唐津城目の前!世界を巡ったオーナーが営む 絶景快適空間ゲストハウス

唐津城目の前!世界を巡ったオーナーが営む 絶景快適空間ゲストハウス

みなさんはゲストハウスを利用したことありますか?ホテルや旅館よりサービスが簡素化され、比較的安価に宿泊できるゲストハウス。寝室が相部屋のドミトリー形式だったり、キッチンやリビング、トイレやお風呂を共有したりすることが多く、旅人同士が交流できるのも特徴です。

基本的にどこでも寝れる私にとって、最低限寝れる場所を確保できて、旅先の情報を交換できて、いろんな人とつながれるゲストハウスは、学生時代からの強い味方。これまで、世界各地のいろんなゲストハウスに泊まってきました。

そんな私が、入った瞬間に「あ、ここ好き。最高」と思ったのが、今回紹介する「GUEST HOUSE STAY in KARATSU(ゲストハウス ステイインカラツ)」です。

抜群のロケーションで釣りまでできちゃう

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「STAY in KARATSU」は唐津湾と松浦川河口に架かる「舞鶴橋」のたもと、唐津城を正面にのぞむ絶好の立地。

建物は2階建ての一軒家のような造りで、駐車場付き。4つの個室があり、1〜9人まで利用できます。1棟貸切も行っており、週末は家族の貸切利用が多いそうです。

料金は1人1泊4200円〜5000円、1棟貸切は平日1泊2万9000円、週末や祝日前日は3万3000円です(全て税込)。

宿から唐津城を眺められるだけでなく、ベランダから釣りもできちゃいます。釣り道具(リール、竿)は貸出無料で、船の免許を持っている方は、なんとオーナーのボートをレンタルすることも可能です。

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ゲストハウスであることを疑うレベルの居心地と気遣い

今回は、私が気に入ったポイントを三つに分けて紹介します。

①清潔感と解放感

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部屋は西南向きで日中は自然光でも明るく、リビングは吹き抜けのため、部屋に入った瞬間その開放感に引き込まれました。部屋の目の前が河口なので、景色にも癒されます。

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多くのゲストハウスは、設備を安く済ませるために手作り感があったり、掃除が行き届いていなかったりするものですが、そう感じる箇所は全くなく、むしろ隅々まで手入れされて清潔感が際立っていました。

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トイレは階ごとに一つずつ。お風呂は一階はバスタブ付き、2階はシャワールームがあります。

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ゲストハウスでバスタブ付きはかなり珍しいです。白で統一された文句なしの清潔感です。

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1番にチェックインしたのも関係しているかもしれませんが、他の人の使用感が全く感じられず、フレッシュな空間でした。それでいて、ゲストハウスの長所であるアットホーム感も感じられます。

②オーナーの行き届いた気遣い

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多くのゲストハウスは2段ベッドのドミトリーが中心で、仕切りがカーテンだけだということも普通ですが、「STAY in KARATSU」の部屋は全て鍵付きの個室。プライベート空間がしっかり確保されています。今まで個室だけのゲストハウスなんて出会ったことがありません!

これは、世界106カ国を旅してきたオーナー・北村直樹さんのこだわりだそう。これまで世界各国でさまざまなゲストハウスに泊まってきた中で、「日本でやるならドミトリーより個室」と感じて、「STAY in KARATSU」を設計したとのことでした。

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さらに、一回旅に出たら数ヶ月間旅をする北村さんは、旅先で「調理がきちっとできる環境」を重視しているため、キッチンの設備もかなり充実しています。

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料理に必要な器具や調味料が揃い、オーブンレンジやトースター、炊飯器まで完備されていました。

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もちろん冷蔵庫もあります。

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サービスで特に驚いたのは、個室にフェイスタオルや歯ブラシなどのアメニティが用意されていたこと。また、私の泊まった部屋はテーブル席と、ネットフリックスやYouTubeなどが見られるテレビもついていました。もはやゲストハウスじゃないのでは...と思ってしまうレベルです。

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さらに、脱衣所には無料で使える洗濯機やヒーターまで設置されており、ここまで行き届いた気遣いに感動を覚えました。

ウォーターサーバーや無料のコーヒーも設置されています。こんなに至れり尽くせりのゲストハウスには本当に出会ったことがありません。

いろんなところを周ってきた北村さんだからこそ、泊まる側の気持ちがよくわかり痒い所に手が届くような気遣いができるのだなぁ、と思います。

③景色とロケーション

「STAY in KARATSU」の自慢はなんといっても景色とロケーションです。

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一階のリビングには「談笑室」が併設されており、河口に向かってテーブルが並んでいます。黄昏れたり読書をしたり仕事をしたりするのにぴったりです。飲食が可能なので、唐津城を眺めながらのコーヒータイムやデザートタイムなどもいいですね。タイミングが良ければ夕焼けに染まる空を見ることもできます。

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私が泊まったのはベランダ付きの部屋で、個室からも景色がよく見えました。

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夜は舞鶴橋の街灯が水面に映り、また別の景色を楽しむことができます。(ここだけの話、唐津で花火が上がる時はかなり穴場スポットですよ。)

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ライトアップされた唐津城を眺めながらのワーケーションはとても気持ちがよく、仕事も捗りました。

周辺は、曳山展示場や虹の松原などの観光スポットが徒歩圏内です。スーパーやコンビニも歩いていけます。

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個人的には、唐津でお気に入りの喫茶店「基幸庵」が徒歩1分以内の場所にあるのもかなりうれしいポイントでした。

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滞在中に、濃厚な抹茶と大粒のあんこ、白玉のコンボ「抹茶ぜんざい」と国産のスパイスが効いた「和チャイ」をいただきました。

まとめ

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一般的なゲストハウスは値段が安い分、サービスが最小限に留められていますが、世界中を旅した北村さんの旅人目線で設計された「STAY in KARATSU」は、リーズナブルでありながら、「こんな宿があったらいいな」と思うポイントが随所につまった快適な宿でした。

1人からグループまで幅広く対応しているため、家族や友人らと貸し切って非日常を楽しむのもおすすめです。景色がよく、アクセスもいい「STAY in KARATSU」を拠点に、佐賀・唐津の魅力を存分に味わってみてください。

店舗名 GUEST HOUSE STAY in KARATSU
住所 佐賀県唐津市東唐津1丁目1番1
営業時間 チェックイン 14時以降/ チェックアウト 10時
予約方法 電話、ホームページの「お問い合わせ」、または、Airbnbから
電話番号 090-3517-8144(電話受付時間 8:30-20:00)
公式サイト https://www.stayinkaratsu.com/
地図

ライター

牟田友佳 (Muta Yuka)

長崎市育ち。2024年4月に夫の転勤で佐賀県に移住。 新聞記者を経て、フリーランスとして細々と活動中。 自然、おいしいもの、旅...

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