くすきの杜のこだわりは店内だけにとどまりません。訪れた人の心身を癒す様々なポイントを、お散歩しながらご紹介いたします。
目次
入口から感じる心地よさ
道路に面した入口は神社を連想させるような清々しい作りとなっており、両脇を竹で囲まれた白い砂利道を通ると看板が見えてきます。
さらに進むとレトロな建物に囲まれた気持ちの良い芝生が広がり、思わず裸足で駆け回りたくなるほど。
右手前から漢方未病薬舗、麗美堂、レンタルスペースの寺子屋"楽"、奥正面が薬草工房です。
それぞれの建物については関連記事に詳しくご紹介していますのでそちらもご覧ください。
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【くすきの杜】東洋医学をもっと身近に!伊万里にできた新パワースポット~ディープな東洋医学編~
敷地内には様々な植物を目にしますが、どれも何らかの薬効があるものばかりで、その数なんと200以上!
各植物に設置されている説明ボードのQRコードを読み取ると、その植物を用いた商品などを検索することができます。
足つぼコーナー
芝生の中を進むと足つぼのコーナーが......
この日は二人の女の子が悲鳴を上げながら歩いていました。
大きな太極図
看板にもあった太極図が芝生手前の地面に埋め込まれていました。
よく見ると時刻と臓器の名前が彫られています。
これは時間で活発になる臓器を表しており、これをもとに食事をとったり運動をしたりすると健康的な生活を送れる指標になるという物です。
陰陽論というものも絡んできますが、簡単に言うと『人間も自然の一部なので季節や時間に合わせた行動をしましょうね』みたいな感じです。
鍼灸の施術にもこの理論を用いることがあります。
情緒ある建物のつくり
建物の外観を見ていると、どことなくほっとするような感覚になりました。
それもそのはず、建物のコンセプトは『古き良き日本家屋』と『大正モダン』のデザインを取り入れているとのことでした。
雨樋はなく、軒先の下には小さな堀がぐるりと芝生を囲んでいます。
雨が降ると、軒先から落ちた水滴が堀の中でポチャっと音をたてる様子は、それだけでも心身が癒されます。
この構造は京都御所をイメージして作られたそうです。
お買い物のついでに自然の情景を五感で拾いつつ、芝生で休憩するのもいいですね。
ドッグランで愛犬にも健康を
敷地内にはドッグランがあり、小型犬、中型犬を遊ばせることができます。
思いっきり遊ばせた後は、専用のシャワースペースでワンちゃんを洗うことも可能です。
さらに、ワンちゃん用の薬膳商品もあり、ペットも立派な家族であるというメッセージが伝わってきますね。
ウォーキングコース
健康とは切っても切れないウォーキング。
敷地外周にはウォーキングコースが設置されており、ここでもコースに沿って様々な植物が並んでいるので、季節の移り変わりを感じながらお散歩が出来ちゃいます。
距離はそんなに長くないので、ふらっと歩くにはちょうどいいなと思いました。
薬草園
ウォーキングコースの途中に少し開けた農園スペースがありますが、そこでは生薬などにも使われる植物を育てられています。
そのまま食べられるものや、天ぷらにすると美味しいものなど、実際に植えられているところを見ることができます。
どの時期にどんなものが育つのかがよくわかる『モデル農園』としての役割もあり、自宅栽培をするうえでもとても参考になります。
車中泊OK!RVパーク
2台分のRVパークがあり、キャンピングカーなどで旅行をされている方々への場所の貸し出しもされています。(要予約)
最近では道の駅などでも車中泊の制限があるので、こういった施設はとても嬉しいですね。
コンセントは1,500wまで対応しており、ペット同伴も可能です。
まとめ
店内も魅力的でしたが、店外もたくさんの見所が詰まっていました!
くすきの杜を出るまでが東洋医学と言っても過言ではありません。
東洋医学を通じて健康を提案する、まさに東洋医学の総合テーマパーク。
鍼灸師の立場としてもかなり魅力的に感じました!
様々なイベント、新スペースオープンの計画など、まだまだ進化を続けるくすきの杜から目が離せません!
最後に平野社長より
「皆さま、心身日々良好ですか?
楽しく過ごせていますか?
制限しすぎていませんか?
自分を承認して、自分を愛してますか?
健康はそこから始まります。
当施設は東洋医学に興味がありつつもいま一歩踏み出せない方の背中を押し、東洋医学の素晴らしさを体験していただく場所です。お気軽にご来店ください。」
店舗情報
店名 | くすきの杜 |
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電話 | 0955-23-0299 |
営業時間 | 9:00~19:30 |
定休日 | なし |
駐車場 | 有 |
WEB | https://kusukinomori.com/ |
地図 |
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