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常識を覆すサクサク生地!地元産・旬の果物を包む進化系クレープ「kikoaramode」

唐津駅から徒歩5分。唐津市・中町商店街に2025年1月にクレープ屋「kikoaramode(キコアラモード)」がオープンしました。
地域に新しい風を吹き込むお店です。

この場所は、昼間はクレープ屋「kikoaramode」、夜はバー「matoriya」として営業されています。

コアラ×クレープが目印

緑色のドアの前に掲げられたカラフルな可愛い手作りの旗がお店の目印です。

「mode」はラテン語 modus(モードゥス) に由来し、フランス語に入った際に「流行・ファッション」という意味をもつようになりました。

その言葉と、店長「きこ」さんのお名前、そして大好きなコアラを掛け合わせ、「きこさんの最前線を届ける場所」として名付けられたのが「kikoaramode(キコアラモード)」。

ドアを開けると、カウンター席がずらり。中はバー仕様になっています。
ちょっと背の高い椅子にはなりますが、お子様連れもOK。店内でゆっくり食べても、テイクアウトもOKです。

週末のごほうびに美味なサクっとクレープ

アイスクレープ ¥700 

このクレープに違和感を覚えませんか?
クレープといえばやわらかい生地でペタンと折りたたまれているものが多いですよね。

写真からもわかるように、kikoaramodeの生地は立ち上がるくらい外側がサクッとしています。
実際に食べていただくとわかるのですが、これがめちゃ美味しい。

食感の良さとおいしい生地をつくるためにオリジナルで配合された生地のほんのり甘く、こんがりとした香ばしさを体感していただきたいです。

中のアイスも手作り。
ちなみにこちらのアイスは唐津茶入り。アイスは日によって味が変わるのも何度も行きたくなるポイントです。

今回のフルーツは桃、ナシ、マスカット。
こちらは季節によって内容が変わります。こんなに入っていて、700円は安い!

生地のサクッと感に果物がいい感じにコラボ。
果物も数種類入っているため、食べている間に色んな味と食感が楽しめて、最後まで飽きずに食べられます。

果物は基本、唐津や伊万里の地元産。
これも地元産なんですか?と地元果物のおいしさにも驚いてしまいます。

ランチに食べたいおかずクレープ

ホットクレープ 単品¥600 ドリンクセット¥1,000

日によって味が変わるホットクレープはランチにぴったり。
これに、紅茶を炭酸で割ったティーソーダがよく合うんです。

熱々すぎて、手に持っていられなかったので、お皿に置いていただきました。
今回は手作りのピザソース、ハム、とろけるチーズにモッツァレラチーズをトッピングでボリューム満点。ピザソースは手作りでほんとに美味しい。こちらは夢中で食べてしまい、すぐになくなりました。

ピザとは違って、クレープ生地で包まれているので、チーズがアツアツなんですが、サクッと食べやすい。甘すぎない生地と具材がよく合います。

具材は固定ではないので、「今日の中身はなんですか?」と気軽に、きこさんにお尋ねくださいね。

kikoaramodeは目の前でクレープを焼いてもらえるため、クレープを焼いている香りまで楽しめるのがとっても贅沢。

お店がコンパクトだからこそ、香りが外に逃げず、クレープが焼き上がる過程を眺めながらワクワクした気持ちで待つことができます。
外から中が見えない分、お店のドアを開けるときには少しドキドキするかもしれませんが、この素敵な空間に一歩踏み込んでもらいたいです。

他にも、唐津市七山のレモンとチーズを合わせた「レモンチーズケーキ」やクレープの定番「キャラメルチョコバナナ」などもあります。

みかんの時期には、地元のみかん園の方の完熟みかんを使用した「ショコラみかんジェ」が登場
みかんの甘さとほろ苦いチョコのかけ合わせがとても人気だったらしく、みかんの時期には必ず行かなくては!とすでに予定に書き込みました。

季節の果物の魅力を最大限に引き出せるように組み合わせを考えられているきこさん。
今後も季節ごとに色んなクレープが誕生する予感がします。

ドリンクもすごい!

レスカ ¥400

唐津市七山のクラフトレモンの果汁がぎゅーと詰まった「レモンスカッシュ(通称:レスカ)」はシロップが入った甘いものと、果汁オンリーのさっぱりの2種類を準備。

私と子どもは甘いレスカ。
お酒をよく飲むパートナーはさっぱりレスカ。

と好みに合わせて出していただけます。
アルコールがOKであれば、こちらをレモンサワーへの変更も可能

クレープとも相性がよく、甘い・さっぱり・甘い・さっぱりで無限ループに突入です。

ひんやりつめたいクレープアイスは"イベント"で

イベントに出店されるときには、冷凍クレープが販売されています。
お店で食べられるサクっと食感ではなく、しっとりタイプのまるでミルクレープのようなクレープアイス。

中に入れる果物は旬のものをメインに使用。9月のイベントのときには栗とお茶の2種類が販売されていました。季節によって味が変わるので、次は何の味なのかワクワクします。
最初は結構硬いんですが、徐々にアイスが溶けて変化する食感がまた楽しいんですよね。

我が家の3歳の息子はクレープを全然手放さずもぐもぐ。
しっかり冷やしてあるので形も崩れにくく、3歳の子どもだけでもこぼすことなく最後までおいしく食べられました。

地元の果物をもっと知ってほしい

高知県出身の店主・きこさんの地元は、柑橘系の果物が多く、酸味のあるスッキリとした味の果物になじみがあったとか。そんな中、唐津の果物を食べたときに、地元で作られている果物の種類の多さと驚くほどの甘さと濃厚な味に感動したのだそうです。

「傷が入っていてもおいしい果物の価値を届けたい」「このおいしさを多くの人に知ってほしい」という想いから、旬の果物を主役にしたクレープ屋さん「kikoaramode」をオープンしました。
きこさんの作るクレープは、その想いの通り、旬の果物がたっぷり。アイスにも果物を使用するなど、果物とクレープの新たな組み合わせで、次々と新しい味が生まれています。このお店のクレープをきっかけに、地元唐津の果物のおいしさを再認識する人もいるかもしれません。

現在は土日をメインに営業していますが、今後は営業日を拡大予定とのこと。
オープン時に旗が出ていない場合でも、準備中のきこさんがいらっしゃる可能性が高いため、諦めずに一度ドアをノックしてみてくださいね。

アイスクレープやホットクレープの詳しいメニュー、イベント出店情報などは、インスタグラムで確認できます。
唐津散策の際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

店舗名 kikoaramode
住所 佐賀県唐津市中町1871−2
営業時間 13:00〜16:30
営業日 土日
駐車場 なし 最寄りの有料駐車場をご利用下さい
公式SNS Instagram:@kikoaramode_crepe
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ライター

mon(もん)

佐賀在住のライターです。 珈琲と読書、絵本、そして“新しい発見”が大好き。 夫と3人の子どもたちとにぎやかで、時には穏やかな毎日を...

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