「見に行くだけのつもりだった」──。
そう笑いながら話すオーナー徳永さんと、この家との出会いの物語。
背景を知れば、きっと「CALALI」に行きたくなるはずです。
こっそり知っておきたい、歴史ある古民家カフェ
唐津市坊主町の郵便局横にある小道を進むと左側に現れる古民家。
明治11年に作られた歴史ある建物です。
駐車場はお店から90mほど先にあり、「CALALI」の名札が目印。軽自動車であれば店舗向かって左のスペースにも1台駐車できます。
少し歩いて改めて外観を見ると、その佇まいにおもわず声がもれるほど。趣のある姿が出迎えてくれます。
小さな戸をあけるワクワク感。
足を踏み入れると、歴史を感じさせるノスタルジックな空間が広がっています。
丁寧に淹れられたコーヒーで心落ち着く時間
カウンターで飲み物とスイーツを注文し、席へ。
何気なくカウンターに目を向けると、湯気のたつコーヒーカップ。
注ぐ前からカップを温めてくださっているのに気づきました。
そのさりげない心配りに触れ、こんなふうに丁寧にコーヒーを淹れる時間が、自分の日常にあっただろうか──と、ふと考えさせられました。
冬季限定のぜんざい
寒い日はつい食べたくなるぜんざい。
唐津で有名なたい焼き屋さんから仕入れたやさしい香りのあずきと、ぷっくり膨れたおもちがよく合います。
食べる度にほっと心が休まる、そんな優しさがあります。
夏にはかき氷が登場し、訪れるたびに季節の移ろいを感じさせてくれます。
まさか豆腐とは やさしい甘さのとろりんちょ
「とろりんちょ」というなんとも可愛らしいネーミングのこのお菓子は、チョコではなく豆腐から作られています。
楊枝で刺せるくらいしっかり硬いのに、口にいれると優しく溶けていきます。小さく切ってあるので、1つ1つをゆっくり味わって食べることができます。
静かな時間の奥にある、ひとつの出会い
CALALIに行かれる際は、ぜひお手洗いまで足を運んでみてください。
カフェスペースからお手洗いに行くまでの、季節を感じられるその場所には、つい立ち止まりたくなるような時間が流れています。
こんな素敵な場所ですが、徳永さんが出会わなければ、取り壊されていたそうです。
「ここは駐車場になる予定だった建物なんですよ。建築士の方たちが惜しんでHPに掲載していて、その紹介文の中に『お月見部屋があります』という一言があって。それだけで、見に行くだけと思って行ったら、もう、ここで何かしようってなって」と笑顔で話す徳永さん。
完成図に向かって創りあげるのではなく、どうしていくのがいいのかを家に教えてもらい、少しずつ形にしていると言います。
障子一枚、照明の角度ひとつ、畳の一枚一枚に至るまで、その想いが宿っています。
CALALIの公式HPでは、その一部をMOVIEでのぞくことができます。
訪れる前に見ておくと、「これがあれかぁ」と楽しさが増えること間違いなし。
徳永さんの時間があるときは、お部屋の案内もしてくださるとのこと。
「この場所のことなら2日間くらい話し続けられます」という徳永さんから、直接魅力を聴いてみてくださいね。
こんなに丁寧に扱われているからこそ、居心地の良い空間が作られているのだと納得できます。
【最後に】これからも
「絶対、僕の方が先にいなくなるんですよ、このお家より。だから今の時期を預かってるっていう思いがあって」
そう語る徳永さんは、自らを「家守」と名乗ります。
徳永さんご夫婦が預かり、作り出す空間は、多くの方がつい時間を忘れて過ごしたくなるような場所になっています。
時計が置かれていないのもそのためです。
年齢も、性別も、国籍も、時間も関係ない。だから時計も置いていない。
空間のあちこちにそんな思いが宿っています。
玄関をくぐれば、ちょっと外の世界とは違う空気が流れている─。
それこそが、始まりのころから変わらない徳永さんの想いです。
時間を忘れて、ほっと一息つきにCALALIへ出かけてみませんか。
| 店舗名 | CALALI |
|---|---|
| 住所 | 佐賀県唐津市江川町627 |
| 営業時間 | 12:00~18:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 公式SNS | 公式Instagram:@CALALI_1881 |
| 公式HP | こちら |
| 駐車場 | 3台 |
| 地図 |
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