「佐賀の人に佐賀の魅力をもっと知ってもらいたい」
そんな思いで昨年7月30日、みやき町にオープンした無添加スムージー専門店、その名も『Saga Smoothie』。グリーンスムージ®オフィシャルインストラクターの資格を持つオーナーが一杯ずつ丁寧にミキシングしてくださいます。
環境について考えるきっかけになるステキな取り組みもされているそうで......?
キャッチーなイラストが迎えてくれるおしゃれなお店
みやき町の中原駅から歩いて15分。三養基高校のグラウンドを通り過ぎてしばらくいくと見えてきました!
キャッチーな絵が描かれたまあるくてかわいい看板!
ピンクの壁がアクセントの『Saga Smoothie』。十数年前まで商店だった建物をおしゃれに改装したお店です。当時はお菓子やおもちゃを買いに来る子供たちでにぎわう場所だったとか。
佐賀の良さをもっと知ってほしい
オーナーの高橋さんは7年前、結婚を機に福岡からみやき町に移住してきました。
福岡に住んでいたころは、ライターとして取材でよく佐賀に足を運んでいたという高橋さん。取材をするうちに佐賀の農産物の豊かさに気づき、「福岡の人に佐賀の農産物の豊かさについて知ってほしい」という思いで、2019年から福岡で佐賀県産農作物を使ったスムージーの販売を開始しました。
しかし、2020年コロナウイルスの流行によって販売を続けることが難しくなったことから、以前から目をつけていたみやき町の新居近くの古民家を改装して佐賀でスムージー販売をすることに。
佐賀でお店を持とうと決めてからは、だんだん「佐賀の人に佐賀の良さをもっと知ってほしい」という思いが強くなっていったそう。
「佐賀」にこだわるスムージー
そんな高橋さんの一押しスムージーは"Saga Green Basic"(500円)。
佐賀の生産者さんを尋ねて、生産地を実際に見物し、納得した農家さんから直接仕入れる果物や野菜をメインに、道の駅でチェックした旬の食材を使ってスムージーにしています。葉野菜と果物は季節ごとに変わっているそう。佐賀で栽培されたものをふんだんに使ったスムージーを飲めば佐賀を全身で感じられること間違いなし!
このほかにもスプーンで食べる「スムージーボウル」や、嬉野の和紅茶、ほうじ茶を使った「サガチャイ」、今話題のヴィーガン食品である「ヴィーガンチョコバナナスムージー」など、何回も訪れて試したくなるメニューがずらり!
ぜひお気に入りを探してみてくださいね。
地域のあたたかなつながり
実は「佐賀」を感じられるのはスムージーからだけではないんです。
お店の中をぐるりと見渡してみると、佐賀で作られた商品が並べられた棚が!
お皿やみそ、しょうゆ、コーヒー屋さんのカフェラテベース まで。そして、レジ横には佐賀で人気の焼き菓子ブランドのお菓子も 。
さらに店の看板にも描かれているキャラクターは基山町のアート集団PICFA のメンバーによって描かれたものだそう。お店のいたるところから地域のあたたかなつながりを感じることができます。
環境にも優しいエコなお店
また、すごく環境にやさしい取り組みをされているんです。まずは1つ目は地産地消。佐賀でとれたものを佐賀でいただく。フードロス削減のために規格外の果物を使うこともあります。そして、竹から作られたストロー。すごくエコですね 。さらに、イートインではワインボトルを再利用して作られたオリジナルのグラスでスムージーをいただくこともできますし、テイクアウト時にはマイボトル(350㏄程)を持参すれば50円引きになる特典もあります。
先ほどご紹介した棚には、Saga Smoothie オリジナルのレモン塩とライム塩が。これらはスムージーづくりの過程で余った果物の皮に伊万里湾の海塩を加えて商品化したもの。
「環境について少しでも考えるきっかけになれば」と話す高橋さんはとてもやさしい表情をされていました。
最後に......
『Saga Smoothie』のテーマは"Live Fully"。スムージーをきっかけに「みんながやりたいことをできる楽しい人生を。つながりを生んだり、自分を表現したりする場所として店を使ってほしい。」という想いが込められています。かつての商店の賑わいを取り戻そうと毎月様々なイベントも開催しています。
美味しくて、佐賀を感じられる。その上環境にも配慮した特別なスムージー。今後も地元を愛する佐賀県民として"Saga Smoothie"から目が離せません!
店舗情報
住所 | 〒849-0101 佐賀県三養基郡みやき町原古賀7231 |
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公式サイト | Instagram:@sagasmoothie LINE:https://line.me/R/ti/p/%40343aquel |
詳細情報 |
【営業日・時間】 【店休日】 【駐車場】 |
地図 |
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