【佐賀でパパイヤ?】発酵の町『肥前浜宿』で南国果実の栽培

【佐賀でパパイヤ?】発酵の町『肥前浜宿』で南国果実の栽培

こんにちは!鹿島エリアのエディター北御門です。

今回は私の仕事場である鹿島市肥前浜宿での活動の一つを紹介いたします。

漬蔵たぞうで漬物作りを学び始めて約5年が経ち、最近は梅、瓜、らっきょうの時期でして、毎日漬け込み作業が急ピッチで行われています。

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「百年ピクルス」も初夏の野菜達が各地から届けられ賑やかになってきました。

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仕事上、野菜と向き合う事が多くなり、自分でもピクルスに出来る野菜、漬物に出来る野菜を無農薬で作ってみたい!と自然と農への興味が湧いてきているところです。

そんな想いがきっかけで、去年から仲間達と畑を始め、やっと形になってきたので皆さんにも紹介したいと思います。

佐賀でパパイヤ?!!

ところで何を作っているのか?

そうタイトルにも書いた「パパイヤ」の栽培なんです。

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パパイヤは南国のイメージですが、近年温暖化により九州の温度も上がり少し工夫をすれば栽培ができる環境になっているんです。

また、パパイヤはオレンジ色で甘いフルーツを想像されるかもしれませんが、熟する前の実は「野菜」です。

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もちろんフルーツとしても食べることができますが、アジアではよく見かける青パパイヤ料理。美味しいうえに酵素などの豊富な栄養分が豊富なんです。

パパイヤの生産から加工に使用しているのは、鹿島市産の地元産品。徹底的に、地域資源の活用にこだわり、青パパイヤを収穫し酒粕と発酵のパワーで漬物にしよう!と意気込んでいます。

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山から取ってきた腐葉土を畑に入れ、微生物の力を借りて今では約30株が元気に育っています。

ほんのり甘い佐賀県産のパパイヤの粕漬け

去年は少しですが商品化に成功し、販売した際は、即日完売となりました。
購入してくださったお客さんにはリピーターも多く、また来年出来るのを楽しみに待って頂いてます


既に、肥前浜宿パパイヤ街道~ココのパパイヤ~と名付け鹿島の名産品を目指している最中!

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梅雨で水分を溜め、今から来る夏の日差しでグングンと大きくなります。
10月末には収穫し、すぐに加工に入り、販売は3月末を目指して奮闘中。

一般の方に向けても、農園の見学を行っているのでパパイヤを見に是非鹿島にお出かけください~!

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情報

漬蔵たぞう

住所:佐賀県鹿島市浜町1192
電話:0954-63-2601
定休日:不定休

見学の問い合わせはこちら

E-mail : 100yearspickles@gmail.com(北御門まで)

百年ピクルス 漬蔵たぞう

北御門 裕一

2013年、福岡より佐賀県鹿島市に移住。老舗の漬物蔵にて修行。2014年、百年ピクルスを立ち上げる。2019年、肥前浜宿まちづくり...

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