【鹿島にゲストハウスが！？】発酵のまち肥前浜宿の新プロジェクト始動

北御門裕一

2019.03.15

こんにちは、エディターの北御門です。
今回は鹿島の新しい動きを紹介します！

世界的にも有名な日本酒の蔵元がある佐賀県鹿島市。
伝統的まちなみが守り継がれ、発酵文化・醸造文化が息づく「肥前浜宿」。
地域の魅力を活かし、組み合わせ、肥前浜宿ならではの癒しや楽しさを伝えるプロジェクトが動き出しています。

肥前浜宿まちづくり公社

地元の有志メンバーを中心に地域の魅力を守り、活かし、未来につないでいくという目標のもと「肥前浜宿まちづくり公社」が生まれました。

肥前浜宿の観光資源を活かし、2014年から研修・視察・勉強会を重ね、約1年間の準備期間を経てスタート。

プロジェクトとして、伝統的建造物を活用した2軒のゲストハウス「ゲストハウスまる」、「ゲストハウスあんど」、地酒と蕎麦と発酵食を味わいつくす食事処「そばダイニング龍庵」の今春OPENを目指しています。

［商品は一例］

また、独自の発酵文化・醸造文化から生み出される商品をはじめ、肥前浜宿の様々な宝物を全国に発信しようと「HAMA HACO（ハマハコ）」シリーズも開設しました。

肥前浜宿生まれのものを集め、お取り寄せできるのはココだけの限定商品もあります。
ぜひチェックしてみてください。

ゲストハウスの新設

なぜ、ゲストハウスだったのか？それは、肥前浜宿が日本酒ファンの訪れる酒蔵地区でありながら、市内にホテルが1軒しかなかったことに始まります。
お酒を飲んでゆっくり過ごすことができる場所があったらな......。そんな声が地元住民や移住者から上がるようになったのは、自然の流れでした。
「ないのであれば、自分たちで作ろう！」と地元の有志たちと企てるようになり、2019年の今年、ついに実現しようとしています。

物件はJR肥前浜駅から歩いて徒歩1分のところにある築80年の古民家。
以前は旅館としてにぎわいを見せていた場所でもあり、とてもおもむきのある素敵な空間です。
母屋と離れがあり、母屋は個室が3部屋。広々と利用できるフリースペースとキッチンスペースも兼ね備えています。
離れは、バックパッカー向きに異国感あふれるドミトリー部屋にしようと考えているところです。

［只今、絶賛工事中！］

建物は、総勢40名以上の地域の方々とお掃除ワークショップなどを経て、清掃しました。
写真は、ワークショップ後のBBQ時。オーナーの大塚さんが建物の思い出を話され、皆さんが感動しているワンシーンです。
旅館になった経緯や、冬寒くてしかたなかった思い出、お父さんとのエピソードなど、80年近い建物の歴史を話してくださいました。
「取り壊しや建て替えの話もあったけど、残しておいて良かった。今、この家が1番喜んでいると思う」という大塚さん。
持ち主の想いも受け継ぎ、まちづくりという新たな形で継承していければと思っています。

【ゲストハウス「まる」】

肥前浜駅すぐ側のゲストハウスの名前は「まる」と命名！
駅前という立地を活かし、肥前浜宿の玄関口として、たくさんのヒト・モノ・コトをまあるくまあるくつないでいき、その円（縁）を大きくしながら続けていく。
そんな想いから名づけられました。
訪れた方々はもちろん、スタッフも含めて、みんなが「まる」と感じられる場所を目指します。

【ゲストハウス「あんど」】

酒蔵通り中央に誕生するゲストハウスの名前は「あんど」。
訪れた方々が心地よく穏やかに「安堵」できる場所。そして、そんな「あなたと一緒に（＆）」育てていきたい場所。というメッセージを込めた名前です。
「あんど」の１階には、泊まれる酒場として、地酒やお蕎麦やおつまみを楽しめる「そばダイニング龍庵（りゅうあん）」もオープン予定！龍庵の「あん」も意識しています。

これからは「まる」と「あんど」で皆様に楽しんでいただけるように。
名前に込めた想いをカタチにできるように。
取り組んでまいりますので、皆さん鹿島市肥前浜宿にぜひ、遊びにきてください。

まとめ

肥前浜宿で生み出される様々な宝物をたくさんの方々に知っていただき、肥前浜宿の魅力を感じていただけるように、これからどんどん発信してまいります。

ゲストハウスのOPENは2019年春！内装が出来上がる頃にまたお知らせします。

情報

肥前浜宿まちづくり公社

ゲストハウスの新設

【ゲストハウス「まる」】

【ゲストハウス「あんど」】

まとめ

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株式会社 肥前浜宿まちづくり公社

【かしまんまる】

【ゲストハウス「まる」】

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