中です!

2018年1月に入り、新たなチャレンジをされる方も多いのではないでしょうか!?

新しい場所を発見してみるのも楽しいですよね!

今回は、歴史的建造物が並ぶ佐賀市柳町、旧久富家住宅の中に気になるお店を見つけたので紹介したいと思います!

【帆布バッグ】

そのお店は、作家のタカオ ユミコさんが手掛ける手作りの帆布バッグCUBIE(キュビィ)の工房兼SHOP。

2017年9月30日に佐賀市柳町旧久富家住宅2F【incl】(インクル)内にオープン。タカオさんはその工房で、一つ一つ丁寧にバッグや小物を手作りしています。

inclに足を踏み入れると、タカオさんは生地の裁断をされていました。

20180125_1.JPG

さまざまなバッグや小物が棚に並んでいましたが、私の目に飛び込んできたのは、工業用ミシン!

かっこいいー......

20180125_2.JPG

なかなか工業用ミシンを間近で見ることがないので、興奮してしまいました。笑

帆布(はんぷ)とは

撚り合わせた糸を平織りにした厚地の布のことを帆布と言います。丈夫な生地なので、帆船の帆や軍物の袋バッグなどに使用されています。

帆布といえば、白い色や生成りのイメージがありますが、実は、厚さや色、種類もさまざま

通常の帆布は厚みが「号」という規格で分けられます。

1号~11号まであり、1号が一番厚くて重く、11号が一番薄くて軽いのです。

20180125_3.JPG

【サンプルの生地】

こんなにカラフルで種類があるなんて知りませんでした!きれいな色を見るだけでもワクワクしてきませんか?

この中から好きな色や素材でオーダーすることができるんです。

【ツクルことへの想い】

物作りをしている方はすごいな!とつくづく思うのですが、タカオさんが物作りをしようと思ったきっかけは何だったのでしょう??

「母が洋裁をしていて、小さいころからミシンのカタカタカタという音が日常で鳴り響いていたんです。それが心地よく、落ち着く音でした。祖父は大工で、父も建築関係の仕事をしていました。物作りが身近な家庭で育ったので、自然とそうなったのかもしれません。」と思い出を語るように話してくださいました。

初めは特に活動をするわけでもなく、お母様が裁縫をしている横でちょこちょこ趣味で物作りをしていたそうなのですが、2006年に出産を経験したことで、子供の物で何か作れないかなと考え始め、ベビー用品を作って販売をされたそうです。

タカオさんにとって帆布バッグ作家になるターニングポイント

CUBIEのきっかけとなったバッグは、2012年お友達から依頼されて作った赤いバッグ。

数年後、依頼されたお友達から、気に入っていてまだ使いたいからリメイクをしてほしいと注文が。

出来上がりを見て、すごく喜んでくれたことが印象的で、大事につかってもらったことのうれしさがターニングポイントとなっているそうです。

その後、独学でデザインを考えたり、試作品を作り始めるようになり、帆布バッグ作家に。

20180130_h1_01.jpg

CUBIE(キュビィ)さんのコンセプト

ありふれているけど、どこにもない。

シンプルだけど、ほかにはない。

毎日によりそうようなシンプルなデザイン。

いろいろな人の日常にいろどりを添えるアクセントになるように。

これが、タカオさんが考えるCUBIEのコンセプトです。

20180125_4.JPG

【ペンケース】

20180125_5.JPG

【オリジナルバッグ】

20180125_6.JPG

【新作の赤いバッグ】

帆布なのでとてもしっかりしていて、デザインもシンプル。いろいろなシーンで使えそうじゃないですか?

赤色のバッグは新作。「パラフィン加工」といい、ロウ引きをして撥水加工がされているもので、使い込んでいくうちに柔らかく馴染んでいくそうです。

クシャとしわがあるのが味があっていいですね!

【次へのステップ】

incl(インクル)に移転したきっかっけは、お友達から柳町のことを聞いたことから。inclのオーナーさんはミナデ株式会社。基本はIT系のお仕事をされていますがスペースを利用して作家さんを支援する活動もされています。

オーナーさんは「ここ(incl)に来ればなにかいいものがある。と目的を持った人が訪れる場所にしたい。」とのこと。

現在、incl(インクル)内には、CUBIE(キュビィ)さんの工房兼SHOPになっていますが、気軽に入って中を覗けますし、お客さん同士で話がはずんで盛り上がることも。

inclという空間が憩いの場にもなっているそうです。

タカオさんは、日常の生活の中からデザインを思いつくそうで、こうゆうときに、こんなバッグあったらいいな。」「こんなバッグがあったら使いたいな。」とincl内でのコミュニケーションも大事にされています。

20180125_7.JPG

今後はイベント出店やコラボ企画の展示販売、ワークショップの開催など計画中だそうです。

情報はHP、Facebook、instagram等のSNSをチェックしてみてくださいね!

日程が近いイベント出店

【第30回 護国神社蚤の市】

2018年2月3月九州アルチザン参道中央広場にて出店されます!!

WEB:http://g-nominoichi.petit.cc/banana/2521284

まとめ

incl(インクル)のオーナーさんの想い、そこで展開をされている作家さんの想いがいっぱい詰まった暖かいお店でした。

歴史ある佐賀市柳町では様々なお店がオープン中。柳町に遊びにきた方々が交流することで、情報交換ができたり何気ない話ができたりと憩いの場になっていくような気がします!

丁度、2018年2月11日(日)~3月31日(土)まで佐賀城下ひなまつりが開催予定。柳町界隈もひなまつり会場なので、この機会にぜひ、訪れてみてはいかがでしょう?

情報

住所:佐賀県佐賀市柳町4-16 旧久富家住宅207 incl内

OPEN:10:00〜17:00

CLOSE:月曜日、火曜日

MAIL:info@cubiebag.com

HP:www.cubiebag.com

FB:https://www.facebook.com/cubie.bag/

マチノシゴトバCOTOCO215

徳島 貴子

佐賀生まれ佐賀育ち。佐賀女子短期大学卒業後、仕事をしながら、バンタンデザイン研究所に通い、インテリアを学ぶ。2013年~人と人を繋...

このEDITORの他の記事を見る

ページの先頭に戻る